難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

聴覚障害児、難聴児に「ソニーPSPで手軽に字幕表示」を

2007年12月13日 18時29分34秒 | 機器について

071129_0059~01_Ed.JPGプレイステーションで字幕を受信する仕組みが開発された

無線LANで、聞こえない子どものために入力された情報保障の字幕を表示するものだ。
これまでは、表示用のノートPCに接続した液晶プロジェクターでスクリーンに投影するか、ノートPCを見る必要があり、電源や接続、運搬などの問題があった。

これらの問題をクリアするなら、活用範囲は広い。

各方面で反響を呼ぶこと必須だ。


ラビット 記
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2007.12
--【ご報告/PSP字幕】-------------
「立ったまま、朝礼でも字幕を見よう」
■ソニーPSPで手軽に字幕キャッチ!!■
http://www2u.biglobe.ne.jp/~momo1/sub1/akemizo2.htm 
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 学校行事や授業での情報保障はだんだん広がっている今日この頃。
 でも、体育館での立ったままの「朝礼」や
 班ごとのグループディスカッションではちょっと難しいかな…。

 そこで「PSP字幕」。
 IPtalkに入力した文字を、IPtalk Broadcasterというソフトを介して
 PSPで見るものです。
  
 PSPは小さくて軽く、無線LAN内臓。
 手軽に持ち運びができるので、
 歩きながらでもパソコン文字通訳の文字を見ることができます。

 また複数のPSPやDSに字幕が配信できるので
 難聴生徒が複数在籍していても、各自がPSPを手に持って、
 自分のクラスの位置で「朝礼」に参加することができます。

 …というわけで今回は、
 ことばの教室がある小学校、難聴学級がある中学校、
 ろう学校高等部で、この「PSP字幕」の実験を行った時のお話です。

 ゲーム機が情報保障の表示機になる…。

 朝礼だけでなく、団体旅行のバスの中、
 テーブルに食器が沢山並ぶ披露宴にお呼ばれしたとき、
 広さの関係でチャペル内にスクリーンが置けないとき、
 立食パーティーで会場内を移動しながら楽しむ場合など、
 いろんな使い方が考えられます。
 勿論、授業や講演会での情報保障としても。

 IPtalk Broadcaster は今も改善し続けているソフトです。
 ぜひ多くの方にお試しいただき、
 皆様の使用例も教えていただけるとうれしいです。

-<今回の「PSP字幕・実験」で使用したもの>------
入力用パソコン=(ソフト)IPtalk http://iptalk.hp.infoseek.co.jp/
配信用パソコン=(ソフト)IPtalk Broadcaster http://www2.wbs.ne.jp/~condle/
アクセスポイント(ルーター)=BUFFALO
表示機=PSP2000 http://www.jp.playstation.com/hardware/psp/

※実際には「表示する」のではなく「配信用PCのデータを読みに行く」ものです。
※無線LANを使用しますので事前に環境(建物・施設・設備等)の確認をして下さい。

【IPtalk Broadcaster とは?】
 |IPtalkで入力した文字情報を、ソニーPSP、ニンテンドーDS、PDA等の
 |無線LANシステムを使い、Webブラウザで見ることができるようにするツールです。
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 実験に協力してくれたみんな、ありがとね。o(^_^)o
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       ☆みやしたあけみ☆
   【E-mail】 akemizo@beige.ocn.ne.jp
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人工内耳メーカーサイトのユーザビリティ

2007年12月13日 12時53分41秒 | 人工内耳
071212_2125~001.jpg今日は雨だ。
人工内耳装着後初めての雨なので濡らさないようにしなければならない。

自宅に新しい電気釜が入っていた。何日か前に見ていたメタルデザインの機械が電気釜だったのだ。いかにも新型という感じがする。

何でほっておいたのか聞いてみるとおばあちゃんが使い方が分からないので置いてあったと言う。

これが取り扱い説明書と見せられたが確かに大きい字でイラスト付きで書いてあるが早炊きする場合、浸水場合、予約する場合とか分かれており、では浸水して予約する場合はと見るとちょっと見には分からない。


医師との会話で新しい人工内耳の機能ADOROアドロという言葉が出てきた。
前もってメーカーサイトで読んでいたが英語のままだ。普通は分からないだろう。
このメーカーサイトも非常に重くなかなか開かない、新しい機種の機能を説明する部分の詳細は英語のままでは、とてもユーザのために情報提供しているとは思えない。

私が人工内耳に踏み切る理由のひとつがこうした機能があったからなので、残念だ。


ラビット 記