感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「買って良かった」+「売って良かった」=はやしの家づくり

2013-09-28 21:03:09 | 住宅リフォーム工事物語
週末の土曜日は昨夜作成しておいた書類をまとめ総社市での住宅増築計画を進めてきたお客さんとの仮契約に向います。

工事の内容、価格ともほぼ決まりの状態ではありますが、お客さんの父上の一存で工事は来年に入ってからして欲しいとの事、取合えず今日までに掛かった事務手数料などを加えて仮の契約を締結させていただきます。

この仮契約の価格は無事に本契約が締結した時に差し引くことで合意し、後はお客さんと少々の雑談。

毎回、多くの話題をふってくれる話し上手なお客さんとの雑談の時間はアッという間に時が経ってしまい会社に戻ったのは予定より30分遅れ・・・

昼食もそこそこに今度は「しんちゃん」と一緒に近所の山道清掃のボランティア。滅多としない奉仕作業ではありますが今回は諸事情もあり実施。

一時間ほどの清掃作業、ふたりで汗を流しながらの作業ではありましたが綺麗になった山道が気持ちよく感じるのは嬉しいこと。

奉仕作業とは「○○を通じて自分も相手も幸せに感じる事」であると言うのが必須条件。

片側一方通行の奉仕は迷惑行為に等しいもの。

これは商売にも言える事で「あなたから買って良かった」、「あなたに売って良かった」と販売者と消費者が売買を通じて互いに幸せに感じる事が必要。

この基本理念は当社の企業理念にも通じることで、自分自身も日々大切にしている事でもあるのです。

本来、商売の形は是だけで良かったのですが・・・

欲望に駈られ少しでも多く儲けてやろうと複雑、複雑にしていった商売の形が見受けられる業種もある様ですが、其れも効果を上げている業種ばかりではありません。

「儲けてやろう」と複雑にしすぎた商売の形は、その複雑さゆえに消費者に解らない部分が多くなってしまします。

こうなると「良く解らない」のだからと少しでも安く買ってやろうとするのは人の心理。良く解らないものを高く買う人など居る筈もないので段々と価格競争の波に飲まれてしまう様にも感じます。

さて、夕方には倉敷市呼松での台所リフォーム工事も完了して工事の為に交しておいた家具などの復旧のお手伝いに向います。

「本当に良くしてくれた」と喜んでくれたお客さんの笑顔は、「この人の家を手がけれて良かった」と自分たちに改めて思わせてくれた事に感謝。

正に互いが幸せに感じた奉仕の精神が「家づくり」に繋がったのだと、「家づくり」を通じて広がった幸せの輪に感動が・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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