感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

いつか訪れる別れの時に決して後悔しない生き方を・・・

2013-04-08 21:11:34 | 林俊文の想い
土曜日、日曜日と天候に恵まれなかった倉敷市ですが今日は随分と穏やかな陽気となり、絶好の「家づくり」日和となりました。

そんな月曜日も朝から大工さんたちは倉敷市水江での住宅リフォーム現場で今日も腕をふるってくれている様子。

私も今朝は早起きして岡山市中区での新築工事現場にて行われる基礎の鉄筋検査に立会います。こちらは明日が土間のコンクリートを打設する予定になっており、今日の検査で指摘があった場合に備えて基礎屋さんも検査の立会いをしてくれます。

そんな心配を他所に検査の方は無事に合格、一安心して私は次の岡山の住宅リフォーム計画のあるお宅へ現地調査に向かいます。

こちらのお宅は私が20代の頃に本当に良くしてくれたお客さんで、数年ぶりにお会いする今回も当時と変わらぬ笑顔で出迎えてくれた事に感謝。しかし、当時と違うのは元気だったご主人さんが他界してしまった事・・・

現地の調査に入る前に仏壇にてご主人に手を合わさせていただくと・・・「生前は主人が林さんは本当に良くしてくれる」と毎回の様に褒めてくれていたそうで、その言葉を奥様から聞かされまして改めてご冥福を祈らさせていただきました。

さて、その後は今回はサンルームの新設、床の補強などが主な計画の為の調査させていただいた後、近所に持たれているもう一棟のお宅の防犯対策の為の工事計画や室内の改装などが主だった計画。

今回も精一杯の力を持って工事に取り組まさせていただきますので、どうぞ宜しくお願いします。

その後、会社に戻れば14時前、昼飯もそこそこに同級生から話をいただいた、田んぼを造成する為の概算の費用を出す為に土木屋さんが現地を見させて欲しいとの事。

工事車両の搬入通路などもどの大きさの車が入れるかで大きく価格も変わってくるという事での現地確認。

私は現地への案内と簡単な説明をさせてもらい土木屋さんを残し浅口郡鴨方での某企業さんの外壁の工事現場へ向かいます。今日で工事も完了となり最後の工事チェックは欠かせない大切な仕事。

現地の方ではバッチリと計画通りに工事が済まされており問題もなく、これで今回の工事は完了です。

さて、その後は先週、岡山市南区で過去、何度も家の修理などでお付き合いさせていただいているお客さんより「猫が入るので縁側の下部を塞いで欲しい」との工事依頼に現地を確認。

築100年ほどの古民家なので基礎は昔ながらの「のべ石」に柱が建っている状態、これをコンクリートブロックなどで完全に塞ぐと床下の換気が出来なくなり柱の腐食の原因に・・・

今回はこうした床下の換気を確保しながらの縁側の下部から猫が入らないように上手く工事を計画して行かねば成りませんね。

さて夕方からは会社に戻り、先週からのデスクワークの宿題をこなすのですが・・・

とてもではありませんが一日、二日で終わるような量では・・・しかし、明日は久しぶりに現場を回る予定もないので終日、事務仕事に全力を持って取り組む予定です。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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