曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

福島土産

2020-02-05 | 絵  ②スケッチ

前回のM子さんの「春だより」カードが好評のようですので、以前彼女から頂いたお土産のスケッチをご紹介します。 描きやすいものばかり描いたのか、「赤べこ・黒べこ」のこっくりした塗りの根付等々がないのが残念ですが・・・

彼女と最初に会ったのは、日本絵手紙協会が主催した、中国の蘇州の小学校で正式導入されていた絵手紙教育の現地指導プロジェクトに参加するために向かった羽田空港で、たまたま大分早目に集合場所に着いてしまった二人が初対面ながら言葉を交わして・・・以来15年余りのお付き合いです。

当時、中国の蘇州では学校教育に絵手紙を取り入れていて(現在どうなっているかは分かりませんが・・)絵手紙協会が依頼を受けて、教育現場で絵手紙指導をする企画があり、参加者募集に手をあげて、お気軽観光気分で出かけたのでした~~ 絵手紙のベテラン指導者を中心に何組かに分けて、授業を行うという計画で、私は指導者の助手といった気楽な立場でしたので、授業がない日は観光めぐりを楽しむのだ~~と意気揚々と出掛けたものの、毎食フルコースの中華料理に参り、その上お腹を壊し上を下への大騒ぎ・・・ 持参した正露丸はサッパリ効かず、授業はなんとか参加できましたが、観光はいまいち乗り切れず、おまけに国営のお店だから、と信用して買った大粒の淡水パールイアリングは、帰国後すぐに金具の具合が悪くなり、修理に出してみれば、修理の人が言うことに『言いにくいことですが、これは真珠ではなくセルロイドです。』と。 ム、ム、なんたること!! 散々な旅でした~~

M子さんは、私の調子悪さを心配してくれながらも、最初のうちは元気いっぱいで活動に参加していましたが、帰国近くなる頃、彼女も私の特注のお粥を分けて、ということに・・・ いろいろあった蘇州での絵手紙交流の旅を共に体験して、彼女とは更に仲良くなれた気がします。

 

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帰国後、掛かり付け医に話すと、腸内細菌が日本とは違うので、海外旅行には予防薬を持参して行くことがお勧めと聞き、それ以来東南アジアと中国への旅には予防薬は必需品となりました。 でも、これからはそんな心配もないか・・・・・ナ??

 

 

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