手足を治すと体が治ります
将棋の加藤一二三さんが、インタビューの中で、
歯の治療をして、噛める様にしたら、
頭の回転が悪くなったから、
歯を元に戻して、
今の状態にしていると答えていらっしゃいました。
これは、体が自然に身を守る為に、
起した自然な変化が関係しています。
年を重ねるに従い、
足が衰えて来ます。
そうすると、上半身の動きは足の筋肉の力で支えられていますから、
上半身、手の力も衰えて来ます。
そして、物を噛む力も弱くなります。
その為、歯を失わせる事で、
顎の筋肉を使わせない状態にして行きます。
歯は失われますが、
上半身と下半身の筋肉のバランスは保たれる事になります。
ところが、歯だけを治す事で、
上半身、特に頸から背中の筋肉が緊張する事になります。
その結果、
脳を満たしている脳脊髄の組織への吸収が悪くなり、
脳を圧迫する事になります。
正常圧水頭症。
ものを考える事が難しくなります。
記憶力や、歩行障害、尿失禁などの症状を伴います。
加藤九段は、これを感じ取り、
対応されたと思われます。
この現象は、全ての方に起こりうる事です。
例えば、病み上がりに食べる「お粥」
これなど、
横になっている間に、足の筋肉が衰え、
上半身の動きを支えられない状態である為に、
あえて、
噛まずに食べられる、唾液の分泌が減少、胃の中に長く留まる。
消化が悪い物を食べる理由が、
ここにあります。
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