清原が充実の涙、これも仰木マジックなのだ。

2006年02月23日 | 野球
憧れた巨人にFAで入団し毎年がラストシーズンだっただろう清原。俺は特に好きではないが、彼は日本球界の逸材であることは自他共に認めざるをえないだろう。ただ一番良かったのはPL学園時代と西武に在籍した数年だろう。無冠の帝王は、ファンから人気はあってもチーム内でのゴタゴタやマスコミトラブルは絶えなかった。まあ人気もあり注目される証しであるのだが・・・。しかし、昨日充実した第一次キャンプが終わり清原が泣いた。目を潤ませながら「収穫は新しく野球をする仲間ができたこと。イチローと野球ができたこと。」を挙げていた。宮古島でも人気ぶりは健在であった。主役が清原だったことを物語る。中村監督も「清原に始まって、清原に終わった」と絶賛した。総観客数は、宮古島キャンプ史上最多の1万7400人。4560人だった昨年の約4倍だったらしい。中村ノリも異端児に見えてしまうが、イチローの第一声は「濃いチームですねーー」だった。WBCがあり今年はまだイチローが日本にいる。あの清原もイチローと野球が出来たことを嬉しく思っていた。唯一の恩師という仰木さんが亡くなられてもイチローはオリックスキャンプにも参加。清原も「マスコミとこんなに打解けたのも仰木さんの写真を見ると落ちつくんです」という。関西出身の清原よ!!今年はある意味最高のキャンプではなかったでしょうか?歳をとると涙もろくなるけれどいい涙だったと俺は思う。巨人に居た頃より活き活きしているようにも見える。強いオリックスであるよういい意味で牽引していって欲しいものだ。