流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

けいおん! 12話(最終回?) を語る

2009-06-19 03:19:07 | <けいおん!>


ここは唯の家?なんだろか。
蝶が飛んでいたりとか狙ってる感ありあり。
そして最後にしてようやく紬回。



この辺、見ててちょっと気になった。
幻想世界的なものを感じ取ったというか。



澪のボーカル。
クチビルの強調はけいおん!でも見られましたが、
だいぶ今までのラインと違う絵柄と動かし方。
後半の唯も同じ方なのかなぁ。
澪は色っぽい感じが、唯は元気な部分が出て良かった。



ライブはまだ、終わらない。



内向いてからまた叫ぶってどうなの?っていう。

次回番外編があるけど、一応まとめ。
まあ、あくまで個人的になんですが、
この作品見てて気になったのが、彼女らの中のバンドへのイメージ。
例えば唯のバンドへのイメージがデスメタルだったのも1話で明かされるように男だったし、
1話で挙がったギタリストや梓がギターを弾いてるのを見た部員を見た姿は男性像。
4話では唯が男のバンド風なセリフと絵柄になり、澪を引きつけている面もあったり。

その他で11話の喧嘩では、男の子たちが正三角形を形作り、律の部屋にも正三角形があり、
男の子たちとの繋がりを連想させるようになってもいた。

そういうのを見てて、彼女らの中にはどこかバンド=男性というイメージがあるように見える。
さわちゃんがバンドを始めたのも男絡みだし、
どこか男性像が彼女らの音楽の中にあるように見えるんですよね。

そして、そういうイメージを持った彼女たちにバンドをさせるのって、
そういう憧れをトレースするための踏み台になってるようにも思えるというか。
男性像の後をついてきてるかのような部分があるように感じちゃうというか。
たぶん、さわちゃんが軽音でズッコケてしまったのは、
それは男性を追い越してしまったからじゃないかなぁ、と。

梓が軽音部のことで悩んでいたときに入ったライブハウス、
あそこで梓が男性バンドを向きながら、巧いけど違う、と感じたのは、
そういう男性像への憧れというか羨望を「軽音部」が持っていたからじゃないかな、と思うわけです。
彼女らの中にあるそういう「憧れ」というかが、梓を動かしたのでは、という。

そこでキーになってくるのが紬かなぁ、と。
彼女は女×女というものに目を輝かせる子で、男性への興味はあまり示されなかった。
部に入ったのも律の熱烈アタックだったし、どこか一歩引いたような部分も散見されました。
それが最後に誰よりも率先して音を出す存在になった。
ということは彼女もそうした男性的なものをトレースするバンドに参加しだした、ということなのかなぁ、と。

脚本も、4話と同じく花田脚本、というのもちょっと目がいく部分かなぁ。
花田さんは紬に何か託してる風でそれが具体的に何なのか掴めなかったんですが、
そうしたバンドを最終的に肯定する存在だったのかな、という風に感じました。

憂が最後に演奏の手伝いで舞台に立ってしまってもよかったのに、
さわ子先生が代理してるところなんかもなー。
結局、憂にとってはお姉ちゃんが一番なんだな、ということも伺えます。

最終話まで見て「けいおん!」から男性的なもの?を想像するにはちょっと無理がありますが、
まあ、彼女等のイメージにあるバンドってどんな風だったんだろうな?的な話でここは一つ。

脚本:花田十輝
絵コンテ:石原立也 山田尚子
演出:石原立也
作画監督:池田和美
作画監督補佐:門脇未来
楽器作監:高橋博行

バンドはまた石原さんかー。しかも原画まで担当されてる。何年ぶりでしょうね?
豪華な布陣という感じでしたが、やはりどうもカツカツだったのかなという印象が。
これからはハルヒしかないので?そちらの方に全力でしょうから、結構楽しみ。

「けいおん!」は来週が実質の最終回になりますか。
なんか、ただ振り回されて見てただけって感じになっちゃったかなぁ、と。
とりあえず次回に期待。


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