■防衛情報-ウクライナ戦争
今日から十一月ですが戦争は続く。この問題は自衛隊の管区毎に重装備部隊完全充足部隊と軽装備の名ばかり部隊が分れている点を見ているようで他山の石の様に学ぶべきだ。
ロシア軍はクピャンスク地区とライマン地区において異なる特色の兵力構成を採用している、ISWアメリカ戦争研究所10月23日付戦況報告においてウクライナ国境警備隊シェフツォフ報道官の発言を引用しています、具体的にはクピャンスク地区では軽装備の複数分隊規模による攻撃が多用されているとのこと、しかしライマン地区では逆といい。
ライマン地区では重装備の増強小隊規模による攻撃が加えられているとのこと。軽装備部隊は浸透攻撃を想定しているのか、重装備部隊には補給の優先度があるのかについては示されていません。ただ、クピャンスク地区とライマン地区は同じ東部戦線北部地区いあたり、こうした攻撃の相違点は部隊や作戦体系が後逸されていないことをしめしています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
ウクライナ軍の軽装備の渡河部隊を駆逐出来ない理由は指揮系統も訓練水準もばらばらという部隊を送っている故なのかもしれない。
ロシア軍はPMC民間軍事会社部隊をドニエプル川方面へ投入している、ISWアメリカ戦争研究所10月23日付戦況報告がウクライナの軍事評論家マショヴェッツ氏の発言を紹介しています。具体的にはこのPMC民間軍事会社部隊は機動戦術予備軍という名称であり、複数のPMCをロシア軍部隊が統合運用、寄せ集めて大部隊としているとのこと。
機動戦術予備軍とともにロシア軍はドニエプル川の防衛を重視しており、第58諸兵科連合軍部隊をザポリージャ州西部地域からヘルソン州へ再配置していると軍事評論家マショヴェッツ氏は分析しています。ただ、ISWアメリカ戦争研究所では同時期、ドネツク州とザポリージャ州の州境地域においてロシア軍が攻撃を継続しているとも分析しています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
日本には懲罰部隊というものが存在しなかった故にピンとこないのですが何が何でも人命を顧みず集めて投入する消耗部隊を少数精鋭で尾の様に対抗するのかを考えるべきなのかもしれない。
ロシア軍は局地戦等をストームZ部隊に大きく依存している、イギリス国防省ウクライナ戦況報告10月24日付報告がその概要を紹介しています。ストームZ,ロシア語風に発音しますとシュトルムZ部隊は、いわゆる囚人部隊であり懲罰大隊であるという特殊な部隊とのこと、作戦基本単位は中隊規模の部隊を複数寄せ集めた部隊となっています。
ストームZ部隊はイギリス国防省が集めた情報として、補給などの後方支援順位や医療支援優先度が低く、負傷者が出た場合でも後送されず物資が不足した場合でも補給が後回しとなっていますが、損害を考えずに投入することができることで、ロシア軍はこの部隊の損耗が大きな運用に大きく依存しているとのこと。ただ、戦果も低いとされています。
北大路機関：はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
今日から十一月ですが戦争は続く。この問題は自衛隊の管区毎に重装備部隊完全充足部隊と軽装備の名ばかり部隊が分れている点を見ているようで他山の石の様に学ぶべきだ。
ロシア軍はクピャンスク地区とライマン地区において異なる特色の兵力構成を採用している、ISWアメリカ戦争研究所10月23日付戦況報告においてウクライナ国境警備隊シェフツォフ報道官の発言を引用しています、具体的にはクピャンスク地区では軽装備の複数分隊規模による攻撃が多用されているとのこと、しかしライマン地区では逆といい。
ライマン地区では重装備の増強小隊規模による攻撃が加えられているとのこと。軽装備部隊は浸透攻撃を想定しているのか、重装備部隊には補給の優先度があるのかについては示されていません。ただ、クピャンスク地区とライマン地区は同じ東部戦線北部地区いあたり、こうした攻撃の相違点は部隊や作戦体系が後逸されていないことをしめしています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
ウクライナ軍の軽装備の渡河部隊を駆逐出来ない理由は指揮系統も訓練水準もばらばらという部隊を送っている故なのかもしれない。
ロシア軍はPMC民間軍事会社部隊をドニエプル川方面へ投入している、ISWアメリカ戦争研究所10月23日付戦況報告がウクライナの軍事評論家マショヴェッツ氏の発言を紹介しています。具体的にはこのPMC民間軍事会社部隊は機動戦術予備軍という名称であり、複数のPMCをロシア軍部隊が統合運用、寄せ集めて大部隊としているとのこと。
機動戦術予備軍とともにロシア軍はドニエプル川の防衛を重視しており、第58諸兵科連合軍部隊をザポリージャ州西部地域からヘルソン州へ再配置していると軍事評論家マショヴェッツ氏は分析しています。ただ、ISWアメリカ戦争研究所では同時期、ドネツク州とザポリージャ州の州境地域においてロシア軍が攻撃を継続しているとも分析しています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
日本には懲罰部隊というものが存在しなかった故にピンとこないのですが何が何でも人命を顧みず集めて投入する消耗部隊を少数精鋭で尾の様に対抗するのかを考えるべきなのかもしれない。
ロシア軍は局地戦等をストームZ部隊に大きく依存している、イギリス国防省ウクライナ戦況報告10月24日付報告がその概要を紹介しています。ストームZ,ロシア語風に発音しますとシュトルムZ部隊は、いわゆる囚人部隊であり懲罰大隊であるという特殊な部隊とのこと、作戦基本単位は中隊規模の部隊を複数寄せ集めた部隊となっています。
ストームZ部隊はイギリス国防省が集めた情報として、補給などの後方支援順位や医療支援優先度が低く、負傷者が出た場合でも後送されず物資が不足した場合でも補給が後回しとなっていますが、損害を考えずに投入することができることで、ロシア軍はこの部隊の損耗が大きな運用に大きく依存しているとのこと。ただ、戦果も低いとされています。
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