ヒンギス復活!!シャラポワに完勝。

2006年02月05日 | スポーツ全般
スイスの妖精「ハイジ」が帰ってきた。
ヒンギスのブランクを感じさせないプレーには圧巻。まして相手は人気、実力、容姿端麗なシャラポワだった。ツアー40勝、4大大会5勝、ヒンギスの目が潤む。元女王が涙をぬぐう。コート上のインタビューで「言葉にできない。うれしいの一言」と答えた。4年ぶり復帰の元女王と、ランク4位ながらトップに上り詰めたシャラポワとの初の対決。立ち見席まで埋めた満員のファンが息を潜める中、静かにスタートした。いつも強打のシャラポワに対し、ヒンギスはサイド、エンドラインにへ攻めて対抗。 思わぬ展開にスタンドが今度はざわめき始め、凡ミスの目立ちだしたシャラポワに対し、正確なストロークは変わらない。試合後「第2セットはファイトを失った」と語ったシャラポワを問題とせず1時間6分、ストレートでケリをつけた。解説の松岡修造も緊張感がなくなれば一気にヒンギスが畳込むと豪語していた通りの結果だった。3年のブランクで復帰戦にあのジョンマッケンローから「復帰してもやれる」という言葉がヒンギスの支えとなったようだ。少女として数年前に来日しこぞってスイスの女王をマスコミは追った。TV企画でも明石家さんまとのテニス対決とファンも楽しませくれた。大人になった元女王の昨日の試合は天才から味のある玄人好みのプレーでファンを魅了してくれた。ヒンギス復活は女子テニス界にとっては、また楽しみが増えたのは間違えなさそうである。