感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

人の手を省く事を前提に生まれる商品はヒットする?

2012-10-10 19:33:44 | 薪ストーブ工事物語
今日もドタバタとした一日が過ぎ会社のデスクでひとりパソコンに向かっております。

そんな一日のスタートは倉敷市玉島でのファースの家新築現場で大工さんたちと共に造作工事に汗を流します。

と汗を流すと言っても随分と気候も良くなったので現場での作業も快適、流した汗も直ぐに乾くのはあり難いですが、こういった時こそ体調管理に気をつけなければ成りませんね。

毎日、元気で仕事ができる事、それは私たちにとっては幸せな事ですからね。

さて、午後からは備前アルミ建材さんの依頼で瀬戸内市の牛窓町まで足を伸ばします。

こちらは言わずと知れた岡山県の名所でもあり「日本のエーゲ海」とも呼ばれる海沿いの街。

今回も現在の家に薪ストーブ設置に伴う現地の調査ではありましたが・・・

ここでチェックしておくべき内容は薪ストーブ本体の重量を支える床の作り。

こちらは木造住宅で床は根太工法、根太の上に捨て貼りの合板を敷きフローリングで仕上てある一般的な作りとなっていて、この造りなら大引、束、根太を増やしてあげる事で簡単に床の補強が可能です。

後はストーブから伸びる煙突を外壁を貫通させる工事の調査、内装は石こうボードにクロス貼り、外壁もモルタルの上に塗装という事で比較的、簡単に煙突を貫通させる事が可能です。

少し高台にある、こちらのお宅からは牛窓の海が見え素敵な場所にあるだけに薪ストーブがマッチしそうです。

さて、写真は会社の片隅に置いてある「お掃除ロボット」

どうやら自動で掃除してくれると言う優れものの上になにやら話しかけると、「こいつ」が答えてくれる様で時々、事務員が「こいつ」に話しかけている姿を見かけます。

この調子で行けば洗濯物を自動で干して、取り込むマシーンも夢でないかも・・・

まぁ、私は物干し竿を脱衣場から物干し場へ送り出し、時間が来ると自動でしまう方法というか建物プランでも考えてみましょうかね。

誰かそんな脱衣場リフォームさせてくれません?

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へにほんブログ村

できない理由を探す前に、できる方法を考える事を・・・

2012-10-06 21:00:53 | 薪ストーブ工事物語
今週も「家づくり」を通して多くの人の笑顔を見れた事に感謝です。

少し肌寒い一日ではありましたが、朝一番より倉敷市玉島でのファースの家新築現場で施主さんとの打合せに向います。

毎回の事ながら「家づくり」は施主さんにとっても決断の繰り返し・・・

物事を決断する事は他人が思う以上に大変だと感じますが、オリジナルの注文住宅での「家づくり」となると決断の数は数え切れない程。

しかし、その決断の為の苦労や苦悩を乗り越えた先に、待ち受ける竣工後に始まる自分たちの新居での幸せに感じる生活が待っているのでしょう。

まだまだ工事は中盤ですし、この先もう少し決断してもらう事が出てくるでしょうがお願いします。

写真は大工の「しんちゃん」、「のぶくん」が天井の石こうボード張りに汗を流しての作業している姿ですが、建物が大きなだけに天井張りの作業もいつもより手間がかかりますが、私たちも施主さんの決断に報えるようコツコツとがんばります。

さて、午後からは倉敷市茶屋町でのクロス張替え現場で工事後のチェックにむかったのですが、工事の方は終わっていたものの家の人がお留守にされていて確認できませんでした。

これは週明け早々にでも再度、確認に向かう様にしておかなければ・・・

その後、いつもお世話に成っている備前アルミ建材さんの工事で薪ストーブの煙突改修計画のある津山市のお宅へむかいます。

こちらのお客さん、薪ストーブ本体はすでにお持ちなのですが去年は自作にて煙突を付けられたようですが・・・

流石に「屋根を抜くのは」と、薪ストーブの本体から外壁に向けて3mほど横に這わしていたようで、どうやら薪ストーブの煙突は基本的に横に引くと煙が詰まるそうです。

このままだと使い勝手が悪すぎるとの事で今回は思い切って屋根に煙突を上げる計画。

しかし、建物は築200年の超小民家住宅、更に屋根が茅葺きの上に板金でのカバー工法。

工事の方も一筋縄ではいかない事は容易に想像できるのですが、こういった工事を私たち「大工職人」が出来なければ、いったい誰がするのか?

すぐに「できない」と決め付ける前に、先ずは「できる方法」を考える事から始めてみます。

暮らす人の薪ストーブから始まる快適な冬の生活に向けて最大限の努力を決して怠る事なく取り組みますので、どうぞ宜しくお願いします。

さて明日は地区の運動会という事ですが、今回は妻が子ども会の役員をさせていただいている事から私も何かと慌しそうな気配が・・・

今夜はそろそろ帰宅して、明日に備えて体を休めておかなければ・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へにほんブログ村

どの世界にも必要な技術の伝承を怠ることなく

2012-08-09 19:59:46 | 薪ストーブ工事物語
当社のお盆の休暇まで残す所も2日となり慌しくも充実した一日になりました。

そんな一日は備前アルミ建材さんの取り扱う「薪ストーブ」の設置のお手伝いに岡山市へ向かいます。

こちらの「薪ストーブ」の取り付けで手間がかかるのはストーブ本体よりも、むしろ煙突の方。

メーカーにより守らなくてはならない寸法や部材なども決まっているの様で図面を元に作業を開始。

しかし、図面で見るより実際には難しいのが建築工事。

備前アルミ建材の亀山社長と浅井くんと私の三人がかりで四苦八苦しながら作業を進めていきますが、午前中までで出来た作業は煙突工事の1/3程度。

午前中は作業足場の組立や部材の運搬などで見えない時間が多く掛かかり、焦りの気持ちも心の隅に生まれます。

それでも、午前中に準備しておいた分、午後からは作業が一気に捗り夕方には無事にストーブの設置も完了です。

気持ちが焦った分、工事がひと段落した事の喜びは一入でもありました。

さて、明日はウッドデッキの新設の見積もりなどのデスクワークも期日が迫っていますが、倉敷市玉島でのファースの家新築現場も気になります。

先ずは金曜・土曜の両日を精一杯、悔いのないよう充実した二日間にすることを優先していきます。

写真は今日の現場で煙突の一番てっぺんの仕掛けを行う「亀山社長」、毎回の事ながら妥協なく施工に取り組む姿勢には感心させられます。

その姿を毎日見ている若手の職人「浅井くん」、入社当時と比べても彼の技術も随分成長しています。

これからも社長の施工技術を学び、しっかりと自分のものにして更なる成長をしていく事でしょう。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へにほんブログ村

人と人を結ぶ家づくり物語であり続けなければ・・・

2012-07-18 21:14:05 | 薪ストーブ工事物語
今日も灼熱の太陽の下で大工さんたちと共に「家づくり」に励んできました。

大工さんたちは倉敷市玉島でのファースの家新築工事現場で大工工事に取組んでくれている様子。

そんな中、私はひとり別行動となった一日ですが暮らす人への感動としあわせを・・・という思いは一緒です。

午後から向かった5月に完工を迎えた岡山市南区での学習塾では「内装の扉の調子が悪いので見て欲しい・・・」との連絡を受けて現地へ向かいます。

「時間がある時で良いよ」とのお言葉でしたが、暮らす人の家への不具合はできる限り早く直したいとの思いもあり現地を確認。

現地では引き戸の扉がレールから外れていただけで大事にならず一安心。

早速、扉をレールに戻し今後はレールから外れにくくするよう調整をしておきましたのでご安心を。

夕方からはいつもお世話になっている備前アルミ建材さんの依頼で薪ストーブの設置計画のあるお宅へ現地調査に向かいます。

現場は3階建てのお宅の2階部分へ薪ストーブを設置し屋根に煙突を抜く計画。

しかし現地を詳しく調査してみると、屋根の形状が特殊な事もある上に屋根の作業足場も必要だと判断。

やって出来ない工事では無いようですが、工事コストや将来的なメンテナンスの手間なども踏まえた上で検討すればストーブの煙突経路の変更が望ましいようにも・・・

そんな訳で急な私の我儘にも快い理解をしてくれた備前アルミさん、お施主さんには感謝、感謝。

将来的に必ず良かったと思っていただける様、今回も最善を尽くした工事をお約束いたしますので、どうぞ宜しくお願いします。

さて、写真は岡山市東区の備前アルミ建材さんの社屋を撮影。

今回の様な薪ストーブの販売、設置は勿論、高性能住宅ファースの家の資材販売や電気式築熱暖房機、アルミサッシや住宅リフォームなどなど実に様々な商品を取り扱っておられます。

こちらの備前アルミ建材さんは社長を始め、社員さんも良い人ばかりで、私もこちらへお伺いするとついつい長居をしてしまいます・・・

こんな備前アルミ建材さんと共に仕事ができる事に毎回の事ながら感謝です。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へにほんブログ村