感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「夢のマイホーム」の本来の意味と地元工務店の意義

2013-10-15 19:17:26 | その他
不安定な天候だった岡山・倉敷。

午後から降り始めた雨はこの時間になっても降り続いていますが、今日も無事に一日の業務を終えてブログの更新。

「まっちゃん」、「信くん」は岡山市南区の住宅リフォーム現場で大工工事にひと段落付けるべく朝から出動。

大工の「しんちゃん」は倉敷市内で今日から始まる住宅リフォーム現場に出向きます。

こちらのお客さんとは始めてお伺いしてから3年、何度かの修繕工事を繰り返しながら互いの信頼関係を深めていく内に台所をリフォームしたいとの事で今回の運びになりました。

こうしたリピートでの依頼は本当にありがたいこと。

星の数ほどある工務店、リフォーム店がある中で当社を選択し続けてくれることの意味。

この意味を解っているからこそ、今回も全力で「家づくりから始まる感動としあわせ」をお届けすべく取組みますのでお客様、どうぞ宜しくお願いします。

そんな中、私は岡山市北区で浄化槽の新設とトイレの改修を予定している現場へ向います。

こちらのお宅は5年ほど前に木製の門の取替え工事をした思い出のある現場。

当時、材木市場へ出向き素性の良い木材を選び、会社で加工、組立した時を思い出します。

最近では依頼もめっきりと減った和風の木製門ではありますが、やはり和風の家には木製の門が一番似合いますね。

家もですが、こうした仕事もやはり大工ならやり甲斐のある面白い仕事なので今後も依頼があるように告知していかねば成らないのでしょう。

何にしても「建築工事一式」とひと括りにして「何でもできます」では何も解らない業界。

売り手側が告知せねばお客さんはその会社が何処まで仕事に対応してくれるのかは解りませんからね。

さて午後からは以前、倉敷市玉島で現地調査してリフォームでの概算価格を提示させていただた物件の計画の方向性が決まったとの話をいただきました。

当初は建替えも視野にあり、商売だけで考えれば建替えの方がメリットが大きいかったのでしょうが・・・現状のお宅の状態が非常に良かったのでリフォームをお勧めさせていただきました。

「夢のマイホーム」と言えば建築業界では多く使われる宣伝文句ではありますが、本来は「マイホーム」を手に入れる事がお客さんの夢では無かった筈。

「マイホームで家族が幸せな暮らしを送り続ける事」。

此れが本来の家を持ちたいと願う人の「夢」の筈。

其れをギリギリの返済計画で家を建て何らかの事情でローンの返済が出来なくなり、涙を飲んで「夢のマイホーム」を手放す結果になるお客さんがいるのもした現実です。

そうした無理のない資金計画を提案するのも地域に根ざす地元工務店側の大切な役割。

建てて終わり、集金して終わりではなく、家を建てた後からが本当のお客さんとのお付き合いの始まりだと改めて肝に命じておかねば・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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