曇っていはいるけれど、雨は降らないようだ・・・家にくすぶっているより、少し外を歩いてみよう・・・と、一昨日隣町の野生植物園へ山百合を見に行った時に手渡された、「游ったり散歩 とね」の小冊子の中で見つけた、鎌倉街道を歩くコースを。
スケッチは出来ないかもしれないけれど、いつものスケッチ用のリュックに小さなスケッチブックと耐水性ペン(細)と、水筒、タオル、おやつなどを入れて出発。 途中までは車で。 近くのお寺に駐車させて頂いて、いざ出発。
いいぞ、何だかテンションが上がってきた・・・
茨城のこんな田舎に鎌倉街道??と不審に思いながら、立て看板を読むと・・・
小さくて不明瞭ですが、源頼朝が鎌倉に幕府を開いた時、軍事目的だけでなく、年貢やその他物資輸送のために鎌倉へ通じる道を整備し、その道はもともとあった古道を再整備したものも多くあったと考えられていて、これらの道が「いざ鎌倉」で有名な鎌倉街道と言われるものだそうです。
隣町の利根町の鎌倉街道は、下総国府(現在の千葉県市川市)から常陸国府(茨城県石岡市)に通じる道路の一部であったと考えられています。 現在残っているのは奥山・押戸地内のごく一部で、そこを今日歩いてきました~~ うっそうとした竹林の先がそうだ・・・と以前から聞かされていましたが、ヘビや虫が沢山いそうでずっと避けていました。 出掛ける前に町の観光課に問い合わせてみると、道は大分整備されているので危険はないそうですので、人もあまりいないだろう・・・とリュックを背に歩き、本当にいい汗をかいてきました~~
見出し画像は街道入り口です。
まず竹林の中を行きます
続いて杉林に変わり
休憩場所も整備され
しばらく行くと
この奥に王子神社
初めて見る野の花があちこちに咲いていました
やがてちょっとした広場にでます
急坂を下りると
なんとお寺(根本寺)の裏に出て
あっと言う間に、中世へのタイムスリップウオーキングが終わりました
チョッと拍子抜けの感もしないではありませんが、過疎地指定を受けた町の、活性化事業の一つだと思います。 利根町は文化活動が盛んで、特に利根町(TONE)にかけて音楽活動がとくに盛んです。 夫も何年か前まで、理解ある団員の皆さんのお陰で混声合唱団に入れて頂き、コーラスを楽しみ、年1回の文化祭には礼服に蝶ネクタイをして仲間の皆さんと舞台に立っていました。 温かな町です。
帰りは鎌倉街道ではなく、里の道を歩いて、帰りました。 往復で約5キロ、6,900歩のウオーキングでした。 街道では誰にも会うこともなく、マスクなしで歩けました~~ チョッと怖かったですが・・・
帰り道の祠などを・・・
長々とお付き合い頂いて有難うございました。
スケッチは出来ませんでしたが、いい気分転換になりました。