
オーシャンズ13を見に行く。
最近のアメリカ映画はリメイクやCGに頼りすぎで
おもしろくないと言われている。
映画は娯楽という観点からすればこの映画は
すごくおもしろかった。
13を見られる方は、11も12も見ていられると思うが、
(私の場合、ぐ~んとさかのぼって、「オーシャンと11人の仲間」から・・)
ジョージ クルーニーとブラッド ピットの会話に奥さんの愚痴を
こぼしていたり、マッド デイモンが前は坊や扱いされていたのに
今回は一丁前な仕事をしたり、シリーズとしての
おもしろさもあり、悪役のアル パチーノもあの目、あの声で適役だったし
とにかく、暑さをぶっ飛ばしてくれる、楽しい映画だった。
セリフの中にシナトラの名前が何度かでたきたり、仕事が
終わって、仲間が花火を見上げるときに、シナトラの
「This Town」が流れて演出も粋だなと思った。
Life 天国で君に会えたら の試写会に行く。
38歳の若さで亡くなった、飯島夏樹さんの半生。
真っ青な海、空。ウィンドサーフィンのレースは
初めて見たが、すごい迫力。一家のさわやかな笑顔。
人生の期限を言い渡されて、前向きに立ち向かう飯島さん。
でも、そこまでに至る、嘆き、苦しみもきちんと
描かれていて、泣かされる。
子役の長女もよかったし、双子ちゃんも末っ子もかわいい。
私的には、伊東美咲がちょっと物足りない。
エンドロールに映し出される、ご家族の写真に
見入ってしまい、エンドロールの文字が
まったく読めなかった。やはり、実際の写真の威力はすごい!
重いテーマの作品は避けてきた。
原作の表紙の、裸足で土手の上を歩いている
女性の姿に心魅かれて見ることに・・・
自分の背中で死んでいった妹
腕にのこるケロイド
生きている事に後ろめたさを感じながらも
明るく生きている 皆美。
印象に残ったのは、銭湯でほとんどの人の
体に残るケロイド。それが当たり前だったというシーン。
胸に突き刺さる・・・
そして現代、祖母、伯母、そして母も原爆症で
亡くしている、七海。
父の後をつける事で、自分のルーツを見つめる事に。
経験した方は、話したくない。知らない者は
そんな話は聞きたくない。と、戦争の話も原爆の話も
風化していく。
本で、映像で残していく、伝えていくことは大切だ。