NHK日曜の朝の番組でサトイモが紹介されておりました。録画しておりませんので、番組内容について正確さに欠けるかもしれませんが、興味ある放送でしたので、ご紹介します。
サトイモの粘りガラクタンが脳を活性化するので、ガラクタンを抽出して、ぼけ防止等に活かそうという内容であったと記憶します。ガラクタンはガラクトースという糖がつながった高分子のはず、これがどうやって脳を活性化するのか???脳で使われるエネルギー源は主にグルコースです。ガラクタンとして摂取しても、消化されて、グルコースに変えられてから脳に達するのであれば、無理してサトイモを食べなくても、あめ玉でもしゃぶればよいということになります。
文献を調べてみましたが、サトイモのねばりはガラクトースとアラビノースが重合したアラビノガラクタンという物質のようです。アラビノガラクタンが脳に入るとか、脳を活性化するなどという報告は探した中では出てきませんでした。
サトイモは特有の粘り、食感を持ちます。これを口に入れると、「おもしろいやつが口にあるぞ、どうやって噛んで飲み込もうか?」と脳が活性化するのではないかと考えます。それなら、アラビノガラクタンをわざわざ抽出するのは何のためなのか???
頭がよくなるとの放送内容から、受験生の胃袋に無理矢理サトイモを押し込むお母さん方が出てこないことを祈ります。
サトイモの粘りガラクタンが脳を活性化するので、ガラクタンを抽出して、ぼけ防止等に活かそうという内容であったと記憶します。ガラクタンはガラクトースという糖がつながった高分子のはず、これがどうやって脳を活性化するのか???脳で使われるエネルギー源は主にグルコースです。ガラクタンとして摂取しても、消化されて、グルコースに変えられてから脳に達するのであれば、無理してサトイモを食べなくても、あめ玉でもしゃぶればよいということになります。
文献を調べてみましたが、サトイモのねばりはガラクトースとアラビノースが重合したアラビノガラクタンという物質のようです。アラビノガラクタンが脳に入るとか、脳を活性化するなどという報告は探した中では出てきませんでした。
サトイモは特有の粘り、食感を持ちます。これを口に入れると、「おもしろいやつが口にあるぞ、どうやって噛んで飲み込もうか?」と脳が活性化するのではないかと考えます。それなら、アラビノガラクタンをわざわざ抽出するのは何のためなのか???
頭がよくなるとの放送内容から、受験生の胃袋に無理矢理サトイモを押し込むお母さん方が出てこないことを祈ります。