面白い。今までのFateと違うのは原作があるにも関わらず全く原作通りではないこと。
全7回のトーナメント方式や戦うサーヴァントはあまり変化はないんでしょうが、
そこに至るまでの中身が全く違う。
原作の名前を借りて全く違うアニオリ展開だけど、
でも原作者が再構成してるから許される、そういう作品なのが新鮮ですね。
学校とダンジョンと決戦場しかない淡白な原作の後だと、
今作の情報量には圧倒されるものがあります。
OP。
ネロ1人でひたすらアクション。
コロシアムっぽいところで戦うネロは正しくローマって感じですかね。
原作は基本的に相棒になるサーヴァント1基でひたすら戦闘をするので、
単独戦闘っていうのは原作の精神を反映されてる感じでグッときますね。
Fateのディーン版では最終話まで溜めてた髪ほどきもいきなり見せる。
しかし血のイメージが付加されたネロってどこかキスショット思い出しますよね。
長髪姿なんかもその辺をダブらせられる印象。
八瀬さんのコンテですが、
キャラ単独で見せ切るのはクビキリサイクルのEDでもやってましたね。
崩れ落ちる決闘場、落ちる水と溜まる薔薇。
下のカットなんかは劇場版少女革命ウテナのカツヨパートっぽさもあって、
ちょっとなんだろうな、という印象も受ける。
そう思うと、ネロの長髪姿も一種の変身としての扱いなのかな。
アクションも俯瞰や後ろ姿、
長剣の長さを意識させるような大振りも楽しく、
また次から次へと走っていくネロの颯爽とした姿がかっこいいですね。
決闘場の崩壊と下に突き抜ける氷、そして火柱。
下の面があるというのがまどかマギカの9話を思い出す感じ。
あの天地がひっくり返る演出。
どちらも異空間演出ですが、火柱と氷の柱を含め、
どちらも天地の地となり得る感じがそういう印象を作ってるのかな。
決闘場に流れ込んでくる水が強い意図を作っているカットですが、
その辺はまだ雰囲気でしか見れないかな。
話が進むと影の敵が実体を持ちそうな感じですが、
はてさてどう転がるのか。
上から下へ水の流れのような素直さはあるのか、みたいな。
戦いに熱を込めるでもない流し目の流麗な表情付や、
ラストの涙も印象的。
ネロの別の側面を見せてくれてる感があってゾクゾクする。
本編が割といつもの調子なので、今後どのようなネロが見られるか、楽しみです。
本編。
シャフトで風呂で富士山でって見ると、まだネタにしたいのかとか思ってしまう。
葛飾北斎はいつかシャフトのアニメでぜひ出してほしい。
直近の富士山の引用というか印象に残っているのが傷物語なので、
やっぱコンビものという点で連続してるイメージはあるのかもしれないな、とも。
まあどうでもいい話か。
聖杯戦争の仕組みや世界観の説明、状況の整理を行ってますが、
本編が異常な展開を見せてるので、
ネロの語る説明が常識的過ぎてその食い違いが気になってくる。
最優のサーヴァントセイバーとか、そういう語り口が主人公にとって、
かすりもしていない、空ぶってる感も。
やや断言できなくなったところでリップシンクを入れてその弱気を強調したりと、
ネロの反応が面白いシーンだったかなと。
しかしラダーの中ってどうなってるんでしょうね。
原作でいうマイルームみたいなものなんでしょうが、
広すぎる感あるし。
異常な一回戦。
しかし実体を保つのに必要なもので電力、
って答えは仮想通貨じゃないんだからさーという感じが。
閉鎖空間で喫茶店のやり取りもまたまどマギ叛逆っぽさもあり。
今回はネロがひたすらしゃべり、主人公のモノローグは少なめで、
2人の剥離を光の当て方で対比するようなシーンもありましたが、
主人公の内側をネロに打ち明け切れていないところが気になるかな。
1話のモノローグが割と熱を帯びたものだったので、
黙って何かを内側に抱え込んだ冷淡な姿とのギャップもあり気になります。
バーでのやり取り。
反転する奏者とサーヴァント。
グラス越しみたいなの見せられるとコゼットの肖像を思い浮かべてしまうのでやめて欲しい。
背景。主人公は大きな絵。
聖杯戦争はどうなったのか、ドレイクがマスターとかどうなってるのかと、
謎が謎を呼ぶ感じですが、ある程度は類推できますよね。
ネロの知がなぜこの世界の異常性を読み解くことに繋がらないのかとか。
まだ主人公の方が世界を理解しているっぽいのが気になるところ。
主人公=プレイヤーの図式が成り立っていないのが今作のポイントなんですかね。
刺された廊下に異なる次元。
1話でも幾多の世界の重なり合いがある場所があることを説明されますが、
この世界もそういった重なり合いによって引き起こされているのかどうなのか。
本線に出られないマスターたちの意識を呼び起こしていますが、
その怨念の、憎しみの発端は、重なり合いはどこからくるのか、とか。
原作の序章の延長線上にあるものだとは思いますが、どうなるのか。
金縁の額に赤い絵。
そこにネロが重なってとか色々狙ってるのかな感。
主人公めった刺し。
1話でもこれでもかと刺されまくってましたが、
それでも生きているのはなぜなのか。
公式HPでデッドフェイスの説明がされてますが、
うーん、なんかラスボスの手の平の上で踊ってる感さもありなんというか。
原作では超強い敵というだけの認識でしたが、
寓話的なところを感じさせられる感あるかな。
ED。細居さんによる演出、イラスト。
曲的にクズの本懐も連想しちゃうかな。花のモチーフもありますし。
フリップフラッパーズ的なファンタジー性もかな。
曲と細居さんの綺麗なイラストが魅惑的なEDでグッときますね。
熱いネロ押しの作品なので、これからもそこを楽しんでみてきたいところです。
そういえばコンテの黒沢守さんが第一階層のデザインを兼任されているみたいですが、
これからの回想もコンテを担当される方が階層デザインをされているんですかね。
転輪聖王デザインとか細かなクレジットが通常のクレジットの間に挟まれてるので、
ちょっと見逃しそうになる。
全7回のトーナメント方式や戦うサーヴァントはあまり変化はないんでしょうが、
そこに至るまでの中身が全く違う。
原作の名前を借りて全く違うアニオリ展開だけど、
でも原作者が再構成してるから許される、そういう作品なのが新鮮ですね。
学校とダンジョンと決戦場しかない淡白な原作の後だと、
今作の情報量には圧倒されるものがあります。
OP。
ネロ1人でひたすらアクション。
コロシアムっぽいところで戦うネロは正しくローマって感じですかね。
原作は基本的に相棒になるサーヴァント1基でひたすら戦闘をするので、
単独戦闘っていうのは原作の精神を反映されてる感じでグッときますね。
Fateのディーン版では最終話まで溜めてた髪ほどきもいきなり見せる。
しかし血のイメージが付加されたネロってどこかキスショット思い出しますよね。
長髪姿なんかもその辺をダブらせられる印象。
八瀬さんのコンテですが、
キャラ単独で見せ切るのはクビキリサイクルのEDでもやってましたね。
崩れ落ちる決闘場、落ちる水と溜まる薔薇。
下のカットなんかは劇場版少女革命ウテナのカツヨパートっぽさもあって、
ちょっとなんだろうな、という印象も受ける。
そう思うと、ネロの長髪姿も一種の変身としての扱いなのかな。
アクションも俯瞰や後ろ姿、
長剣の長さを意識させるような大振りも楽しく、
また次から次へと走っていくネロの颯爽とした姿がかっこいいですね。
決闘場の崩壊と下に突き抜ける氷、そして火柱。
下の面があるというのがまどかマギカの9話を思い出す感じ。
あの天地がひっくり返る演出。
どちらも異空間演出ですが、火柱と氷の柱を含め、
どちらも天地の地となり得る感じがそういう印象を作ってるのかな。
決闘場に流れ込んでくる水が強い意図を作っているカットですが、
その辺はまだ雰囲気でしか見れないかな。
話が進むと影の敵が実体を持ちそうな感じですが、
はてさてどう転がるのか。
上から下へ水の流れのような素直さはあるのか、みたいな。
戦いに熱を込めるでもない流し目の流麗な表情付や、
ラストの涙も印象的。
ネロの別の側面を見せてくれてる感があってゾクゾクする。
本編が割といつもの調子なので、今後どのようなネロが見られるか、楽しみです。
本編。
シャフトで風呂で富士山でって見ると、まだネタにしたいのかとか思ってしまう。
葛飾北斎はいつかシャフトのアニメでぜひ出してほしい。
直近の富士山の引用というか印象に残っているのが傷物語なので、
やっぱコンビものという点で連続してるイメージはあるのかもしれないな、とも。
まあどうでもいい話か。
聖杯戦争の仕組みや世界観の説明、状況の整理を行ってますが、
本編が異常な展開を見せてるので、
ネロの語る説明が常識的過ぎてその食い違いが気になってくる。
最優のサーヴァントセイバーとか、そういう語り口が主人公にとって、
かすりもしていない、空ぶってる感も。
やや断言できなくなったところでリップシンクを入れてその弱気を強調したりと、
ネロの反応が面白いシーンだったかなと。
しかしラダーの中ってどうなってるんでしょうね。
原作でいうマイルームみたいなものなんでしょうが、
広すぎる感あるし。
異常な一回戦。
しかし実体を保つのに必要なもので電力、
って答えは仮想通貨じゃないんだからさーという感じが。
閉鎖空間で喫茶店のやり取りもまたまどマギ叛逆っぽさもあり。
今回はネロがひたすらしゃべり、主人公のモノローグは少なめで、
2人の剥離を光の当て方で対比するようなシーンもありましたが、
主人公の内側をネロに打ち明け切れていないところが気になるかな。
1話のモノローグが割と熱を帯びたものだったので、
黙って何かを内側に抱え込んだ冷淡な姿とのギャップもあり気になります。
バーでのやり取り。
反転する奏者とサーヴァント。
グラス越しみたいなの見せられるとコゼットの肖像を思い浮かべてしまうのでやめて欲しい。
背景。主人公は大きな絵。
聖杯戦争はどうなったのか、ドレイクがマスターとかどうなってるのかと、
謎が謎を呼ぶ感じですが、ある程度は類推できますよね。
ネロの知がなぜこの世界の異常性を読み解くことに繋がらないのかとか。
まだ主人公の方が世界を理解しているっぽいのが気になるところ。
主人公=プレイヤーの図式が成り立っていないのが今作のポイントなんですかね。
刺された廊下に異なる次元。
1話でも幾多の世界の重なり合いがある場所があることを説明されますが、
この世界もそういった重なり合いによって引き起こされているのかどうなのか。
本線に出られないマスターたちの意識を呼び起こしていますが、
その怨念の、憎しみの発端は、重なり合いはどこからくるのか、とか。
原作の序章の延長線上にあるものだとは思いますが、どうなるのか。
金縁の額に赤い絵。
そこにネロが重なってとか色々狙ってるのかな感。
主人公めった刺し。
1話でもこれでもかと刺されまくってましたが、
それでも生きているのはなぜなのか。
公式HPでデッドフェイスの説明がされてますが、
うーん、なんかラスボスの手の平の上で踊ってる感さもありなんというか。
原作では超強い敵というだけの認識でしたが、
寓話的なところを感じさせられる感あるかな。
ED。細居さんによる演出、イラスト。
曲的にクズの本懐も連想しちゃうかな。花のモチーフもありますし。
フリップフラッパーズ的なファンタジー性もかな。
曲と細居さんの綺麗なイラストが魅惑的なEDでグッときますね。
熱いネロ押しの作品なので、これからもそこを楽しんでみてきたいところです。
そういえばコンテの黒沢守さんが第一階層のデザインを兼任されているみたいですが、
これからの回想もコンテを担当される方が階層デザインをされているんですかね。
転輪聖王デザインとか細かなクレジットが通常のクレジットの間に挟まれてるので、
ちょっと見逃しそうになる。
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