児童誌、学年誌、とても懐かしいです。『小学○年生』『科学』『学習』『中学○年時代』etc……
中でも『中学○年コース』を私がよく買ったのは、『太陽にほえろ!』の特集記事が他誌よりも充実してたから。特に『中一コース』は付録の小冊子を丸ごと『太陽にほえろ!』のノベライズにしちゃう等、かなり優遇してました 。
当時の『太陽〜』は民放ドラマ視聴率キングの座を独走してましたから、当然と言えば当然なれど、特に中1ぐらいの子(まさに私)たちが熱狂的に支持してたのかも知れません。
しかし番組の公式本(ノベライズや写真集)は今も大切に保管してあるけど、さすがに雑誌はキリが無いからほとんど処分しちゃいました。先にご紹介した付録の小冊子も、これからご紹介する本誌(’79年8月号)も、近年になってネットオークションで購入したものです。
巻頭グラビアは『太陽にほえろ!』ではなく、水谷豊さんの『熱中時代 刑事編』。劇中どおりに水谷さんとミッキー・マッケンジーさんが結婚されて話題になったけど、後年……
そしてボインぼよよ〜ん!と現れた榊原郁恵さんの『ナッキーはつむじ風』。
夏休みはちゃんと計画を立てて有意義に過ごしましょう!ってことで、先輩中学生たち(サクラ?)が成功談、失敗談を語るおせっかいな投稿が載ってます。
学生時代の私には絶望的に縁が無かった、異性との想い出づくり。これが『GORO』とか『スコラ』だったら「HOW TO SEX」一色になっちゃうけど、さすがに学年誌は健全で面白くも何ともありませんw
もちろん、ちゃんと勉強のページもあるけど、私は一瞥もしませんでした。
当時話題の映画はアニメ『銀河鉄道999』。私も父と一緒に大阪の劇場で鑑賞しました。
というワケでゴダイゴが大人気だった当時の歌謡界。サザンが『いとしのエリー』でグイグイ頭角を表す一方、ピンクレディーの人気が急降下してました。爆発的に売れたのって2年間ぐらい?
化粧品メーカーのCMでは「燃えろいい女」の小野みゆきさんを筆頭に、中島はるみさん、紺野美沙子さん、浅野ゆう子さん等が注目されてました。
ところで私がオークションでこの号を選んだ理由は、最も愛した刑事キャラクター「ボン」こと田口刑事(宮内 淳)の殉職記事もさることながら……
それ以上に、これをもう一度読みたかったから!
昭和『ウルトラマン』シリーズ等の脚本家として知られる佐々木守さんが連載された、学園サスペンス小説『白夜学園』。
なんと! ボンを演じられた宮内淳さんと、当時の私や大槻ケンヂさんの身体の一部を大いに熱くしてくれた、石野真子さんが夢の共演!!
と言ってもブロマイド写真をコラージュしただけ、みたいな仮想出演なんだけど、それでも宮内淳&石野真子というキャスティングはあまりに私を狙い撃ちし過ぎ!
ちなみに宮内さんは主役カップルの担任教師役、真子さんはその恋人かつヒロインの姉役でした。主役カップルが異父兄妹だったりして、やはり佐々木さんが脚本を書かれた大映ドラマ『赤いシリーズ』を彷彿させる内容です。
連載マンガはあだち充さんの『おいら放課後若大将』。もちろん『みゆき』や『タッチ』を大ヒットさせる前の作品です。
「睡眠学習」なんていう超いかがわしい広告も載ってます。そういや私も英会話のカセットテープを買った記憶が、いま蘇りましたw
裏表紙はラジカセの広告。正式名称は「コンパクト・ラジオカセッター」だったんですね!
文通コーナーも載せたかったけど、いくら40年以上前とはいえ個人情報(住所に本名、顔写真まで!)モロ出しなんで、さすがに無理。ホント平和な世の中でした。
今回はセクシーショットも『中学○年コース』にちなんで、中二コース11月号における手塚理美さんの伝説的ノーブラ写真!
小学生時代からジュニアモデルとして活躍し、中1のときにユニチカ2代目マスコットガールに抜擢されて一気にブレイク。この表紙カットもその頃に撮られたものでしょう。
’81年にヌードを披露されてから朝ドラ『ハイカラさん』や『ふぞろいの林檎たち』等で女優業に邁進。だけど理美さんは「手塚さとみ」名義だった少女時代の方が圧倒的にエロいです。