感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

最善の準備を行いスムーズな工事進行を計画

2017-03-15 23:05:18 | モノづくり挑戦物語
少し寒さも戻ったかのように感じた本日、水曜日の岡山、倉敷。

季節の変わり目だけに体調を崩すことも考えられるので上手に体調管理を行い何より「元気」でなければと感じる頃。

さて今日も大工さん、関連業者さんたちと一緒に取り組んだ「家づくり」、「ものづくり」の一日。

久米郡美咲町で住宅リノベーション工事には「小野くん」が向かってくれておりますが今日は応援の職人さんも現場に入ってくれているようで解体工事は順調に進んでいるようです。

それでも県南では降らなかった雨も降ったとの事に外回りの解体は延期して室内解体の作業を進めてくれています。

車で小一時間ほどの距離ではありますが山間部という事もあり平野とは全く違う天候のようなので此方での作業には一枚多めに着込んでいった方がよさそうですね。

「まっちゃん」は今日は「しんちゃん」の担当する現場の方へ向かってくれているようで二人体制での工事。

いつもは「しんちゃん」の単独での工事が多く、人手が足りない時には色々な知り合いや業者さんなどに応援を要請して行う工事ですが・・・

今日は気心の知れた仲間との作業に気持ちの方も少しは楽だった様子。

彼にはついつい負担が多くかけてしまいますが、こうした時にでも気持ちを楽にできた事は何より良かったようでこれが次の結果につながる事を期待しております。

そんな中、今日は午後から倉敷市内の某工場さんで工事着工間際となる現場へ関連業者さんたちと一緒に下見に行ってきました。

今回はトイレの改修計画ですが、トイレの数が多いだけに何かと下見にも時間がかかりましたが、関連業者さん方に確認してもらう事でスムーズな工事進行ができるようにと最善を尽くしました。

後は商品などのカラーも決めてもらい商品発注に移る予定と何分にも工期が短いだけに一刻を争う状態。

それでも「良いものをつくりたい」と思う気持ちは本日集まってくれた業者さんたちも感じてくれているようだったのは本当にありがたい限り。

悪戦苦闘が予感されますが皆で力をあわせて精一杯の工事をお届けできるように努力しますので宜しくお願いします。

写真は岡山市内で工事が進む外装タイルの張り替え工事現場ですが、こちらの方も今週中には完了の予定となっている為に何とか現場の方へ足を運んでみたい所。

週末には少し時間が取れそうなので完了検査を兼ねてお伺いさせていただきます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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適材適所で長く使ってもらえる木材製品づくり

2017-03-10 20:33:02 | モノづくり挑戦物語
さて、昨日までよりは暖かく感じた本日の岡山、倉敷。

今日も皆と一緒に「家づくり」に取り組んだ一日となりまして本当にありがたい限り。

今朝は朝一番に岡山市内のマンションへタイル業者さんとの打ち合わせに現場の方へ向かいました。

部分的に不具合がある外装タイルの張り替えですが熟練の職人さんと若手の職人さんとで手際よく工事開始。

高所での作業ですので、無理のないよう先ずは安全第一で宜しくお願いしますね。

その後は岡山市北区まで移動して、こちらも今日から工事が始まった某施設さんでの設備工事に立ち合い。

いつもお世話になっている設備業者さんが此方ではいつもの要領で工事を開始してくれていました。

忙しい時期ではありますが何とか希望の日時に合わせてくれた職人さんたちには感謝、感謝。

明日は当社も此方の現場で造作工事を予定しておりますので、明日も引き続きよろしくお願いします。

午後からは倉敷市栗坂で来月より工事を予定している公民館で工程の打ち合わせを地区の役員さんたちと行いました。

来月は9年に一度の地区の祭りが催される予定になっていまして、其れに間に合うように工事を進めて参りますので皆様、どうぞお力添えをお願いしますね。

此方では内装業者さんにも打ち合わせに立ち会ってもらい内装のクロスなどを選定させていただく作業も同時に行いました。

決め事を早めに行い工事の際にはスムーズに進めていければと事前の段取り。

その後は倉敷市大内まで移動して先日までの工事完了を確認と合わせてご挨拶などにお伺いして参りました。

お客さまとは工事完了からが本当の意味でのお付き合いの始まりと今後も「家」を通して末永い関係を宜しくお願いします。

写真は「まっちゃん」が製作していた屋外の木製階段が設置されたところですが、「木の階段」は屋外には向かないのでは?と思われる方も多いとは思います。

しかし厳選した木材を、屋外で使う事を前提に加工、組み立て、そしてキチンとした塗料で塗装を施せば皆様が思う以上に長く使ってもらえます。

古来から伝わる木材の「適材適所」を大切に、此れから先も「木材製品」を多くの人に使ってもらえるように工夫していくのも私たち「大工」の義務と続けて参ります。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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現物サンプルなどを確認してもらいイメージにそった仕上がりに・・・

2017-03-07 23:12:57 | モノづくり挑戦物語
風が強く寒さがぶり返したように感じた本日の岡山、倉敷。

今日も「まっちゃん」、「小野くん」は倉敷市呼松の外溝工事現場で木塀組立作業を行ってくれております。

事前に設置していたアルミの柱にネジで木板を固定していく作業ではありますが、工事の量もそこそこにあり現場では地道な作業が続きます。

現場の方には今日は塗装屋さんも来てくれ取り付けてしまってからでは塗装できない木板の裏面などを事前に塗装。

「まっちゃん」の段取りのもと、連携プレイにて工事が進んでおります。

さて、「しんちゃん」は今日は早朝から奈義町まで担当する現場へ向かっている様子、さすがに遠い事もあり今朝は自宅から現場へ向かい直接向かった彼ですが無事に間に合ったのか・・・

そんな中、私は午前中に急ぎの御見積案件の資料のとりまとめを行い、午後からは今月より工事がスタートする岡山市北区のマンションへお伺いしてきました。

今日は当社が受け持つ工事範囲の中の外壁タイルの部分修理の打ち合わせがメイン。

此方の方は専門業のタイル屋さんも打ち合わせに参加してくれたおかげで私の出番は殆どなし・・・

とは言うもののその後にベランダのシート工事の業者さんと打ち合わせの約束をしていましたので、そのまま待機させてもらい此方の業者さんとの打ち合わせも行いました。

取り敢えず慌ただしい今月の工事という事で事前の準備は必須と先ずは現場の進行状況を確認しながら安全に、そして皆で楽しめる工事物語になるように努力していきます。

写真はお世話になっているデザイン会社さんより依頼されている工事着工前の現場で予定している仕上げ材の各種サンプル。

こちらも要請のあった商品のサンプルが揃い次第、お届けさせてもらいますのでもうしばらくお時間をいただければと思います。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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家づくりにおける木材加工品の加工手順

2017-03-02 20:52:20 | モノづくり挑戦物語
天気予報に沿って工事の段取りを組み立てた本日。

現場での作業はほどほどに今日は木材加工場でウッドデッキなどの加工に「まっちゃん」。笠岡市の現場の加工を「小野くん」がおこなってくれている工場。

最近では規格品などの使用が一般化している大工業界ではありますが、まだまだ現場によっては木材の加工からつくる現場もあります。

大工さんが仕入れる木材とは基本的に木材加工場である程度の寸法まで製材してくれている材料が一般的。

余り知られてはいませんが材木の販売単位は「本」ではなく材積、すなわち「立方メートル」で取引される事が多く、例えば10cm角で長さが1mとした場合、0.1m×0.1m×1m=0.01㎥

30万円/㎥の材木ならば0.01㎥×300000円で1本辺り3000円となります。

今回は仮に30万/㎥と課程しましたが、この価格も材種や等級によって、下は数万円から上は何百万までするような材料まで幅広くあります。

その中で予算と用途に沿って使う材種、等級を選定して購入する事になり、この辺りは大工さんの材木を知識が必要となってきます。

さて、こうして購入した材料ですが、製材までの材料を電動カンナ(プレーナー)で形を整え希望の仕上がりサイズに削っていきます。

希望のサイズに加工された材木ですが、室内で使用する材木はこの後、「超仕上」と呼ばれる仕上機で表面がツルッとなるように加工。

その後、面取り加工や溝付加工と使う用途に分けて様々な形に加工されていく木材。

そこまでの加工が済めばそのまま工場で組み立てされる加工品や、其々の現場にて組立、取付となる加工品に別れますが・・・

最後は塗装などの仕上げが施されて、其々のお客さんの家の一部として長く使ってもらう事になるのです。

「家づくり」の現場からは見えない「木材加工」ですが、この工程の中でも暮らす人を想い創意工夫を重ねて作業に取り組んでおります。

そんな本日の加工品も明日からは其々の現場で使われる予定となっておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

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地元で愛される工務店であり続ける為に・・・

2016-12-21 22:52:24 | モノづくり挑戦物語
今日も天候に恵まれた岡山・倉敷。

当社の家づくりは今日も着々と進行しており順風満帆の日々を送らさせていただいております。

さて、今日も倉敷市呼松での住宅新築現場は「まっちゃん」、「小野くん」の二人体制での工事となっています。

屋外では「小野くん」が軒裏の造作工事を進めてくれていますが、なかなか手間のいる作業となるだけに四苦八苦しながらの作業。

通常は軒裏に張るボードは厚みが6㎜ですが今回は倍の12㎜という事でボードの重みも作業進行に影響しているようです。

それでも、しっかりと施工してくれていまして、軒裏の作業ももう一日との事にもうひと頑張りお願いします。

そんな中、今日も午前中は年末のあいさつ回りに出かけてきました。

お留守のお宅も多かったのですが、在宅のお客さまとは色々とお話も盛り上がりましてありがたい事。

しかし、少々盛り上がりすぎて本日訪問するように予定していたお客さん宅すべてに回り切れなかったのは致し方ない所。

それでも家の事に限らず、家族の事、最近会った出来事など色々とお話してくれる事に地元に根差す工務店として段々と認められてきた事だと嬉しく思います。

当社のような小さな会社はご近所さんでの評判は何よりの営業効果のある宣伝。

地元の人たちに愛される会社であり続ける為に明日も正直にコツコツと家づくりに励んで行かねば・・・

午後からは倉敷市内のマンションの一室で床の修繕計画の相談を受けて現場調査、その後はこちらもご近所の企業さんからの工場拡張の相談を受けての見積提出と走り回った本日。

小さな会社の私たちを頼りにしてくださる、みなさまのお力になれるように取り組んで参りますので引き続きどうぞ宜しくお願いします。

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