流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

おとめ妖怪ざくろ 4話 を語る

2010-10-26 03:01:43 | <おとめ妖怪ざくろ>


総角の「体が勝手に」ってやっぱサクラ大戦でも意識してるのかねぇなんて思っちゃいますね。
前回の何もできてない総角と側にいるだけでいいと思ってるざくろのすれ違い。
しかしなぜ陸軍少尉が必要だったのかっていうのがいまいち見えてこないんだよなぁ。
この作品あまり説明をしないところが良さでもあり短所であるのかなとか思う。





薄蛍が頭を下げてる状態って周囲を意識すると軍人が妖人を何かしら悪い扱い、
利劔が薄蛍を罰しているっていう、そういう風にも見えちゃうんじゃないかなとかちょっと思った。
そういうのって利劔側としてもやっぱ嫌なものなんじゃないかなとかも思ったり。
そんな心配を他所に薄蛍へ利劔が気をきかせてる辺り見るとホントかっこいいなぁ、とか思う。
そこで薄蛍の主観的な2人の世界に入っていくのとかもああいいかなって思ったけど、
薄蛍に前を向かせることで2人が一緒に歩いていることの意味合いの変化みたいのを見たかったかなとか。
こういうときにあの双子を一緒に見せなかったりとか、描写の仕方がなんか半端に見えるんだよなぁ。
あの3人が一緒なら周囲の奇異の目が妖人へ差別の目線だと思えるのかもしれないけど、
今回は利劔がうつむいた妖人を連れているっていうところへの目線が気になっちゃうかなぁっていう。
まあ1話の流れからしたら妖人への差別の目線なんだろうけど、イマイチ腑に落ちないかなぁ、というか。
あーそれを終盤の電車内でやってるのかな。よくわからん。
まあどうでもいい話か。

追記:見返してみたら双子たちと薄蛍たちの歩いてるとこの対比は作ってたみたい。見落としてたなぁ。
   あとニコニコ動画で配信されてるの見たらなんか櫛松がネタにされてて驚いた。
   1話で妖人の説明端折っていきなり出てきたのがやっぱインパクトあったっぽい。



泣き顔で口プルプルさせてるのとか良かった。
能力に関する演出も利劔目線を繰り返したりして見せてたけど、
1話の時点で結構距離感近づいてた気がしたし、
薄蛍が能力のことについて打ち明けるのを悩んでいたっていうのもよくわからなかった。



なんか薄蛍はズルイなぁ。
ずっと俯いてて、その目の先にいる子供も傷つけ助けることができず、その子供の強さに救われちゃってる感じ。
そんで電車の中で利劔とイチャイチャしてもう周囲の目が気にならなくなりましたって、なぁ。
総角が無力さに自覚的なのに対して薄蛍はその無力さで救われすぎなんじゃないかなぁ、とか。
うーん、でも十分苦しいっていう場面もあるしそういう流れになるのも致し方ないのかな。
やっぱ利劔のカッコ良さで全部カバーされちゃってる気がする。
そういうところでは総角たちとは守るもの、守られるもので性差が出てる感じかなぁ、とか。

全体的にアップメインで薄蛍なんかは結構可愛く感じられたけど、
それ以外はどうもぐっと来なかったかなぁ。
最後がざくろのタオル投げでハーモニーで締めってのもなぁ。
利劔と薄蛍がメインの話だったんだしその2人で締めて欲しかった。
なんか色々とかみ合わせが悪い回だったかなぁという感じ。
次回以降に期待。


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