流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

夢喰いメリー 2話 を語る

2011-01-14 02:55:36 | <夢喰いメリー>


メリー2話。
今回は光と影の分割っていうかが1話よりはっきり出ていた気がする。
夢の中の人物と語る少女が出てきたけど、
その2人の対話を印象づけるようなシーンなんか見てて、
光が電気スタンドのその上から出ててなんでスタンド光でこういうのを狙わないのかな?
という風に気になったんだけど明確に彼女がその自然から切り取られた場所にいる、
そういうことなのかなぁ、とか思った。
夢の中の住人の話すその場所は夢の中なのではないか、という。
そうやってこの世ならざるものとの交流っていう浮世だつ現実のシーンを、
現実にはあり得なそうな光でもって切り取ってるっていう面白さがあるかなぁ、と。
彼女の主観が夢と現実を同居させているっていうそういう感じなのかなと。



月と闇と廃墟とメリー。
メリーの瞳が夢だと白、現実だと黒っていう指摘を読んだからか(見た先のURLが出てこない)、
帰りたいっていう思いを抱くメリーが見る月の白さがメリーの帰りたい場所を描いているようで、
月がいっそう印象深く残るシーンになったなぁとか見てて思ったり。
月いいよねぇ、月。
炭酸ジュース関連の繋ぎ方も面白かった。



電線やら変圧器やらが印象に残ってるんだけど、
ドーナツ雲を見るメリーのとこを見るとドーナツ雲のアップで2本電線が出てて、
これはドーナツを他の2人とも食べたっていう関係性繋がりがやっぱ電線なのかなとか。
まあどうでもいい話。
ドーナツ雲ってメリーの見る空想っぽいけど、
これも夢と現実が同居してるメリーだからこそ見える、
見えさせる雲なのかなとか少し思ったりとかも。

しかしメリーって今までゴミ漁って食いつないできたのかなぁ。
空腹を訴えるのは現実に馴染んできたからかなとか一瞬思ったんだけど、
本編見返したら冒頭で既に空腹を訴えてたっていう。



ゆみとセリオの白昼夢。
メリーと夢路のやり取りの裏で別に起こってる事件の描写。
ハサミが罠になっていたっていうのも引っかかるトコで、
夢の世界の描写見てなんか一気にキャシャーンっぽくなったぜとテンション上がったんだけど、
作画面でもちょっと引っかかりがあったかなぁ、と。
フェリオが出る前になんか光ってエフェクト飛ぶのがちょっとガイナ臭い描写だなとか。



なんか衝撃波の描写というかが吉成曜さんっぽいな、
とか思ったんですが手元にあるのみたらそうでも気も。
特にゆみが足を取られる辺りとかこの辺とかのエフェクト変化なんかはそれっぽいとか思ったんですが。
タイミングなんかはちょっとパカついた印象で違うものなんだけど。
過去の冨岡寛さんっぽいとこ見るとあんましそういう印象なかったんだけど、なんなんだろう。



セリオが消え、ゆみの夢も消え。
2人の部屋でのやり取りで印象的に使っていた夢と現実を繋いでいた花びらが散る辺りとか物哀しい。
セリオが消える辺りは白黒で分割されてたけど、
夢の中で具象化されたゆみの夢の破壊っていうのを引き立てる感じなのかな。
夢は夢の中だけでなく現実にフィードバックされるっていうそのものが弾けた感が強いかなと。
まあ寝てみる夢と将来の夢のかけ方っていうのが少し気になる感じだけど。
その辺はシリーズで何か匂わせる感じになるのかなぁ。

メリーの一人でやるっていうのと夢路のメリーを助けたいっていう気持ちのすれ違いで締め。
メリーと夢路の関係や謎とか気になるトコが出てきて1話より次回への期待が高まる感じ。
次回も楽しみだなぁ。


コメントを投稿