速記者でもある兼子次生先生から、以下のようなご教示を頂いた。
もう6、7年前に、NHK教育テレビ開局30周年だかのパーティにPC要約筆記者がキャスターの付いた台にPCを乗せて移動しながら打ってくれたことがある。
ラビット 記
ーーーーーーーーーーー
アメリカの連邦議会では、ステノタイプ(機械速記)を打つ速記者は、委員会での速記をする場合、発言が聞こえる場所まで移動するために、キャンパスのような板をクビか
ら下げて、その上にステノタイプを置いて、立ちながら、動きながら打ちます。
だいぶ前からやっているのを聞いています。もともとはステノタイプの底に三脚を取りつけて打つのが普通だったのですが、結構工夫しています。
その前提としては、昔のステノタイプはレジのレシート用紙のようにロールペーパーに速記符号をタイプしていたのですが、電子化が図られると、打った速記符号を電子的に記録できますから、用紙入れをぶら下げる必要性も少なくなったのだと思います。結構、速記用紙フォルダーはじゃまですから。
日本のソクタイプ(はやとくん)は一応電子化されていますが、法廷の環境がよいため、発言者の横まで移動する必要はありません。しかし、現場検証をするようなときには
、アメリカと同様の歩きながら打つということが行われています。
スピードワープロでは立って歩きながら打つことは考えていないと思います。
歩きながら打っているのはやはり大柄の男性だけのようです。
テレビ字幕はデジタル化で、すばらしい時代に入っていますが、女性のリアルタイムキャプショナーが多いですね。
最新型のステノタイプは、無線LANになっていて、入力場所を移動しても、全然関係ないリアルタイム環境ですよ。
10月1日に京大で字幕付与技術シンポをことしも開きます。
同志社大学からは、9月16日に平成23年度障害学生修学支援ブロック別地域連携シンポジウムの開催案内が来ました。
どうぞよろしくお願いします。
兼子次生
もう6、7年前に、NHK教育テレビ開局30周年だかのパーティにPC要約筆記者がキャスターの付いた台にPCを乗せて移動しながら打ってくれたことがある。
ラビット 記
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アメリカの連邦議会では、ステノタイプ(機械速記)を打つ速記者は、委員会での速記をする場合、発言が聞こえる場所まで移動するために、キャンパスのような板をクビか
ら下げて、その上にステノタイプを置いて、立ちながら、動きながら打ちます。
だいぶ前からやっているのを聞いています。もともとはステノタイプの底に三脚を取りつけて打つのが普通だったのですが、結構工夫しています。
その前提としては、昔のステノタイプはレジのレシート用紙のようにロールペーパーに速記符号をタイプしていたのですが、電子化が図られると、打った速記符号を電子的に記録できますから、用紙入れをぶら下げる必要性も少なくなったのだと思います。結構、速記用紙フォルダーはじゃまですから。
日本のソクタイプ(はやとくん)は一応電子化されていますが、法廷の環境がよいため、発言者の横まで移動する必要はありません。しかし、現場検証をするようなときには
、アメリカと同様の歩きながら打つということが行われています。
スピードワープロでは立って歩きながら打つことは考えていないと思います。
歩きながら打っているのはやはり大柄の男性だけのようです。
テレビ字幕はデジタル化で、すばらしい時代に入っていますが、女性のリアルタイムキャプショナーが多いですね。
最新型のステノタイプは、無線LANになっていて、入力場所を移動しても、全然関係ないリアルタイム環境ですよ。
10月1日に京大で字幕付与技術シンポをことしも開きます。
同志社大学からは、9月16日に平成23年度障害学生修学支援ブロック別地域連携シンポジウムの開催案内が来ました。
どうぞよろしくお願いします。
兼子次生