感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

古き良きものに学び、適材適所のバランスを

2015-06-22 21:51:27 | 住宅リフォーム工事物語
昨日の日曜日は赤磐市での某工場さんのライン工事も朝の雨でどうなる事かと思いましたが・・・

何とか雨も上がってくれ無事に施工できた様子に先ずはひと安心して本日の月曜日を迎えれた事に先ずは感謝、感謝。

六月もいよいよ後半戦となった本日、天候の方はまずまずの空模様にいつもお世話になっている玉島の工務店さんから依頼された某コーポさんでの舗装改修工事は無事に着手。

先週末の天候の崩れに延期されていた工事ではありますが、何事もなく工事は進んでいる様子は本当にありがたい。

先週が突発的なアクシデントに多々見舞われる日々だっただけに・・・「何事もなく工事が進む」という、そんな「あたりまえ」な事が何より幸せ。

倉敷市玉島の蔵改修工事現場でも「まっちゃん」、「川上さん」と屋根業者さん、そしてお客さんとお手伝いの人とが蔵の内部の片付なども進む一日に現場は賑やかだった様子。

さて、大工の「小野くん」は午前中は倉敷市広江での住宅リフォーム工事現場にて石こうボードのビス固定。

以前は釘で固定されていた、こちらの壁の下地でもある石こうボードですが長年の間に釘が緩み、表面のクロスに型がでる状態を改善すべく懸命の工事。

現在ではネジで固定されるのが一般的になり、現在はこうした不具合は減ってはいますが・・・

一昔前までは「工事が早い」、「ネジより釘が安い」という理由だと思いますが、こうした施工方法の建物は多くありそう。

建築価格を押える為に一時を凌ぐ為に工事価格を安くするのは何とでもできる事は確か・・・しかし10年、20年、30年以上と将来的なメンテナンス費用などまで考えれば今、少々高くても常に堅実な施工をしておいた方が後が楽な気がします。

とは言っても必要以上に過剰な施工を望まれるお客様が時にいらっしゃいますが・・・

施工部位、使用材料、そして金物や接着剤など全体でバランスを取らねば、「良いモノを使った」という単なるコストアップで終わってしまうのは勿体無い話。

適材適所の教えに従い最もベストな工事提案、施工提案をし続けれる様に、古き良きものに学び続けねば。

さて、今日も朝から倉敷市玉島で2件の工事確認、午後からは倉敷市老松、倉敷市中庄と修繕工事をしながら移動となった一日。

帰社してからの事務仕事も急を要するものは全て終わらせた筈と・・・今夜はそろそろ帰宅します。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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