感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

メンタル面の管理が出来てこそ一人前の職人

2012-10-25 20:10:23 | 家づくり職人物語
今日は朝から倉敷市玉島でのファースの家新築現場へ向います。

いよいよ内部造作工事も大詰を向え大工さんたちが慌しく動き回る室内では、「まっちゃん」、「信くん」がシステムキッチンの組立中。

住宅では全体予算の中でも大きなコストを占めるシステムキッチン。

デザイン・性能と良いものを見れば限がない程に多くのメーカーさんから沢山の種類の商品が発売されていて、その中から一番使い勝手の良いものを選ぶのは施主さんにとっても大変な作業ですね。

そんな中からやっと見つけ出した自分に一番合ったキッチンですから組み立てる方にも気合が入ります。

隣接したもう一棟の建物の方も「小野くん」、「しんちゃん」が大工工事に励んでくれていて、こちらも後少しで造作工事にも区切りが付きそうな様子です。

夕方、私は一足先に現場を後に倉敷市内の某建築金物屋さんで金物の調達をしておきます。

その後、会社に戻りデスクワークに励んでいる所なのですが、今日は大工さんたちの帰りがやけに遅い・・・と言っている所に車が帰ってきた様子。

今日も随分とがんばってくれた様で最後は会社で日報を書き其々に自宅へ帰宅していきます。

昼間には共に汗を流し大工仕事に取り組んだ彼らにも家に帰れば家庭があり、其々にプライベートな時間が待っている様。

私たちのような現場で「もの」をつくる仕事では作業中は其々に大なれ小なれ緊張感を持って作業に励んでいます。

こうした張り詰めた緊張をプライベートな時間を有効に利用してリラックスするのもプロとしての体調管理の一環ですかね。

心のある人間がする事なので嫌な事があった日や心配事がある時は仕事に集中できない事があっても致し方ないのか・・・

それでも「ものづくり」の職人としては毎日の作業精度が変わる訳には決していきません。

常に最高の技と魂を込めた家づくりを提供し続ける為には、こうしたプライベートな時間の使い方も大切な仕事なのかも。

其々が有意義な時間を過ごす事で、明日も緊張感を持って「感動としあわせの家づくり物語」の1ページを刻みましょう。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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