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GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

技能講習前練習で、スキートを撃ってみた

2012-09-23 21:38:54 | 射撃・狩猟
北海道に移住して、早や3年。

あと1週間もすると、移住後4回目の猟期スタートであります。
今年は引越しのため猟友会の支部を移ったので、狩猟者登録を自分でやったであります。
残るは、国有林の入林許可・・・・・、あぁ、メンドクサイ。。。


3年といえば、来年早々に銃の所持許可更新でありますなぁ。
法律が変わって、次回の更新からは射撃の技能講習を受けないとならないでありますよ。

散弾銃の技能講習って、トラップやスキートの皿(クレー)撃ちであります。


実はワタシ、普段は1発弾命、ホトンド皿撃ちってやってないであります。
ってことで、本日、技能講習前の練習にGO!であります。


ヒトヒトサンマル時、いつもの帯広国際射撃場到着。

すると、さすが猟期前、大勢のてっぽ撃ちの方々。。。
仕方がないので、車でお昼寝2時間。。。。。


さて、トラップとスキート、どっちにしようか?
ワタシのM870の散弾用銃身は28インチの固定フルチョーク、トラップよりスキート向きってぇことであります。

んで、肝心の成績は・・・・・、

バーン、アレッ?・・・バーン、アレアレッ??・・・・・、

当たらん。。。
5発連続でハズレ。。。。。
ワタシって、こんなにヘタだとは・・・・・。

バーン、6発目にようやくヒット。。。
ここからコツが掴み始め、最終的に16発当り!

2ラウンド目は少々点数が下がるも、技能講習にはノープロブレムってぇやつであります。


射撃練習後、銃砲店の方と話をしてたら、

『○○さん(ワタシ)って、ブログやってません?』

愛知県から十勝に移住してるんだから、バレバレでありましたな。


これで、猟期前の射撃練習もOK。
明日にでも、技能講習の受講申込みをしてこよう。



あ″・・・・・、その頃は猟期が始まってるじゃん。。。。。
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2012年今期最終戦

2012-03-25 23:35:13 | 射撃・狩猟
本日3月25日で約6ヶ月に及んだ対エゾシカ戦も終了であります。

ワタシは・・・・・、ヒトマルマルマル時起床でありました。。。。。


・・・と、いうのも・・・、


昨日24日はワタシの4*才の誕生日。
大♂のトロフィー狙いに向かったのは実家のある白糠町であります。

先ずは、4月から東京の大学に進む姪に御祝いを渡すために実家へ。
兄貴と姪っ子と雑談していたら、段々雪が強く・・・。

『ちょっくら、山行ってくるわぁ。 この雪ぢゃ、遭難するかも。』

と言い残し、奥山の林道へ進軍であります。
この言葉がこの後・・・。


林道の入り口に着いた頃には、雪も止み、曇り空のグッドコンディションであります。

終猟間近ともなると、ハンターさんの姿は無し。
人気のある猟場でありますが、貸し切り状態であります。
猟圧も下がって、林道を進むとあちこちでエゾシカ軍の姿が。


敵兵を発見すると降車して、装填、射撃体勢をとるのでありますが・・・。
出会うのは♀ばっかり、モチロン引き金は引かないのであります。


これは絶好の練習になるでありますな。
だけど、7、8回目ぐらいで飽きてきた。

本日の目的は、トロフィー狙いなのでありますよ。


ヒトゴマルマル時、斜面上の潅木の中に中型の♂発見。
距離約40m,打上げ10m、雪深い斜面を登っての回収は少々シンドイでありますが、最終戦でのボーズは避けたいところ。。。

即倒した敵兵は、雪の斜面を滑り、なんとワタシの傍まで落ちてきたでありあます。ラッキー!

肝心の角は残念ながら貧弱な変形角、トロフィーとはならないでありますが、無事終猟であります。




・・・で、帰り道、少々雪深い登り斜面を進軍中、車体下部から“ドンッ”と異音。
なんと、前輪への駆動が抜け、トランスファーのセレクトレバーもビクとも動かない。

スコップ片手に1時間奮闘するも、後輪駆動だけになった愛車“痔無兄”号は、脱出不能であります。

携帯は‘圏外’、ここから最寄の民家までは約15km、日没まで1時間、林道で見たハンターさんはランクル1台のみ、それも既に帰ったかも・・・。


意を決して、徒歩で行軍開始。

車では平気でも、人気の無い林道を歩くのは寂しいものでありますな。
40分程歩いたところに、例のランクルがやって来た。

‘地獄に仏’、この言葉の意味を深く理解したワタシを、無事実家まで送ってくれたのでありました。

この場を借りて、改めてお礼を述べるものであります。


地元の友人にダットラを借り、60頭の搾乳を終えた兄貴と2人、痔無兄号を残した真っ暗な林道に到着したのはフタフタマルマル時。
こんな夜道を歩かなくてホントによかった。。。

痔無兄号を救出して、実家に戻ったのは、フタサンサンマル時。
帰宅したのは、日付も変わった時刻をとっくに過ぎていたであります。


踏まれたり蹴られたりの誕生日。
誰も居ない山奥でピックアップされたのは超ラッキー。
結果オーライなのか?


否、この後、痔無兄号の修理代が待ってるのだ。。。。。。。
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童話 北の国の片田舎から 第7話

2012-03-01 09:58:45 | 射撃・狩猟
北の大地の片田舎にメタボなおじーさんとグータラなおばーさんが住んでいました。
おじーさんは今日も山へエゾシカ猟に行きました。


・・・って、すっかりこんなクダラナイのを書いていることを忘れていました。

そうそう、2月5日のお話です。
おじいさんが朝からパンに食いつきながら言いました。

「おばあさん、今日は一緒に山へ行かないかい?」

「行ってあげてもよろしくってよ」

そんな訳で途中のコンビニでおにぎりを調達、山へ入る前に食べてお腹一杯になって猟欲が無くなりました。(笑)
途中、温泉を発見!・・・の前に山裾に血痕を発見!

「人だったらヤバくない~?」

「いんや、あれはエゾシカの血痕だべさ」

とりあえず確認に言ったらエゾシカの残滓がド~ン。
脚を持ち上げたらすっかり抜き取られておりました。
・・・っていちいち確認するなって思うけど、気になるし・・。

気を取り直して温泉発見!

「ねぇーねぇー温泉入りたいねー 鉄砲がなかったらな~。」

車に置きっぱにする訳にもいかないので「ここまで来たんだからシカ探すべ~」

音楽消して窓開けて最初はおじいさんが運転、いきなり「いたーーーー」エゾシカみっけ!
わかるかにゃ?


おじいさんが狙ってる頃にはダッシュ!シカも必死に走って行ったのでした。
おばあさん「回収できそう?諦める?」おじいさん「いんや回収できる、追うぞ!」

林道は左に曲がっている、大抵シカは途中で止まって振り返る、曲がったところで遭遇率高し。

「天気晴朗なれど波高し」と言ったかどうかはさておき、シカが立ち止ってこちらを見てます「バーーーン」

続けて2頭目に「バーーーン」本日の猟はこれで終わり~。

「さっ回収するべ」と後をついて行ったら「ズボッ!」おばあさんは動けず。

「た・・助けてーー」おじいさんは「ハッハッハーー」そんな訳でさっさと諦めて車の中で大福餅を食べていたおばあさん。
デザートはポッキーとバナナです。

「戦したら腹へっちゃってさー」と、な~んにもしてないし。

おじいさんが回収へ行く途中、バナナをほおばっていたらシカが頭を上げだした。
「えーーー生きてるじゃん、おじいさん早く楽にしてあげて!」

「分かってるけど雪で早くたどり着けない~」

何度も頭を上げて苦しんでいます。
バナナどころじゃなくなって見守るしかないおばあさん。
おじいさんの姿をとらえたシカの悲痛な鳴き声が山に響きわたっておりました。

おばあさんは初めて泣きたくなりました。
おばあさんは初めて辛いと思いました。

そして、おじいさんの行動の一部始終をずっと見ていました。

「シカが苦痛で鳴いてるの、初めて見た・・・」ボソ・・

おじいさん「そっか・・オイラも最初に獲った時は、ウッて来たな・・・」

他のハンターさんは最初に獲った時、嬉しかったのかなぁ~それとも少しチクッてしたのかな・・・と思いながら下山しました。






そしてこうなりました。


シカは美味しく頂きました。
私の血となり肉となり、鉄分補給をしてますます血の気の多いおばあさんになりました。

シカは良質な脂とタンパク質、女性に不足しがちな鉄分は他の家畜よりずっと多いです。
そして食べ過ぎても胃にもたれず太りもしません。

もっとたくさんの人がシカを食べられたらいいのになぁ~と思ったのでした。


そして・・・「おじいさん、あと1頭お願い」と性懲りもなくお願いしたおばあさんなのでした。
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残滓

2012-02-24 12:44:19 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

※ 一般の方にはキツイ写真を載せます。
  血が苦手な人、スプラッターがダメな人は退出して下さいね、責任は取れませんので。


久しぶりに雪が降って朝から雪掻き(兵長が)してました。
苦手な雪掻きも兵長は好きみたいですね。
早起きして楽しそうに作業していました。

明日、明後日も雪、雪、雪・・・豪雪地帯の皆様は本当に大変だと思います。
この冬、北海道は雪の事故による死者が23名、重軽傷を含めたら340名になるそうです。

プチ都会暮らしでは考えられなかったことがいっぱい。

なにより自然が豊かで野生動物と隣り合わせで生きているので、ヒグマに襲われたとか、馬に引きずられたとか、牛の角が刺さったとか、驚いてしまいます。
また、脳梗塞や心筋梗塞での死亡も多く私の周囲でも珍しくありません。

都会とは違った危険があることを、先日兵長と山へ入って雪に埋もれて動けなくなって実感しました。
底なし沼のように体が落ちていきます。
動けずじっとしていると、気温が低いせいで雪が体にまとわりつきながら固まってしまいます。
私はスノーシューを履かなかったことを後悔しました。

雪って本当に怖い。



さて、タイトル通りエゾシカの残滓の写真を載せます。

ハンターさん達には平気でも一般の方にはキツイです。
兵長も、普段からこのブログに掲載している獣の写真はボカシを入れて配慮していますしね。

でも、私は兵長が山でエゾシカを撃つ、止め刺しをする、解体をする場面を見て命をいただくということを考えさせられています。
そして無残にも林道脇に、民家のそばに捨てられているエゾシカの残滓がどういう事態を巻き起こすのかです。
最近では冬眠しないヒグマもいるそうです。
エゾシカの残滓は野生動物のご飯になりますよね、民家のそばに残滓があったら住んでいる人は危険にさらされるわけです。

この写真は先日、兵長と山へ入る途中で見た残滓です。


道路から血痕が見えたので兵長と確かめに行きました。

腹抜きされて肉だけ取られていましたが、カラスやトンビが数十羽、上空に群がっていました。
回収が難しいのであればせめて雪を被せて見えないようにするとかの配慮は必要な気がします。

こちらは林道に入って1km付近の林道脇でカケスが残滓の脂をつついている場面です。
カメラを向けたら数羽いたカケスは飛び立ち、この子だけ逃げずに居座っています。


回収が楽チンな場所なのですけどね。

そして、これは去年の3月、白糠の林道に捨てられていたエゾシカの残滓です。


ここは残滓てんこ盛りのメッカで、ここでハンティングする地元のハンターさんならすぐ分かる場所ですね。
毎年、私の背丈ほど積み重なって捨てられています。
雪が被っている間はそんなに目立たなくても雪解けと同時に姿を現わします。
鳥やキツネに食べられて骨と皮だけになっています。
北海道は鉛弾の使用は禁止されていますが、毎年それでも鉛中毒でオオワシ・オジロワシが死んでいます。
つまり鉛弾を使用しているハンターさんがいるということです。

そして少し行くと牧場があり人も住んでいます。
ヒグマがついたらどんなに危険かハンターさんなら分かっているはずですよね。

私は猟期中、兵長の猟に付き合うのは2~3度程度ですが、その度に目撃するということはいかに日頃から残滓が目につくところにあるかですね。

ハンターに対して風当たりが悪くなるのは当たり前ですよね。

なにより、エゾシカを手負いにしないで欲しいです。
エゾシカは撃っても100m走ることもありますし、撃った場所で血痕が見つかればほとんどのハンターさんは追跡しますよね。
出来るだけ見つけて止めを刺して回収していただきたいものです。

先日、ブログに載せたエゾシカの料理は撃っても死にきれずに兵長が止め刺しをするまでしばらく鳴いていたシカのものです。
大切に大切に美味しく頂きました。
本来、狩猟はそういうものだと思っています。

と言っても、一般の方にはなかなか理解していただけないことだと思いますが。
でもね、家畜も野生動物も同じ命なの。
命を食べて生きています。
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新猟場開拓

2012-02-05 23:55:08 | 射撃・狩猟
ここのところ、毎朝の気温が-18℃程のさぶ~い日々が続き。。。
今朝の-15℃を上回り暖かく感じてしまうのであります。

さぁ、今日はナニして遊ぼう・・・・・?

我が家の冷凍庫は、まだ隙間があったでありますな・・・。

ノンビリとした朝食の後、小隊長殿(奥さん)と共に、エゾシカ軍討伐に出発であります!


実家の白糠町の猟場ばっかりぢゃ、芸が無いでありますなぁ。

今回はいつもの猟場ではなく、職場がある町の林道へGOであります。


数本の林道を廻った後、本命の林道へ突入。
時刻はヒトヒトサンマル時、そろそろ敵軍の活動が活発になる頃であります・・・って、「いたぁー!」

左手の川の向こう側に、逃走中の敵兵(♀×2)発見!!


車で先回りしたところで、敵兵が停止。


降車してA-BOLTに装填、距離約50m、手前の♀にド~ン、即倒、一丁上がり。
続いて、奥の♀に次弾をド~ン、一瞬跳ね上がり10m走ってバタン、二丁上がり。
ダブルで頂きであります。


だけど、ココからが大変、川を渡って、膝上まである雪をラッセルであります。


更に、雪深く足場の悪い斜面をよじ登り・・・、


ようやく到着  ふぅ。。。


最初のシカはネックに着弾したのでありますが、まだ息があり、悲壮な声で鳴いているであります。
苦しめてしまったことを詫びながら、ナイフで止めを刺し、放血終了。

2頭にロープを結び、ラッセル再開であります。


この後、トロフィー狙いで更に進軍するも、敵兵との遭遇は無く終了であります。



まぁ、小隊長殿にいいとこ見せられて結果オーライ。

マダマダ、猟欲の衰えないワタシであります。
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童話 北の国の片田舎から 第6話

2012-01-13 21:57:16 | 射撃・狩猟
北の大地の片田舎にメタボなおじーさんとグータラなおばーさんが住んでいました。
おじーさんは今日も山へエゾシカ猟に行きました。


猟期が始まって何ヶ月が過ぎたのでしょう・・・このじーさんは獣を獲ってくる兆しなし。
ジンマシンに身内の不幸が立て続き、週末は潰れて・・・もにょもにょ以下省略、と言い訳してたのでした。

猟師というものは「獲ってこ~い」とうるさく言うより完全シカトするのが一番であります。
そのうち頑張って獲って来なくちゃ!美味しく食べてくれる人達のためにも頑張らなくっちゃ!と、私の顔色を見て奮起するのであります。

まるで浮気したダンナにガミガミ言うより、しらんぷりして愛人のほうが業を煮やして「いつになったら奥さんと別れるのよぉ~」と騒ぎ出し・・・
するってぇ~と、うるさい愛人に気持ちも冷めて結局お母ちゃんのもとへ帰ってくる!・・・みたいな感覚に似ています。(本当か?)
しらんぷりを決め込むとかえって「何とかしなくては・・・」と思って軌道修正するんでございます。

ちなみに兵長は浮気をしたことがありません(たぶん) 
したら分かるも~ん、女性ってそういう能力があるんだも~ん。


そんなことはさて置き、昼寝してシカが現れるタイミングを読むって?新手の手法ですか~。
私がいっしょなら「さくさく動け」と言っていることでしょう。

いつも通りで解体して帰ってきたのは良いけれど、持って帰ってきたシカさん二頭は大まかに解体されていました。
朝、玄関まで新聞を取りに行ったら獣がど~ん・・・「う~んシカ臭い」

おばーさんは「なんじゃこりゃ~」とは言わずに「シカの舌は取って来たのぉ~」とまだ寝ているおじーさんに聞いたのでした。
おじーさんは「なんか、が忙しくてさ、取ってくる暇がなかったのよねぇ~」

むむむむむ・・・「シカ舌は必ず取ってきてって言ってるじゃないのぉ~」

「そんなこと言ったって・・・」← だったらどうして頭ごと持って帰らないんだ、私が引っこ抜くのに~。(ウソ)

「まぁ・・いいわよ、この次は絶対ね!」 「へ~い」
で、一日解体してお客様の下へ旅立って行ったのでした。

あくる日、「ねぇ、あと何頭獲ってきたらいいの?」と聞きながら「冷凍庫に一頭も入んないよ」と言うおじーさん。
つまりおじーさんは『冷凍ストックが欲しいなぁ~』と言っているのです。

・・・・無理だから!


それにしても、朝起きてお風呂にシカが居なくて良かった!(笑)
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復活の日

2012-01-08 23:48:59 | 射撃・狩猟
毎度“GO GO ヘナK小隊!!”を御贔屓の皆様、特にてっぽ撃ちの皆様におかれましては、
『最近、狩猟ネタのアップが無いじゃん。』
と、思われていることでありませう。。。。。


初猟でスカポンタンを決めて以降、第2戦・第3戦と半矢製造マシンに成り下がっていたのであります・・・・・。
その後、愛車“痔無兄号”で自爆して、助手席ドア交換&車検&etc.で長期入院。。。

痔無兄号が復活したとたん、今度はワタシの身体に原因不明の蕁麻疹発生!
体中が痒くて痒くて、夜も眠られない程だったのでゴザイマス。

その後、病院で処方された薬が功を奏し、痒さから解放されたと思ったら、所用で週末が潰れ。
年末年始は不殺生を決め込み、寝正月のテイタラク。。。

小隊長殿の冷たい視線に耐え切れなくなったこの週末、遂に重~い腰を上げる日がやってきたのであります。


復帰戦に選んだのは、いつもの林道。
開戦時刻のマルロクゴォサン時に合わせ、進軍開始でありますが・・・。

「速い!!」

地元ハンターさんも入る林道なので、エゾシカ軍の逃げ足は相当でありますな。


ヘッポコなワタシは、スレていないエゾシカ兵を求めて山奥の林道へ。。。

数回エゾシカ軍に遭遇するも、発砲できず。
キタキツネ軍には宣戦布告せず。


こうなりゃ、敵軍が活動する午後の時間帯まで、林道の路肩で御昼寝でありますよ、フンッ。


ヒトヨンマルマル時、心地良い目覚めと共に復活!
気合を入れて進軍開始!!


5分後、敵兵(♀×3)と遭遇。
距離約40m、打ち上げ。
真ん中のシカを狙ってド~ン、即倒、当ったり~!!
後ろのシカに第2弾ド~ン、逃走、外れ~。。。

最初のシカは、立ち木に引っかかったので、深い雪の斜面を登って回収、フゥ~。

とりあえず1頭確保。


進軍再開10分後、今度は単独の敵兵(♀)が前方を横断。

距離約50m,銃を構えてスコープのクロスを敵兵のネックにロックオン。
そして、フト考えた。

「愛車“痔無兄号”に乗せるにはチョット大きいかも?」
「先程撃ったばかりだし、逃げたら撃つの止めよっかな~。」

それでも、木の陰で微動だにしない敵兵にド~ン、即倒であります。

林道脇まで引っ張り出したところで、通りがかったハンターさんと情報交換。

すると、そのハンターさんが、いきなり 『ギョエ~!!』

なんと、回収してきたシカが足をバタバタさせて動き出す?!
ネック撃ちで即倒した筈が、生き返ったか???

実際は、弾が骨に絡んでなかったので、息があったのね。。。
ナイフで止めを刺し、一件落着であります。

腹抜き処理後、予想通りに痔無兄号への積み込みに大苦労するも、通りがかりの別のハンターさんに協力してもらい結果オーライでありますな。


新年最初の猟で、ワタシも復活であります・・・・・・・・・・かな?????
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紅葉狩りのつもりじゃなかった(笑)

2011-10-23 22:05:36 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

生憎の雨で兵長のエゾシカ猟も中止の日曜日。
例のごとく兵長の「何処遊びに行く?」ときた。

猟期が始まって山の中へ鉱物採集は危険だし、実際釣り人が誤射された事件があったので余計に行きたくありません。
それでー、「留真温泉に行きたいなぁ~」と言ったら、兵長ナニヤラいそいそと隣の部屋へ。

留真温泉は浦幌町の山中にあるひなびた温泉で、暫くお休みをしていたのですが今年から再びオープンになったそうです。
露天風呂の上には楢の木があり、ヒグマの爪あともくっきりのプーさんの生息地。

するってぇ~と、兵長はガンロッカーから散弾銃出しぃ~の、バラ弾出しぃ~の・・・「へっ?バラ弾」

兵長「山鳥獲りに行くの」

・・・・まっ、まぁいいとして、いざ留真温泉へGOです。

ところが鉄砲持参でしょ、温泉にまったり浸かる訳にもいかず天ぷら蕎麦を食べて車に戻り、その先の山ん中に突入~。
少し広めの川を横目に林道をまっすぐ進むと、一頭のエゾシカ~。

広い河原で「メノウ出そう・・・」と私が呟き、降りて河原へ歩き出すこと5メートル。
目の前にさんのう○こがド~ン。(汗)

や~めた・・・

段々、小さな沢に変わっていくところで兵長と運転を交代、ここからは山鳥のテリトリー。

全然、減ってないんですが・・・山鳥。

その後奥へ進むと雨が強くなったので途中で引き返して、帰り道にエゾシカさん二頭お見かけしました。
山鳥さんは沢山いましたが回収できそうな場所がないので発砲せず。

兵長「やっぱワンコ欲しい~、うちのニャンコじゃ役にたたねぇ・・・」

でも~面白かった!

今回は鳥さんオンリーだったのでエゾシカさんはスルー


ここで一句

『エゾシカは撃てないけれど紅葉狩り』 By へいちょ
   ↑
このハイクオリティーな一句の意味が解った人は空しくなること請け合い(爆)

紅葉綺麗でしたよ。








もう一句、

『晩秋の 山に分け入り 狩人の  鹿は獲らねど 紅葉狩りかな』
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童話 北の国の片田舎から 第5話

2011-10-17 10:53:48 | 射撃・狩猟
北の大地の片田舎にメタボなおじーさんとグータラなおばーさんが住んでいました。
おじーさんは今日も山へエゾシカ猟に行きました。

狩猟が解禁になった10月の、とある日。
おばあさんはこの日はお仕事だったのですが、またもや午前3時の目覚ましに起こされてしまいました。

ふと、横を見るとおじいさんはいない・・・
壁に掛かっているはずの‘カエルの着ぐるみ’ もない。

「また山に獣を獲りに行ったのね~」って、まだ獲ってないけど、とにかく行ったのよ。

ムニャムニャ・・・布団の中でマッタリしていたら・・・「開けて~忘れ物した~」・・・ってまたかよ、じじい!

もう寒いので布団から出たくないのに寝ぼけているから何を忘れたのか思い出せない。
再び、布団へ入ろうとしたら・・・「開けて~もう一つ忘れた~」

おまけに、朝、私のお弁当を作ろうとしたらお釜のご飯がごっそりと無くなっています。
迷惑極まりないこのおじいさんにため息をつきながら仕事に追われるばーさんでした。

結果は・・・・もっちろんボウズ!

お土産はまたもや山ブドウ。
「え~またぁ~めんどくさいから持って帰ってこないでよ。」と言うと「お袋が・・・」嫌がらせですかーー。

まぁ・・いただいたので一房ずつ採って乾かして冷凍庫へ。(捨てたら自分が負ける気がする)
でも山ブドウは種ばっかりで食べるところがありません。
ひらめいたのは、エゾシカのローストにはフルーツのソースが合うので、山ブドウのソースやジャムを作るつもり・・・まだ獲ってないけど。

そう言えば最近、獣レシピがずっとご無沙汰じゃないか!

で、おじいさんは「ブログを書く気が起きないんだよね~」と言うので、せっかく撮って来た写真がもったいないので無理やりばーさんが書くことに・・

おじいさんが撮って来た写真は・・・

キタキツネ


「撃ったらミンチよね~」とはおじいさんのコメント

骨・・・


「プーさんに髄を吸われちゃったみた~い」これもおじいさんのコメント

そして・・・俺、受けない川・・・


そんなくだらない写真撮ってる暇があったら、エゾシカ追えよと言いたい。

「うう・・・いたのよでっっかい角のシカがぁ~。」

・・・だそうです。フン!
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童話 北の国の片田舎から 第4話

2011-10-06 14:50:23 | 射撃・狩猟
今年もやって来ましたエゾシカ猟。
そんなわけで、懲りずに去年の続き・・・(笑)


北の大地の片田舎にメタボなおじーさんとグータラなおばーさんが住んでいました。
おじーさんは今日も山へエゾシカ猟に行きました。

午前3時に目ざまし時計をセットしたもののおじーさんは起きない、変わりに私が起こされました。
しばらく待っていたけど起きないのでおじーさんに

「こらぁ~さっさと起きやがれ!」と一喝、モソモソ~と起きだして「寝てていいからね」と。
言われるまでもなく起きないよん。

昨夜、朝ご飯にとお釜のご飯をぜ~んぶおにぎりにしていたおじーさんは、それをもっていざ、出陣。
一応ね、玄関までお見送りしてから再びお布団へ。

するってぇ~と5分後、「時計忘れた~開けて~」と、いつも通りのパターンなくそじじい。
「夜明けまでに間に合わないっしょ!」と言っても、マイペースだからねぇ~イライラするわ。

私はその日はお仕事だったので、忙しい中にも携帯電話を気にしながらのお仕事突入~。
結局1日中連絡なしでした。

おじいさんは、最初のエゾシカ軍にスルーされて追っかけて森の中へ入っていったのだけど、途中山菜採りの人に出会ったそうな。
「結構、人が入ってるわ~プーさん居るのにさ、大丈夫なのかなぁ~。」←お前もだよ。

すると、1台の車がポツン・・・

民家の近くでヒグマが出没している白糠の奥。
おじいさんはその車が気になって、一時エゾシカ猟をストップして車の主を探しに行ったそうな。
「もしかしてプーさんに饅頭にされていたら大変だしね。」そんな訳で探しても車の主は見つからず・・・
そして、ドンドン森の中へ・・・
危ないなぁ~もぉ~。

『諭吉さんが1ま~い、2ま~い』なんて、けっして思ってませんから無事に帰ってこなくちゃいけません。

後日談として、夕方おじいさんの実家の前をその車が走っていったのでホッしたみたいなのね。
山菜採りに夢中になってるとプーさんに気が付かないもんねーそれで近所の人ハラワタ喰われて絶命した事件あったし・・・
リアルな書き方でごめんなさいね、それを黙って見ているしかなかったご家族は、一生の心のキズになってしまいました。

で、結局、ホカホカのプーさんの足跡見つけて臨戦態勢なんだってぇ~。
私はその日一番忙しいお仕事に追われて、昼ご飯を食べる時間さえなくておにぎり1個丸飲みしてました。
丸飲みしながらも『うちの猟師、大丈夫かなぁ~』と心配し、文句言ってるお客をプーさんに見立ててどのあたりに撃ち込めば死ぬんだろーと考えておりました。

おじいさんに「ねぇ~プーさんに続けて何発撃ちこめるのぉ~」
おじいさん「3発・・・これが外れたら弾込める前に殺られてるね、そうなったら腹くくって喰われるしかないけどね。」
・・・・そんなスプラッターなおじいさんは見たくありません。

それにしてもよく一人で山ん中を入っていくわよね。
猟師という生き物は、猟銃を持っていたら勇気がでちゃうのかしら? 
あぁぁ~めんどくさいわ、こんな生き物。

どうせなら、肝試しならぬ我慢比べで何時間、プーさんの足跡を追って山に入っていけるか競ってみたら?と言いたい。
先にオシッコ漏らした猟師が負け・・・みたいな。
深追いはダメですよ、本当に危ないですからね。

そんな訳で、今猟期スタート!!



・・・・・で、ボウズでしたね。

持って帰って来たのは大根2本と山ブドウでした。フン。



上の写真は実家のデントコーン畑。
只今収穫中。。
10tトラックが小さく見えます。
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