流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

おとめ妖怪ざくろ 3話 を語る

2010-10-19 04:47:09 | <おとめ妖怪ざくろ>


前までの話とは違って今回は総角&ざくろ&櫛松に焦点を当てたような回。
冒頭の皆が他のところに出ていく辺りから、
TBでちょっと引っかかりを作ってたのかなぁ、とか。
今回はカットの内容で背景を多重スライドで動かしてみたり、
今までとは違った画面作りになってて特殊性も出ていたかなぁ、と。
Bパートで総角がきつねを目撃する前後とか朝帰りで3人で歩いてるトコとか。
前回までが関係を繰り返し強調するような格好だったし、
キャラもぶれさせてないみたいだったので今回は色々動かしてたなぁという印象。



キラリ総角。でもキラリが消えた後しばらく回しててちょっと右側が不安定な感じ。
妖人に対するビビリやキラリが無くなった後、総角というキャラには何が残るのかっていう、
総角の宙ぶらりんなとこをエグるようで見てて総角辛いなーとか思ったり。
根拠のない慰めなんか見ててもそう。
その果てが子供と遊んだりみかん剥いたり(前回までの食べ物をあげること)することだったり、
キツネの妖人の容姿を褒めてみたりみたいなところしか良いとこなかったかもしれないけど、
パートナー、妖人をよく見て受け止めてやるっていう役割は果たしているっていう、
そういう微妙な立ち位置がなんか難しいところだよなぁ、なんて思ったり。
2人の関係は深まったけどっていう部分の印象が強かったなぁ。
ざくろのトラウマ克服だったりも大事だけど総角の今後はちょっと気になるなぁ。





キャラの描写がそういう微妙な空気だったので、
ギャグだったり場面転換でいきなり寄ったり動きで目を引くようなカット挟んでテンポ作ってるとちょっと安心する。





バトルも前回までとは違って寝間着で。
総角が歌い出したとこは吹いたなぁ(笑)
ざくろの表情なんかは今回一番長谷川キャラっぽい気がしたけど、
今考えたら長谷川キャラデ作ってウテナを一回ちょろっと見ただけなのでよくわからない。
凹みだったりで唇強調してるのとかいいな。
今回はざくろの表情なんかは全体的に良かったなぁ。

最後は崩したキャラとテンポよくフレームインしてくるキャラと打って変わって楽しいシーン。
いつもの日常に戻ってきたかと思いきや総角がどっかいってる。
総角自身はざくろとの関係を否定しようとする態度はとらないということなのか、
皆の前に出てくることができないのか、とかちょっと引っかかる部分だったかなぁ。
あと新EDは1回おあずけか。
次回は薄蛍たちの回っぽいしそこでお披露目だろうから2人のカップルっぷりが今から楽しみだなぁ。

脚本:岡田麿里
絵コンテ:福田道生
演出:佐藤光
作画監督:松下郁子
作画監督補:山下道隆 若山政志
総作画監督:長谷川眞也

多重スライドなんかは佐藤さんなのかなと思ったけど1話の桜の木でも少しやってたようなとか。
とりあえず松下さんはチェック。長谷川さんはどのくらい総作監入るのかなぁ。
宿屋?の外装の見せ方がちょっと実写っぽい雰囲気だったりとか、
豆蔵オフ台詞での電車内でのやり取りの良いんだったりとか2人で寝てるトコでのやり取りとか、
そういう空気感も楽しめたし良かったかなぁ。


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