流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

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アニメ雑記 11/7 を語る

2010-11-08 22:00:34 | ■アニメレビューとか
●プリンセスラバー!
久々にアニメ一気見た。
マルドゥックスクランブルが公開したのでGoHandsの作品も一通り見ておきたかったりもしたし、
ずっと見たかったっていうのもあって一気に見れたなぁ。
とりあえず引っかかったというか好みだった回をメモ。



四話
絵コンテ・演出:金澤洪充 杉生祐一
作画監督:古田誠

聖華編。見る前はあまり意識してなかったキャラだったんだけど、
一番私生活が見えやすく、親しみ易いキャラだったんじゃないかなぁ。
冒頭、部屋の中でキャンパスに向かって過ごす日常もその一例。
他のキャラクターの私生活にヴェールがかかってるからこそ浮いてるくる部分。
そういう身近さを見せる部分なんかが個人的にはグッときたかなぁ、と。
温泉回で改札通るところとかで他のキャラと違って普通に通れてたり、
それがギャグとして通じてたどうかはわからないけど親近感は作ってたように思う。
哲平に温泉誘われて予定チェックしだしたりとか、ああいうのも普通にかわいかったな。

あと聖華は「初めて」っていうのが目に付くキャラだったように思った。
主人公が財力もって何をやるのかっていう部分を引っ張っていたと思うし、
たぶんファーストキス奪ってるし、最終回に最初にダンス踊ったりしていたし。

思うに他のキャラは主人公の力とか爺の権力があってフラグが立つ条件は整ってたけど、
聖華編は有馬哲平としてできること、やることを通すことで惚れさせるというプロセスがあって、
そういう主人公の成長とも取れる部分を踏まえてフラグ立ててるのがいいなと思った。
あと主人公の意識が小林哲平から有馬哲平にシフトしていくような回でもあったのかなーとか。
まあどうでもいい話。大体旧姓の小林だったことを触れるとこが少ないし。




五話
絵コンテ・演出:工藤進
作画監督:井元一彰

デート編。哲平のやりとりを見るメイドの描写って結構あった気がするけど、
最終的にこの描写が何かにつながっていたかというとちょっとよくわからなかった。
最終回のダンスの順番だと最後だけど、
普通そこは正ヒロインでくるべきとこだけどやっぱ優だよなぁ、
とも思えるトコもあってちょっと不思議な感覚。



大阪まで来て遊ぶ2人。
この回は姫様が庶民の暮らし、遊びに触れるような回にしてたけど、
その直前に背景で哲平を住宅街が見える側に置いてるのが気になった。
ここさりげなく同ポで2回見せてるのなんかを見てると、
姫様側が本当の庶民の生活に触れずにいることの指摘と、
この後の哲平の両親についての話に繋がる伏線になっているかなと思う。

あと普段がゴージャスな学校の中だったりするので、
このシーンでは現地の風景そのまま使ってるのがちょっと驚き。
日本の日常の象徴というと大げさだしどうなのって感もするけど、
哲平をそういう側に立たせているっていうのは結構重要なとこかなと思う。
有馬としてどう振舞うことができるかはわかったが、
まだ両親のことは終わっていないという意識もここにあるのかなぁ、と。
そうすると許すキッカケっていうのも大事になってくるんだろうけど、
その辺にもこの回では触れてたかなと思う。
そうえいばこの回の演出やってる工藤進さんが『マルドゥックスクランブル』の監督らしい。


あとシリーズ全体としてはやっぱ主人公がどのように両親の死を乗り切るかだったのかなと思った。
最後に敵を許す展開っていうのは1話で爺が望んでいた展開でもあったと思ったので、
有馬という性を受け止めることが結果的にあの展開に繋がったんじゃないかなとかちょっと思う。
小林哲平は復讐を誓っていたが有馬哲平はそうではないんじゃないか、という。
あまり触れられない部分なので、自分がその辺を気にしながら見てたという話ですが。
あと個人的には鳳条院聖華と藤倉優が可愛かった、と言えればいいかなという感じ。


話は変わるけど、
この作品見ててなんで『けいおん!!』の紬がなぜ個人的にヒットしなかったのかちょっと考えてたんだけど、
やっぱ金持ちらしいキャラ付けっていうのが通用しなかったキャラだったからなのかなと思う。
紬の弾き語りの曲が作中で出てこなくて不満の声が少し出てたと思うんだけど、
やっぱああいうのって金持ち側としての教養だとか、
そういうのを引き出す側面が強いからじゃないかなとちょっと思う。
そもそもピアノ引きたんならキーボードの飲み込みも早いんじゃないかとか思ってたんだけど、
バンドという周囲の音に合わせるっていう部分が不慣れで
「あんまり上手くないですね」
に繋がったのかなぁ、とか思ってみたりとか。
まあこれもどうでもいい話。

マルドゥックスクランブル公開中に見に行けるか微妙ですが楽しみです。


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