難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳と補聴器の併用の聞こえ方(12/24現在)

2007年12月24日 18時22分50秒 | 人工内耳

071219_1123~01.JPG居酒屋の喧騒な中でで、相手の話声が聞こえたのは驚いたが、どうして聞こえたのか考えた。

その時は補聴器と人工内耳の併用だった。人工内耳のマップはなんだったか記録していない。

右耳は補聴器では4000ヘルツ以上は聞こえないので喧騒音の中に彼の声が埋もれて分からないが、人工内耳で彼の声の高い部分がそれに加わって、彼の声だけが浮き上がって聞こえたのではないか。

木で出来たはめこみ細工の一つのピースが浮き上がってさらに色がついているので分かるという感じだ。

明日も飲み会があるのでもう少し確認しよう。

金曜日には、いよいよ補聴器側の調整に取り掛かる。
現在の補聴器と違うものも試したい。


ラビット 記




人工内耳の聞え方 まだ装用開始20日目

2007年12月24日 15時11分37秒 | 人工内耳
071210_0137~001.jpg人工内耳の聞こえ方
12/23 今日は風が強い。補聴器の風切り音の聞こえはいわゆる擬音では「ビュー」となるが実際には「ゴゴー」か「ボボー」と聞こえる。
人工内耳だけでは「ホホー」みたいな音に「ピピッチチッ」が混じる。
(ラペルマイクなし)

12/23 耳をすましていると自分の歩くリズムでキンキンと聞こえる。何か鍵か携帯の飾りの音かと思ったが自分の足音だ。
ラバーソールの靴でアスファルトの上を歩くので擬音では「ペタペタ」になるかも知れないが「キンキン」と聞こえる。(ラペルマイクなし)
ただ、女性のブーツやヒールの「カッカッ」というのは「カッカッ」と聞こえる。

12/23 電車走行中のレールの継ぎ目の音は擬音では「ガタガタッガタガタッ」だが、人工内耳ではあまり分からない。少なくとも走行中の継ぎ目のリズムとしては感じられない。(ラペルマイクなし)

○人工内耳装用の意味は言葉の聞き取りにおいている。
こうした物音の聞こえは言葉の聞き取りにどういう意味があるだろうか。

人の言葉の音(オン)の聞き取りには視覚的な情報を加える必要があるが、同時にこれは物の音で言葉ではないという聴覚的な情報も必要だろう。
その意味では重要だろう。


ラビット 記



居酒屋は難聴者にもバリアフリーを!

2007年12月24日 08時42分36秒 | バリアフリー
071222_2145~001.jpg仲間と居酒屋に行った時に、店員を呼んでメニューを見ながらホワイトボードにオーダーを書いていた。

店員はそれを見ながら端末に入力していたが、終るとこれでよろしいですかと端末の画面を見せてくれた。

内容を確認して、はいこれでお願いしますと返事したが、普通は読みあげるので難聴者ばかりの時は聞こえないので困っていた。

みんなで「オーッ、注文の内容を見せてくれたのは初めてだね。あれはいい!」と盛り上がったのは言うまでもない。


ラビット 記