山田峠の中腹という絶好のロケーションで営業しているパンと
洋食とコーヒーのカフェです。
周囲の緑とマッチした、ログハウス風のお店で、店内は
白色で統一され清潔感があり、レトロな雑貨などが置いてあり
お洒落でした。
店内はボサノバが流れてていて、ゆったりした気分を演出した
センスが利いています。何よりも、窓から見える、ジャングル的
なウッソウと茂った緑が、日々の喧騒を癒し、時間を気にせずに
身も心もリフレッシュさせてくれそうです。
アイスコーヒーと、きのこのパスタを注文しました。
まず、出されたお冷が美味しいです。浄水器で不純物を取り除いた
清水とは違う気がします。ほのかに自然の甘みを感じるので、湧き水
か川上流の水とか、地下水とか使用していると思います。(多分ですが)
水が旨いとなると、料理や、コーヒーに期待が高まります。
まず、アイスコーヒーがきました。アイスでは、コーヒーの香りなどは消し
飛び、コーヒー通はホットしか飲まない人もいますが、外があまりに
暑かったのでアイスにしました。キリッと冷えたアイスコーヒーは、
清涼感溢れる気分にしてくれ、食前のサッパリ感を味わえました。
ここで、嬉しい事に、バケットのフレンチトーストをサービスして頂き
ました。ラスク並のサクサク感で、中はシットリで、今まで食べたバケット
でダントツのNo.1です。僕は、ハード系のパンが大好きで、今まで
噂のパン屋で散々バケット系統のパンは買いましたが、群を抜いて
旨いです。僕が思っているバケットの先入観を根底から覆しました。
ここまで旨いと芸術とも言え、感動に値します。
ついに、きのこパスタがきました。何と美しい・・・。黄色や赤のパプリカ
や、ブロコッリーの緑が鮮やかで、食べるに惜しいほど綺麗でした。
厚切りベーコンがジューシーで、薄味で優しい味わいが、店の雰囲気
と調和していました。
マスターとお喋りも少ししました。4年間営業されていて、女性客が
大半らしく、僕のように男が1人で来るのは珍しいようですが、男でも
1人でふらっと来てコーヒー1杯でも時間の許す限りのんびり出来る
店を目指しているようで、僕を歓迎してくれました。
バケットが、あまりに美味しかったので、持ち帰り用に買い、家で
父にも振舞いました。ただ、父は、パンの大きさと同等のマーガリン
を塗るので、台無しですが・・。
ヌフ・ベーカーリー・カフェ(パン・cafe)
住所: 佐賀県唐津市神田434-2
山本の田園風景です。
僕は、田園が大好きです。田植えが済んだばかりの緑一面の美しきこの時期は
特に好きです。稲穂が実った秋もいいですね。冬場の哀愁こもった田園もいい
です。佐賀県も農家の高齢化が進行し、衰退の一途を辿っています。
後継者不足で、今年の新規就農者は10人程度のようです。
佐賀県も無利子の貸付や、低貸賃での田畑を貸したり、新規就農研修など
行政が青年新規就農者増加のバクアップをしていますが、なかなかUターン、
Iターンなどの実績は伸び悩んでいるようです。
いつの日か、この田園風景も見れなくなるかもですね。
僕が住んで、店をやっている菜畑も、幼少期は田畑が広がっていましたが、
今は宅地が増え、最近も田んぼを埋め立て住宅を建てていました。
僕の幼少期の鏡なんて田園しか無かったのに、今や中心部を追い越し
唐津市最大の繁華街に成っていますし、民家がまばらだった神田が
あんなに住宅街になるなって想像もしていなかったです。
僕の神田の友人の家も、田んぼや、畑や、山を沢山持っていましたが、
今や人手に渡ってしまっています。