曲り角の向こうには新しい世界が
広がっているでしょうか・・・
昨日のにわかT家のメンバーの集いは予想通り
とても和やかで楽しい時間となりました
夫の旅立ちに際し 葬儀や相続はじめ色々な関連事項で
大変お世話になった元農協の役員さんは
女性達のおしゃべりに戸惑いながらも
自然と輪の中に溶け込んで
楽しそうでしたし
昨年夫が救急車で運ばれた時以来
何かと気を遣って下さる
ご近所のご夫婦も
すっかり我が家の様子を心得て
会話を盛り上げてくれました
誰よりも元気印の卓球と麻雀命の彼女は
(13年もの間町の民生委員を務めていたそうです!)
明るい話題で座を取り持って
終始笑いが絶えませんでした
当の私は涙も見せず?(出ず?)
何だかカラリとした風でしたので
励まそうと思って来たかもしれない友達は
チョッと拍子抜けした
でしょうか
嬉しいことに 皆さんいい葬儀だった
と言ってくれました
お花いっぱい フルートの生演奏
そして
棺に入れた絵手紙を一枚一枚見ながら
大粒の涙を流してくれた卓球の彼女も頷いてくれて
何だかこれで ようやく一段落した気分になりました
夫の介護7年目に入った3年前にブログを新しくした時
ブログタイトルを「曲がり角の向こうに」としたのは
今日のこの日を迎えることを
心のどこかで意識していたのかもしれません・・・
介護生活を卒業した今
確かに曲り角を曲ったのです
なるべく早く元気な姿を夫に見せられるよう
新たな独りの人生を生きてゆくスタートラインに
立ったということでしょうか
夫の施設に毎日行く必要もなく
洗濯ものも届けなくてよくなり
絵手紙を描くこともなくなりました・・・
何よりも夫のことを心配しないでもよくなった
日々を戸惑いながら
前へ進んでいくしかありません
今日は強い風が吹いています
風は苦手です
それでも 木々の枝先には春を待つ芽がのぞいています
気が付けば今日は結婚記念日です
目出度くも昨年50周年を迎えたのでした