ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「闘う人を笑う闘わないヤツら」

2021-12-31 00:33:08 | 日記

私にとって2021年はとにかく「介護」の1年でしたが、同時に「コレクション」復活の1年でもありました。

’90年代末から続いてた「マジンガー」フィギュアと『太陽にほえろ!』DVD-BOXのコレクションはどちらも商品が出尽くしてしまい、ハリソン・フォード出演作(DVDやパンフレット)も途切れてる今、集めるものが無くなったところで「モデルガン」っていうパンドラの箱を開けちゃった。

これは本当にヤバいw まず単価が高いし、絶版品も含めると数限りなく種類があるから集めだすとキリがない。なので基本的に「刑事ドラマのヒーローが使いそうな拳銃」のみに対象を絞り、それ以外には手を出さないっていうルールは昔から決めてます。

で、その対象のストライクど真ん中に「スナブノーズ(銃身の短いリボルバー)」があり、これまで一度も商品化されてなかった「リバティチーフ」というスナブノーズが今年モデルガン化されてしまい、ぶっちゃけ約5万円というアンタッチャブルに近い値段だったけど、ストライクど真ん中に来ちゃったから見送るワケに行かず、まぁ買っちゃった次第です。



で、本題はここから。私は大いに気に入ってるリバティチーフのモデルガンだけど、世間のガンマニア達にはどんな風に評価されてるか知りたくなり、レビュー記事を検索したら例の巨大掲示板の「モデルガン・スレッド」というのに辿り着きました。

そして読んだら驚いた! もうねえ、どいつもこいつもクソミソにケナしてやがるんですよw まだ発売される前から、やれ「こんな超マイナーなリボルバー、誰が買うんだよ」だの「どうせ売れないから続きは無いだろうよ」だのって。

いや、私自身も確かに「こんなの売れるワケない!」ってブログに書きましたけどw、それは採算を度外視して「誰も作らないならオレが作る!」っていう心意気だけでトイガンメーカーを立ち上げてくれた、エム・アイ・イー総研アクション事業部さんへの感謝とリスペクトをこめた賛辞の言葉だったワケです。

5万円も出して買ったのも、その心意気を是非とも支援したい!っていう気持ちがあればこそですよ。

なのに巨大掲示板の常連たちは「どうせ金持ちの道楽か税金対策で作ったんだろうよ」とか「モデルガン業界の現状も知らないで(何が売れるか分からないで)やってんだろ」とかって、なぜだかホントに解んないんだけど、どいつもこいつも上から目線で嘲笑してやがる。なんで?

リバティチーフは確かにマイナーだしS&Wやコルトのリボルバーと比べたら垢抜けない拳銃だから「オレは買わない」っていうのは理解できます。そりゃあ好みは人それぞれだし、なにせ値段が値段だからよっぽどの好き者じゃないと買わないでしょう。当然です。

でも、だからって、なんでそれが「上から目線であざ笑う」っていう表現に繋がるのか? それも、どいつもこいつも寄ってたかって! モデルガンを愛してる人たちの広場じゃなかったの?

なぜメーカーさんの足を引っ張るような悪口ばかり書く? モデルガンが商売にならないと判断され、作られなくなって一番困るのはキミたちじゃないの?

1人ぐらい「いやいや、せっかく新しいメーカーが参入したんだから応援しようよ」とか「誰も買わなくてもオレは買うぜ!」みたいに気概のあること書く人、いても良さそうなのに誰も書かない!

なんで? 仲間外れにされそうで怖いから? あんな連中とそんなに仲良くしたいの? しょっちゅう挙げ足を取り合って罵り合ってるのに?



かつて『太陽にほえろ!』を語るスレッドも読んでた時期があるけど、そこに常駐してる連中もまったく同じでした。

『太陽〜』に夢中になることで学生時代の孤独から救われ、それが人生の支えにまでなった私からすれば『太陽〜』のスタッフやキャストは神様みたいな存在なのに、掲示板に張り付いてるのはやっぱり「上から目線であざ笑う」ヤツばっかりでした。

生みの親であるメインプロデューサーすら呼び捨てにし、何本かある封印作品を公開しないからって「老害」呼ばわりし「早く○ねばいいのに」とまで書いている! 信じられん!

もっと酷かったのは『太陽〜』のテレビ用モノラルBGMの音源を初めて商品化し、全話収録のDVD-BOXシリーズも企画&監修された、つまりファンの夢を実現してくれたクリエイターさんに対する罵詈雑言。

そのクリエイターさんも熱心な『太陽〜』ファンで、言わば我々の仲間なのに、そしてファンだからこそ発想できる商品を次々とリリースしてくれたのに、連中は不満点ばかりあげつらって感謝の気持ちなど微塵も示さない! なんで!?

書き方は今回のリバティチーフと同じで「上から目線」と「嘲笑」が基本。共通するのは自分らと同じマニアの人が画期的な商品を世に出した点で、根底にあるのは「嫉妬心」なんでしょうか?



で、どのスレッドを見ても共通してるのが、言葉遣いの汚さと荒っぽさ。それもなぜか「○○すんじゃね?」みたいな、今どきの若者風の言い回しを頻繁に使うのが特徴。

実際に書き込んでるのは私とそんなに変わんない年齢のオッサン達なんですよね? 少なくともモデルガンとか『太陽にほえろ!』のマニアは間違いなく中年以上でしょうw

オッサン世代が人と面と向かって話す時、そんな喋り方します? なんでインターネットの中だと荒っぽい若者風を装うの? その心理が私にはサッパリ解んない。ナメられたくなくて虚勢を張ってるんだろうけど、ダサくね?



まあ言葉遣いはともかくとして、私がどうにも我慢ならないのが、誰かが苦労して作った製品や作品を、ただ消費するだけのヤツらが、なんで上から目線であざ笑えるのか?ってこと。

モデルガンやTVドラマを企画し、プレゼンし、スポンサーからGOサインを貰って製作に着手し、そこから発売や放映に至るまでの長い長い苦難の道のりを、まだ働いた経験も無いクソガキならともかく、ええ歳こいたオッサンが想像出来ないの?って。

闘いもせずノホホンと生きてるヤツが、懸命に闘ってる人たちを安全な場所から笑ってるんじゃないよ!(ハイパーオミクロン激怒)

そもそもケチをつける権利があるのは商品をちゃんと買った人、作品をちゃんと観た人だけでしょう? 言論の自由にも条件はあるんだよ!



たぶん今年最後の記事になりそうなのに、毒を吐いてしまいましたm(__)m いや、最後だからこそ吐き出しておきたかったんですね。

彼らの気持ちが100%理解出来ないワケでもないんです。私だってリボルバーや刑事ドラマがこれほど好きでなかったら、もしかしたら嘲笑する側に回ってたかも知れないし。

ただ、好きでないなら黙ってスルーしろよって話です。楽しんでる人にわざわざ水を差したり、クリエイターをバカにしたりすんのは金輪際やめなはれと。自分のやってることがいかに浅はかで格好悪いことか、少しは客観的に考えてみろよと。

かく言う私も、そんな毒にも薬にもならん掲示板を読んでるヒマがあるなら、自分のブログを更新するなり何なり、もっと有効に時間を使いなはれって話ですよね。すんまへん。

そこが怖いとこなんですよ! 読むと無意識に引きずりこまれちゃう。自分自身の奥底にいる悪魔が顔を出そうとしちゃう。あの板に常駐してる人らはもう手遅れで、自身のダークサイドに支配されちゃってる。

インターネットにはそういう魔力が確かにある。だからうまく距離を取ってつき合わないといけません。気をつけます!

そんなワケで皆さん、良いお年を!

コメント (8)
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