流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

アニメ雑記 7/8 を語る

2009-07-08 05:37:41 | ■アニメレビューとか
●化物語
西尾維新のファンはどう見るんだろうなー、とか。
こっちとしては『シャフトの新しいアニメを見るぞ』という気分なんだけど、
向こうはアニメに西尾維新を期待してるのかなぁ、というか。
原作のダイアローグをできる限り使ってるっていうことはその辺への配慮なんだと思うんだけど、
どうなんだろう。



女の子を眺める雰囲気とか。
しかし、演出面では以前とそれほど劇的な変化は見られなかったな。
声優さんの演技ももっと詰め込んだものをやるのかと思ったけどテンポは普通。
雰囲気作りとしては音の方が気になるかも。
その辺あまり気にして見てなかった。



久々の渡辺明夫キャラデっていうことで個人的にはその辺がうれしい。
髪やメガネにかかる丸いハイライトって渡辺キャラの一つの魅力だよなぁ。
光沢っぽいニュアンスというか、光の雰囲気が加味されるのが好みというか。
あとデザイン的にリアル調にもっていきやすいのが、やっぱ強いのかなぁと思います。
目のアップなんかもそうですけど、そういう場面での説得力というかがやはり違うような、とか。
efとか通過した後だと余計にその辺意識させられるような。
そういうところでは渡辺キャラってやっぱ強いのかなと感じます。
そういえばこの作品、てっきり2クールだと思ったら15話なのね。
自分は『ひたぎクラブ』しか読んでないんで(未だに放置)先の展開見るのが楽しみ。


●CANNAN
化物語のように見ればわかる1話っていうのが素直な感想。
丁寧で面白い1話でした。



冒頭、大塚明夫の語り聞いてるとフルメタルパニック見てるような気分になる。



伏線とカナンの芝居。
髪なでつかしたりとか、なかなか見ない芝居なんで面白い。
つーかカナンって女の子だったんだなぁ。
本編見るまでずっと男だと思ってた。厚い胸板だなぁ、とか(笑)



しかしこうやって作品世界の魅力を語ってくれるキャラっているとうれしいような。
このシーンはマリア自身が凄いと感じるだけで、
世界が凄いわけじゃないというニュアンスのようにも感じますが。
血のイメージっていうのはやはり土台になる部分なんだろか。



俯瞰なんかは結構気を使っていたのかな。
しかし、この作品も『目』を強調するのな。
最近『空の境界』を見たのですが、それもやはり重要なのは目。
目というのは視聴者側がどれだけ作品が見えているのか、
という問いかけにも思えてきて少々複雑な気分になるよなぁ。
個人的に全てを見通せる目があるならぜひ欲しいですね。
なんかそういうのを欲して映像見てるって気分になる時もありますし。
そういうところで、奈須きのこ先生との作品とは波長が合うのかな、という気がします。
どうせ死ぬのなら色々知りたいよなぁ、というか。
まあ、どうでもいい話。



こういった痕跡の残し方はやっぱカッコいいですよね。
まさに王道というか。
視聴者とキャラクターに近しいものしかわからないカナンという名の存在。
この辺から次々とメタファーと絡めて畳みかけていって、
アクションと驚きの連続でとても楽しく見られました。
マリアの意味不明な状況にツッコミが入るのもGOOD。

アクションも意外性が結構あったなぁ。流石安藤監督って感じ。
ジャンプしてから棒捕まっての回転運動とか、引っ張られる画面が力強い。
そこから標的を確実にしとめていってるのか爽快。



竜退治やそれによっての街の引きの画など、
カナンが街の主役に躍り出たことなんかも見えてきて、
入れ込んで見ちゃう側としてはいい引き方だなぁと思いました。
次回以降のカナンの活躍が楽しみ。


コメントを投稿