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映画100年、ヒーロー1位はグレゴリーペック。

2006年02月07日 | エンタメ
先日アメリカ映画のヒーロー、悪役ベスト50という番組があった。昔の映画が好きで最近は映画館に足を運ばなくなってしまった。本当はいい映画も上映していて大スクリーンで見る映画はやはりシアターへ行きたいものだ。そろそろアカデミー賞の季節となりこんな特番がやっていたわけだが1位の「アラバマ物語」弁護士役を演じたグレゴリーペックがヒーロー1位となった。(因みに悪役はハンニバルのアンソニーホプキンスだった)ヒーローは正義の味方で悪を倒すというイメージが真っ先に思い出す。このアラバマ物語も大恐慌真っ只中の1932年、アメリカ南部の町モンローヴィル。この街に住む2児の父親で正義感の強い弁護士アティカス・フィンチは身に覚えのない暴行事件で起訴された黒人トムの弁護を引き受ける。しかし、トムの有罪を信じ、黒人に対して偏見を持つ街の人々はトムを弁護するフィンチに冷たく当るが、彼の子供達は、冷たい態度や脅しに動じないフィンチの勇気ある行動を目の当たりにしながら大きく成長してゆく。閉鎖的な南部を舞台にした映画である。これでペックは初の主演男優賞を手にするが馴染みがあるのはオードリーヘップバーンとの「ローマの休日」だろうか?しかしこの社会派映画は現代を風刺し時には政治批判や世界の様々な問題提起をする。最近でもいろいろあったが「シンドラーズリスト」も実話ながらスピルバーグが見事に我々の心に当時の悲惨ながらも勇気あるシンドラーの姿を描いてくれた。スーパーマンや007、インディージョーンズ、悪役にはアニメの魔女やダースベイダー、ゴットファーザーのマイケルコルリオーネ演じたアルパチーノ、タクシードライバーのデニーロと様々の映画からヒーローと悪役が選出されたがやはり昔の「歩くカリスマ」とも言われたグレゴリーペックの容姿と演技は作品にも恵まれ納得の1位だと思った。
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