時間つぶしに八重洲ブックセンターを歩いていて、驚きました。「占いは信じるな!」という本のタイトル、タイトルだけなら、「と学会」や物理の先生などが出版されるのであれば、別に不思議はないのですが、著者が佐藤六龍氏。これは衝撃です。私は、ビデオ化もされていない「ノストラダムスの大予言」という映画で丹波哲郎氏の扮する研究者にあこがれ、理系に進んだ者です。その影響もあり、学生時代は専門書よりも、占い本の方を数多く読みあさりました。当時の記憶で、ピカ一の理論派の占術師が佐藤六龍氏でした。そのあこがれの佐藤氏が、「占いは信じるな」とはいかなることか。
要約すれば、占いは当たりませんよ、占い師のいうことは参考意見として聞いて、本人が判断してくださいという内容です。そして、様々な占いについて批判されています。活字になったり、テレビ番組で取り上げられると、信用できるのかと期待しがちです。それを、こうして完膚無きまでに批判いただくと、売れればよい、視聴率がとれればよいというメディアに対して、批判的な目で見ることができるようになります。
本ブログの目的にもどりますが、占いや霊、予言の類については、視聴者、読者も、半分は冷めた目でウソかもしれないと思いつつ眺めています。これに対して、**に効く食品についてのメディア報道には、一般の方は科学的事実であり、間違いないものと信じがちです。そして、素人判断で実践し、病を招く可能性があります。はずれた予言はネットからも消滅しますが、食の怪情報はいつまでもネット上に残り、それがメディアで再度取り上げられて、さらに増殖するため、よりたちの悪いものです。
活字やテレビ番組を信じることへの警鐘として、すばらしい本だと思います。
要約すれば、占いは当たりませんよ、占い師のいうことは参考意見として聞いて、本人が判断してくださいという内容です。そして、様々な占いについて批判されています。活字になったり、テレビ番組で取り上げられると、信用できるのかと期待しがちです。それを、こうして完膚無きまでに批判いただくと、売れればよい、視聴率がとれればよいというメディアに対して、批判的な目で見ることができるようになります。
本ブログの目的にもどりますが、占いや霊、予言の類については、視聴者、読者も、半分は冷めた目でウソかもしれないと思いつつ眺めています。これに対して、**に効く食品についてのメディア報道には、一般の方は科学的事実であり、間違いないものと信じがちです。そして、素人判断で実践し、病を招く可能性があります。はずれた予言はネットからも消滅しますが、食の怪情報はいつまでもネット上に残り、それがメディアで再度取り上げられて、さらに増殖するため、よりたちの悪いものです。
活字やテレビ番組を信じることへの警鐘として、すばらしい本だと思います。