難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳の左耳で母親の声を初めて聞く

2007年12月25日 08時37分46秒 | 生活
071224_1959~002.jpg人工内耳を装着してから初めて母親の住むところに行った。

十分にはまだ聞こえないがそれでも母親の声が人工内耳で確認出来たのは嬉しい。

だいぶ認知症も進んでいるが、私の出生時のことを聞いてみた。周りに居た人との関係は良く覚えていた。出産予定日が1月2日だったことが初めてわかった。しかし出生後の高熱が元で失聴したことは記憶にないようで確認出来なかったが、入学前に難聴であることがわかり入学後に初めて耳鼻科医に診察を受けたこと等がわかった。



母親の自室には仏壇がある。焼香するために鐘を鳴らしたら、「チーン」という音がずーっと鳴っていた。
補聴器ではすぐ鳴りやんでしまうが、人工内耳では数秒間聞こえたのだ。


ラビット 記