神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

バルトーク 弦楽四重奏曲 第3番

2005年04月01日 | 音楽
 本日の散歩のBGM。演奏はエマーソンQ。
 1928年初演。1,2番よりずっと分かりやすい。面白く聴きました。このクラスの作曲家になると無調でも感動できる音楽が書けるのかと感心しました。でも、途中で気づいたのですが、この曲はある意味、古典的なつくりになっているか、少なくともそう聴こえます。ごく自然な山や谷があり、起承転結を持って音楽が流れていきます。出てくる音形も耳慣れた感じですし、響きが現代的なだけです。そういう意味では19世紀以前の曲を聴くのと同じ態度で聴ける部分が多いと思いました。ただ、やはり緊張を強いられる感じはしますので、少し疲れますね。しょっちゅうは聴けない音楽です。
 タイトルの曲は短い曲でしたので、余った時間にプロコフィエフのバイオリンソナタ第2番の第2楽章以降も聴きました。演奏はクレーメル/アルゲリッチ。曲も演奏も第1番の方が良かったように思いますね。

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