建築という仕事を通して知り合った多くの人たちが何よりの財産

週の半ばの水曜日、今朝は総社市山田の住宅の天井張替えに向かった「まっちゃん」、「小野くん」。

午後からは材木市場で購入した室内造作用の板材を引取りに行ったり、倉敷市茶屋町での洗面脱衣場への飾り棚を取付に向かったりとフル回転。

昨日に続き比較的に時間が取れる一日だけに彼等には溜まっている工事範囲の少ない案件を今日は順に回ってもらっています。

もうひとりの大工「しんちゃん」は担当している工事に岡山県内のあちらこちらに出没中という事で、小さな「ファースの家」というステッカーを貼っている彼の車を知人や友人から「トラック見たよ」との目撃情報が寄せられる程に走り回っている様子。

折角なので移動時間が多い彼の車にはもう少し宣伝の為にステッカーでも貼ってもらおうかとも計画中。

移動が多い彼の車のボディーの空きスペースは勿体ない、使えるものは有効に利用したいと思っていますが彼の了解が得れるかどうかは別の話。

私の方は早朝から何度も鳴り響く電話のコールに進行中の現場での業者さんへの指示やら、お客さんからの木塀改修工事計画の依頼などの対応に追われる所からスタート。

その後は会社で書類作成などの事務仕事に追われながらパソコンと睨めっこの時間を過ごした午前中も瞬く間に時間が過ぎていく事に驚きながらも、午後からは久しぶりに社長と二人で現地調査に向かいます。

私と社長は基本的に別々に現場を担当する事が多く、二人で同じ現場調査に出かける事は稀。

思い返してみれば、今日の前と言えば2年ほど前に改装工事をさせていただいた岡山市北区表町のイタリアンレストランが最後かも・・・

そんな滅多に見れないコンビで向かった先は岡山市南区の某テナントの改装工事計画現場。

今日は関係業者さんたちが集いＧＷ明けから工事に取り掛かる内容を確認する事と、ガラス面の多い店内の温熱環境改善の為のプレゼンですが・・・

当社から出来る範囲と言えば今回は天井裏の断熱改修程度。

ガラス面についてはブラインドメーカーや内装材メーカーの担当者さんが現場に来てくれて提案するのですが、最近はガラス面の断熱、遮熱などの性能をフィルムなどで向上させる事が出来る商品もある様です。

写真はそんな打ち合わせも終わりに近づき各業者さんが思い思いに現場の内部を確認したり、採寸したりとしているシーン。そんな中、妙にだだっ広いこの空間に、「建築」という仕事を通して私はどんな物語を描いていくべきなのか？が最大の確認すべき所。

其れは小手先だけの話ではなく3年、5年、10年と快適に使ってもらえる空間にする為にイメージを膨らます所から始めてみたいと思います。

その帰り道には2年前に改装工事を行ったイタリアンレストランさんへ訪問して、依頼されていた中庭の木塀改修工事の工事見積書をお届けさせていただきました。

私自身もなかなか足を運ぶ事ができなかったのは心苦しい所ですが笑顔で向えてくれたオーナーさんには感謝。今回の工事も即答のご依頼に、期待に応えれるよう全力で工事に取り組むことで少しでも恩返しができればと全力で施工にあたらさせていただきます。

さて、今日は午後から外出していた時間が長く、「やらねば成らない」デスクワークを夕方から追い込み・・・

深夜1：00、半分ほどは終わりましたが、納得のできる範囲までには程遠い状態で今夜はそろそろギブアップです・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語　林建設　林俊文

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