今年の松井はかなり違うぞ!!

2006年02月22日 | 松井秀喜
WBCが近づくに連れ、日本も合同練習に入りその中心人物はやはりイチローである。彼の才能や野球観はいまさら言うまでもないがとにかく日本の切り込み隊長として牽引していくのは間違いないであろう。そこで我らが松井秀喜だがニューヨークメディアの質問はWBC不参加の理由に集中された。ボスのトーリ監督は、松井の決断に間違いないと豪語している。誰しも日本の4番としての勇姿は見たかったがそれは過去のことであり俺も今年のヤンキースをまさに牽引する人物は松井秀喜であると思う。本人も難しい決断であっただろうが今季の意気込みは並々ならぬものだと思う。ヤ軍の世界一奪回のために苦渋の決断を下した松井をトーリ監督は全面的に支持した松井には「シーズン最後まで戦い抜ける力をタンクに蓄えておいてほしい」と、逆風にさらされている松井をかばった。ニューヨーク各紙も松井の姿勢を尊重。「マツイは何も後悔すべきではない」という見出しのコラムが掲載されたそうだ。正直あのアメリカですらWBC自体正直盛りあがっていない。スーパーボールでもPRし、MLB公式ページでも宣伝は欠かしていないようだがファンやマスコミも盛り下がっている現状である。世界一決定戦という桧舞台は素晴らしいとは思うが、1876年にナリーグが設立されてから130年の野球史でこの2006年が第1回というのも?がつく。また投手の球数制限でかなり王監督と投手、ブルペンコーチも頭は悩ますだろう。「ルールは一緒」とは言うがいきなり普段手馴れていないボールで投げること、もっと根本を言うとメジャー人気とそのシステムは常に進化し成功しているが日本野球の低迷はまだまだ多くの課題がある。白熱したWBCか?お祭りで終るWBCか?興味はあるが、そういう苦渋の選択の中、ボスにも球団に全幅の信頼を任せている松井秀喜はとことんキャンプに集中し、ロケットスタートでヤンキースの世界一を奪回しマンハッタンの秋の空が「晴れのち紙吹雪」とお天気キャスターに言っていただきたい。