飯寿司（いずし）

小隊長（妻）です。

お正月は 猟もお休み、の～んびりと過ごしています。
２日に兵長の実家へ行き夜まで過ごし、帰宅したのが午後１０時半でしたがすでに氷点下１０度でした～。（涙）

上の写真は兵長の義母お手作りの『飯寿司』です。

北海道の郷土料理で、鮭やハタハタなどを米麹・ご飯・大根・人参・ゆずなどを合わせて漬け込んだ発酵食品です。
約１ヶ月樽に漬けて乳酸発酵させます。

結婚当初はとても口に合わず、一口も食べられなかった飯寿司です。
なんというか、酸っぱくて臭くて米麹にどうしても慣れませんでした。

子供の頃から食べていると良いのですが、ちなみに兵長は飯寿司が大好物でいつも義母からたくさんいただいてもペロッと一人で食べていました。
私は何年も食べられなかったのですが、ある時食べてみたら美味しいと感じてしまって、以来食べるようになりました。
でもそのままではチョット苦手なので醤油をかけて食べています。

今では飯寿司を作る人も少なくなってきたようで、よくスーパーで売られている飯寿司を買っていくお年寄りも見かけます。

私は今年も美味しく義母が作った飯寿司をいただき、ちょっと作りたくなりました。
来年のお正月に食べられるよう、義母に教わって今年作ってみよう思います。
お腹にたっぷりと卵が入ったハタハタを漬けても美味です。

なんだか、慣れて来ると癖になる食べ物です。
酒のつまみにもご飯のおともにもなるこの北海道の郷土料理を絶やさずにしていきたいですね。