流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

青い花 2話 を語る

2009-07-09 04:41:00 | <青い花>


踏切が門のよう。
今回は空間の出入りというか、どこかに入ったり出たりっていうのが気になったかなぁ、と。
前回が仕切りというか壁を意識させられたのから一歩進んだ印象。
ふみがあきらを部屋に招き入れたりしてる展開っていうのがあるし。
ふみの父親や母親のやり取りなど玄関をよく見せてるのも印象的。

教室から出て文芸部に向かうふみちゃんだったり、
文芸部に行ったらバスケットボール部、他校の演劇部でプライベートが垣間見れたりと、
何かとふみが入り込んだ部室でキャラが深まっていく先輩だったり。
またまた仕切りを強調しつつ、泣いてるふみに近づくあきらだったり。
その際にまだ壁があるようにされていたり。
見ていてふみの回想でフレームの外にいる仕切りの無い空間にいる姉さんとの繋がりの対比として、
手を繋ぐっていう行為はお互いに踏み込むことなく相手を包むことができる行為なのかな、とか思ってみたり。
そういう踏み込めないジレンマと友情という包容力を感じるかなぁとか言ってみたり。
裏門を見つけたけど正門はまだ先っていうのもなんかな。
そういえば木漏れ日が強調されるのは、青、蒼、碧とかその辺の関連付けなのかなぁ。
禁書目録でも気になったけど>青



なんか新鮮だった。



なんという。



ヌルヌル芝居。髪。やっぱ田中宏紀さんかなぁ。
今期だけでもう何回見たかなぁ(笑)

Bパートでの部屋の中の芝居もエロい感じで良かったな。
内股がいいというか。



多くの小部屋と書き手紙っていう感じか。
京アニがデジタルならJCはアナログっぽいイメージが。
特に携帯電話だったりを今回排除気味だったりとか、
大正野球娘みたいに時代を逆行し始めたようのが面白いかな、と。
まあイメージの話なんでどうでもいいんですが。



下駄箱の箱のイメージがこの辺に繋がってる感じ。
開かれていくふみとは対照的に縛りと部屋の小分けを意識させられるというか、
複雑な内情を暗喩してるのかなぁ、とか。



校舎を大好きとふみちゃんが言ったり、泣き顔、弱みを見せる女だったり。
泣く女が泣く女を見るとか、部屋から出る瞬間と感情の発露を一緒に見せてるのが良いなぁ、と。
お互いに自分の空間から出ているのを関連付ける感じか。
左右の細かい差異は今後の伏線か何かなんだろか。
最後にサブタイが出ると、新しい人間関係の構築とかけていて、
なるほどーとストンと落ちるのも、気持ちよく終わってくれて良い感じだった。

脚本:高山文彦
絵コンテ・演出:長井龍雪
作画監督:矢向宏志
作画監督補佐:木本茂樹

話としてはあきらを通じて過去を克服しようとするふみが、
少しづつに外で向かっていく感じだったなぁ、と。
ふみの長髪とかはやっぱ目立ちますね。
田中さん入ってたりその辺は一貫して拘ってたという印象。

長井さんは秋からまさかのレールガンだからもうこの作品やんなそうなのがなぁ。
なんで長井さんがーと思ったけど、サンライズ成分を期待されてるのかしら。


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