感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市玉島上成で建物の継ぎ合わせ部分からの漏水調査

2016-07-26 23:40:30 | 住宅リフォーム工事物語
夕方から降り出した雨に、少しだけ涼しく感じる今夜の岡山、倉敷。

それでも日中は暑い一日となり大工さんたちも暑い日々に少々、疲れ気味なこの頃だけに少しだけ暑さの和らぐ夜はありがたい。

そんな一日ではありましたが、今日は大工さんたちの布陣も少し変わってそれぞれの現場の作業に取り組みました。

岡山市東区中川町は大工の「海里くん」が一人で室内の造作工事に取り組んでくれています。

事前に組立ておいた天井下地に石膏ボードを張ったり、壁の下地を組み立てたりと主に下地の作業となりましたが・・・

良い仕上げは良い下地があっての事。

此処を蔑ろにしているようでは大工職人としては半人前、そういった事も理解した上で取り組んでくれる彼には随分と助けられています。

さて、「小野くん」の方は本日、応援できてくれた「Yくん」と明日の夜から二期目の工事となる岡山市北区の某スポーツジムさんでのサウナ内装材の加工。

壁や天井は現場施工となりますが、床面だけは「スノコ」状に組み立てておいて完成品を現地で取り付ける計画。

こちらは時間との勝負にもなる現場だけに事前の準備は万端でのぞみたい所。

写真は午後からは「まっちゃん」が工事をしている倉敷市玉島上成の住宅新築現場のご近所さんで平田工務店さんからの依頼を受けて雨漏り調査を実施した際のもの。

昔、母屋と長屋との間のスペースを利用して部屋にしている、当時の建物にはよくある形状の増築ですが・・・

やはり屋根と屋根の取り合いの「谷」と呼ばれる部分からの他でも、よくある類の雨漏りだと推測。

当時の施工をした業者さんはとても丁寧に仕上げていましたが、惜しむのはこの「谷」の勾配の緩さが一番の原因か?

ここ数年で「ゲリラ豪雨」と呼ばれる一時的な大雨が降る事が多くなった現在、当時の計算では雨水の流れが間に合わずオーバーフローしてしまっている可能性が高いようですが・・・

此れの改修となると少々、力が入りそうな・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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