ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス 5話を語る

5話と6話は同じDVDに収録されていて2本で約26分なんですが、実に充実してます。

illusionV「黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて湿ったところが好きなわりに速いせーぶつ」



ハレ晴レユカイとは正にこのこと(笑)
矢島晶子は淡白なキャラの方がインパクトある気がする。ビッグオーが懐かしい。

脚本：横手美智子　　コンテ、演出：武本康弘　　作画監督：池田和美
原画：北之原孝将　堂園小愛　古賀馨　門脇聡

この頃の京アニはちょっと感心してしまいます。水島回に比べても全然見劣りしませんね。作画面では6話の方が楽しめるんですが、動かすという点よくやってると思いました。こういったシンエイ動画などの流れの動きが今の京アニに残ってると思うんですが、それがリアリズムをやろうとしたとき邪魔になってるんじゃないかなぁ、なんて思ったりします。I.Gなんかと比較するとですが。
グゥの中の人が暴れてるトコとかが北之原さんなのかなぁ。かなり動かしてます。

この話は演出がとても面白かったです。淡白なシーンと激しいシーンの入り乱れた感じがギャグっぽくて面白いです。最初にハレがアレの存在を感知するシーン。雰囲気や字幕を使った演出が緊迫感があって良いです。この話は多少違うところが入りますが、ほとんどをハレの視点から話を見ているのが良いのではないかと思います。ハルヒでいうキョンのモノローグみたいな。出てくるキャラも淡白な擬人化されたゴキブリとグゥぐらいですから。ハレのゴキブリに対する心情の落差を強く表現してるのが面白い点です。

なのでこの後6話が続くと5話のインパクトが強くて6話の前半がダレた印象を持ってしまって勿体無いんですよねぇ。そこが残念なところです。