Memorandums

知覚・認知心理学の研究と教育をめぐる凡庸な日々の覚書

定期試験をめぐって その1

2005-01-22 | Education for 学部1,2年
 今週で本務校の担当科目の定期試験が終了した。その結果についてはあらためて記すとして、1年次後期科目(心理統計)のことについてのみまずふれておきたい。
 最近2~3年間の顕著な傾向として、試験を欠席する学生が増加しつつある。今回は20数名(受講生の2割ほど)の学生が試験を欠席しており、これには個別の事情や退学のケースも含まれてはいるが、それにしても問題とすべきことと思われる。さらに、定期試験を受験して単位を取得できない学生がこれに加わるわけである。
 前期試験では欠席者が1割、単位を取得できなかった学生が2割ほどであった。前期の成績評価の結果と学生による授業評価の結果については、近々更新予定のHPで公開することになると思うが、講義であつかう量と進め方に具体的な工夫が必要ではあろう。
 単位を取得できない学生が増える一方で、前期試験では半数以上の学生がA(80点以上)となった。これは学生による講義の理解程度が2極分化していることのあらわれともいえるが、これについてはあらためて述べることにする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする