ゴーマニズム宣言ＡＫＢ４８論／小林よしのり

僕は１５年ほど、ゴーマニズム宣言ファンだ。

はっきり言うと、ゴーマニズム宣言に書かれている事の
３０％ぐらいしか共感は出来ない。でも、何故、読むかと
言うと、過激な内容だからだ。小林よしのりは、ゴーマニズム
宣言により脅迫や、誘拐などもされ、危険な目に合いながらも
使命感を持って独自論を主張し続けた。

映画「トーク・レディオ」の主人公みたいで、興味深いです。

真実を知るというより、小林よしのりの視点での見解を知り、
考えるキッカケになるのに良い。

従来の、堅い題材では無く、今回はＡＫＢ４８についての
１冊なので、いつもより楽な気分で読んだ。

思ったほど過激な内容では無いが、小林よしのりが、自分は
他のヲタクとは違うって、他のファンを馬鹿にし、劇場で大声
で応援するファンをキモイと書き、見た目で、親のスネかじりの
ぶんざいで、ニートのくせに、と、勝手な偏見満載だ。

小林よしのりも、投票用紙欲しさに、同じＣＤを数百枚も買っていて、
自分の買い方は正しいと正当化し、他の多数買うファンは馬鹿に
している。

独善的な崩壊した理論は毎度ながら随所に散りばめられています。

今回も共感は３０％ですが、ＡＫＢ４８に批判的だったおじさんが、どんどん
はまっていく様は、共感する事が多かったです。