感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

段々と使う頻度の減る木材加工場の有効活用を考えなければ・・・

2016-06-07 18:59:39 | モノづくり挑戦物語
朝から雨がパラパラと降る午前中。

予定していた工事も順延となり工事予定が大幅に変更となってしまう一日に・・・

そんな中、「しんちゃん」は予定の空いた「まっちゃん」を引き連れて朝から新見市、真庭市と現場調査の旅。

午後からも玉野市→倉敷市水島と車での移動の多い一日に帰社した頃にはヘトヘト。

現場で体を動かす方が好きな彼らだけに今日はしっかり休養を取ってくださいね。

さて、私も今日は現場調査を午前中に行った後は会社で事務仕事。

月末月始めに行っている工事台帳作成業務ですが、こちらは先月工事した案件に対して現場毎に幾ら工事費用がかかったかを知っておくべき作業。

先月分の人件費、外注費、経費などを工事現場ごとに振り分けていきます。

こうすることで、どの現場で予定していてた工事費用を上回ったか、下回ったかを判別して、今後の対策につなげる事が可能。

ひとつ現場で儲けすぎても、赤字をだしても、長い目で見ると決して良い結果には繋がらないと思うのは私の持論。

常にバランス良く、儲けすぎず、損をせずとコツコツと取り組んでいかねば長く地域の皆様に愛される会社を存続していくのは難しいと・・・

「家づくり」の現場からは見えない作業ではありますが、これも自分に課せた大切な仕事だと懸命に取り組みます。

夕方には倉敷市中庄でご依頼されていた和室から洋間への改装計画のお見積りを持ってお客様宅へ訪問。

簡単な見積もりの説明をさせていただき、ありがたく工事を受注させていただきました。

今回も暮らす人と共に感動としあわせを感じれる「家づくり物語」を綴っていけるように取り組みますのでどうぞ宜しくお願いします。

写真は会社の横に隣接している木材加工場でのワンショット。基本的に使う頻度の多い下地の木材は常に在庫として此方に置いています。

他にも室内、外の造作材なども後に狂いが出ないように厳重に保管していますが、最近ではメーカーさんの製品を使う事も多く現場ごとに取り寄せをさせていただいています。

その為に昔は材木で溢れかえり手狭だった加工場も広く感じますし、昔のように加工場で朝から晩まで木材加工の作業をする事も減りましたが・・・

やはり無いと困る加工場だけに、みんなで整理整頓を心がけ大切に使わせていただいています。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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