◆プロテクター日本寄港、ホストシップは、しらせ
カナダ海軍の艦船が、昨年に続き日本に寄港すると、海上自衛隊HPに掲載されていたので、本日は、この内容をお伝えしたい。
カナダ海軍入港の目的は親善訪問。今回寄港するのは、補給艦プロテクターで、艦長はスタンベイツ中佐。寄港地は東京港で、期間は5月30日入港、6月4日出航。詳細は、5月30日1000時に入港し、1030~1100時が入港歓迎行事、1100~1130時に記者会見が行われるとのことだ。
6月1日1200、ホストシップが東京港入港、6月4日1400時ホストシップ出航で、6月4日1000時にプロテクターが出航する。ホストシップには、明日就役する新砕氷艦しらせ、がその任にあたり、しらせ、は就役早々に、最初の任務がカナダ海軍のホストシップということになるわけだ。
東京港の晴海埠頭に停泊するということなので、昨年、フランス海軍の強襲揚陸艦ミストラルが入港した埠頭よりは、埠頭からの見学は容易とおもわれる。カナダ海軍の入港は27回目、東京への機甲は三年ぶり8回目となる。ちなみにプロテクターは、現在統合補給支援艦として代替艦の建造が計画中だ。
補給艦プロテクターは、プロテクター級補給艦のネームシップとして1969年に就役。満載排水量24000㌧、全長168.4㍍の艦隊補給艦で、12000㌧の艦艇・航空機用燃料と弾薬や物資、補給部品など1250㌧を搭載する。乗員は227名。最高速力は20ノット。同型艦はとして姉妹艦があり2隻が建造された。
しらせ、は満載排水量22000㌧、全長138㍍、南極観測支援などの任務にあたる海上自衛隊の砕氷艦だ。南極観測支援に当たるということで、物資や人員輸送を考慮しており、CH-101輸送ヘリコプター2機、観測ヘリコプター1機を搭載し、コンテナ貨物の搭載量は1100㌧、前述のように、明日、舞鶴で自衛艦旗を授与され、就役する。
HARUNA
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