ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「大魔王が泣いた」

2021-07-30 11:11:49 | 日記

 
大魔王とは伊藤美誠選手(女子卓球)の別名です。

混合ダブルスの決勝戦、マシーンにしか見えない無敵の中国ペアを見て私は正直「こりゃムリやろ」って怖じ気づいたのに、大魔王様はずっと楽しそうにニコニコ、ニヤニヤしておられましたw



挙げ句には勝っちゃうし、それではしゃぎはするけど涙は見せず冷静だし、卓球マシーンとは全然違う(あくまで人間としての)芯の強さが頼もしいにも程があります。弱冠20歳!



日本ペアが勝てたことで、中国選手もやっぱり人間なんだと思い直したんだけど、続くシングルス戦では大魔王が中国に完敗しちゃいました。アイツら、やっぱマシーンですw

同じ日の3位決定戦で、大魔王は石川佳純選手を負かしたシンガポールの選手に天罰を下し、銅メダルを獲得。女子シングルスでは史上初の快挙だけど、三冠を目指してた彼女は「嬉しいけど99%は悔しい」と初めて涙を流しました。

でもねえ……マシーンみたいになっちゃう位なら、メダルなんか獲らなくていいよと私は正直思っちゃう。福原愛さんが中国で大人気だったのは、自国の選手には無い魅力が彼女にあったからでしょう?

それは何かと言えば「人間らしさ」だろうと私は思う。もし私が中国人だったとしても、ただ勝ちさえすりゃいいマシーンのファンには絶対ならないと思う。よく知りもせず印象だけで言うべきじゃないけど、そう感じたんだから仕方ありません。



卓球と言えば、男子選手の「チョレイ!」とかいう掛け声が無闇にうるさくて私は嫌いなんだけど、大魔王様とペアを組んだ水谷準くんは適度な音量で良かったです。

混合ダブルスの準々決勝だったかで、フランスの男性選手が「ヨシ!」とか「ヨッシャアーッ!!」って、日本語で叫んでおられたのは妙にキュートでしたw 大きな身体を窮屈そうにかがませながら卓球されてる姿も、なんか可愛かったですw



女子卓球の次に注目してたのが女子ソフトボール。こちらも決勝の対戦相手であるアメリカチーム、特にオスターマン投手が登場した時には「で、でかっ!」「 足、長っ!!」ってw、こんなのに勝てるワケない!って思ったのに勝っちゃいました。



かつて「なんも言えねえーっ!」って言ってた水泳の北島康介選手が今、NHKの五輪中継でコメンテーターを務めておられるのが感慨深いですw



コメントを求められても「なんも言えねえ!」を繰り返すんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、すっごいちゃんとしたコメントされてます。(そりゃそうやろw)



そして「野獣」呼ばわりされてた柔道の松本薫さんがまた、お綺麗になられて! いや、元からお綺麗なんだけど闘志を剥き出しにされてたあのお姿が今も眼に焼きついてますからね。まさにギャップ萌えで萌え萌えしちゃいます。

コメンテーターと言えば、福原愛さんもすっかりオトナ。気がつきゃバツイチのお母さんですからね。ちっちゃな頃からテレビで観てきたオジサンはしみじみしちゃうし、お綺麗でうっとりもしちゃいます。



PS. 私はサザンオールスターズのデビュー時からのファンだけど、桑田さんが唄われてるオリンピック中継(テレ朝)の主題歌にはなんか違和感があります。国際スポーツって柄じゃないでしょう桑田さんはw
 

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「ワンダーウーマンvsスパイダーマン」

2021-07-26 16:00:11 | 日記

 
レンタルDVDで『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』('19) と『ワンダーウーマン1984』('20) を観ました。

どちらも広く名の知れたアメコミのスーパーヒーローだけど、スパイダーマンはマーベル・コミック、ワンダーウーマンはD.C.コミックスと所属リーグが異なっており、それぞれMCUとDCEUの二大ユニバースを代表するキャラクターで……って書いても興味ない読者さんにはサッパリですよねw

↑これをいちいち説明するのが面倒だから、今回は映画レビューじゃなく「日記」として書くことにしたのに、気がつきゃ親切に説明しちゃってるボクちゃんはやはり真のハリソン・フォードです。



『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』はMCUの大きな区切りとなった『アベンジャーズ/エンドゲーム』('19) に続く作品で、そっちを観てないとよく解んない設定も多く、もはや連載マンガか連ドラの世界。アメコミ映画は評判がどうあれ観る人は観るし、観ない人はいっさい観ないだろうから、それで良いのだと思います。

私は『~エンドゲーム』でアメコミ映画はもう卒業しようと思ってたけど、観たらやっぱり面白いんですよねえ。キャラクタードラマとしてよく出来てるんです。



スパイダーマン=ピーター・パーカー(トム・ホランド)はアベンジャーズの中で最年少(まだ高校生)であり、参入が遅かったせいもあって未だ「ひよっこ」扱い。それで功を焦って失敗したり、先輩たちのサポートでやる気を取り戻したりする様がまさに「青春アクションドラマ」で『太陽にほえろ!』の世界!

ピーターが真っ直ぐで純情な少年である点も好感が持てるし、ヒロイン=MJ(ゼンデイヤ)とのロマンスも初々しくて私のハートはチュクチュクしちゃう。

また、そのMJのキャラクターが過去のスパイダーマン映画と違い「変わり者」として描かれてる点が面白い。原作コミックもいろんな作家が描いてるから、多分こんなバージョンのMJも過去に存在したんでしょう。

で、純情少年と変わり者女子の恋だから、なかなかスンナリとは進まない。今回の映画は、スクールの研修旅行中にMJに「告白」しようとするピーターの奮闘がストーリーの縦軸になってて、ヒーローバトルに興味がない人でもラブコメとして楽しめる趣向。

ただしロマンス描写に偏りすぎると私みたいな五十路男子はシラケちゃうワケだけど、そのへんのバランス感覚がMCUは抜群に上手い。まあ昨今のアメコミ映画に共通する不満点として「尺が長すぎる」ってのが今回もあるんだけど、集中力が途切れるギリギリのラインで私が踏み留まれたのは、やっぱり青春ドラマとしてよく出来てるからだろうと思います。



一方の『ワンダーウーマン1984』を観てまず驚いたのは、前作にはまだ残ってたザック・スナイダー臭(やたらダークな作風)がすっかり払拭されてること。『ジャスティス・リーグ』の興行的失敗が影響してるんでしょう。

お陰でクリストファー・リーブの『スーパーマン』シリーズを彷彿させる明るい作風が甦って、暗いのが苦手な私としては大歓迎!……の筈なんだけど……

差別はしたくないけど、やっぱ女性監督の作品やなあって、しょせん男子(五十路)の生理には合わへんよなあって、思わずにいられませんでした。

前作で死んじまった恋人=スティーブ(クリス・パイン)を60年以上経っても忘れられないダイアナ(ガル・ガドット)が、なんでも願いを叶えてくれると云われる魔法の石に、半ば冗談でスティーブの復活を願ってみたら本当に生き返ったから驚いた!

で、その石が悪党の手に渡ってしまい、世界中の人々の身勝手な願いがどんどん叶えられ、世界は大混乱! それを食い止めるには、みんなが願いを取り消さなきゃいけない。

そうすればせっかく再会できたスティーブがまた消えちゃうワケで、ダイアナは生涯の恋か人類の救済かっていう究極の選択を迫られ、大いに葛藤するのでした。



ネタバレを気にするまでもなく、ヒーローなら後者を選ぶに決まってるし、二度目の別れの切なさがドラマを盛り上げるであろうことは容易に想像ついちゃう。

それはいいんだけど、別れをより切なくするには事前に二人のイチャイチャぶりをしっかり描かなきゃいけないワケで、それが我々男子(五十路)には拷問に近い苦痛w……とまでは言わないけど、退屈極まりない時間になっちゃう。

花火大会の上空をセスナ機で遊覧するロマンチックな場面も、別にあってもええけど長すぎるやろ!ってw、そんな時間があるなら1人でも多くの悪党をぶん殴れよ!って、そこで男女の生理の違いが顕著に表れちゃうワケです。

で、最後は悪党をやっつけるんじゃなく、願いを叶えた全世界の人々をダイアナが説得し、みんなが取り消すことで平和を取り戻すというヒューマニズム。悪党も幼い息子の訴えであっさり改心しちゃいます。



決して悪くはありません。ただし、これがヒーロー映画でなければ! 私にとってのヒーローは、やっぱ悪党をぶちのめしてナンボなんです。そのカタルシスが無くちゃヒーロー物を観る意味が無いんです。

同じパティ・ジェンキンス監督による前作『ワンダーウーマン』にはちゃんとカタルシスがあったのに、それが大ヒットしたお陰で監督の株がぐっと上がり、逆にプロデューサー=スナイダーさんの株が急落したのも追い風になって、今回はパティさん=女性監督の意向が全面的に優先されたんでしょう。

良い悪いは別にして、大抵の女性は暴力を好まないし、アクションよりもドラマで魅せたいと考えるでしょうから、こうなったのは必然だろうと思います。

アクションシーンが無いワケじゃ勿論ないけど、闘い方がえらくフェミニンになっちゃった。「彼らには罪がないから」とか言って、投げ技ばっかりで打撃技がほとんど見られない!

女性が屈強な男どもを片っ端からぶん殴り、蹴飛ばし蹴散らす場面にこそガールズアクションの醍醐味があるのに、これじゃ意味がない。女性観客がどう感じるか私には分からないけど、もしかしたら同じ声も聞こえて来るかも知れません。

泣かせることを前提にドラマや映画を創っちゃダメですよ!って、いつも口を酸っぱくして言ってるのにホント残念です。ヒューマニズムを否定はしないけど、そういうのはよそでやって頂戴、ピアノ売ってチョーダイ電話してチョーダイ!!って、私は声を大にして言いたいです。

よって、セクシー美女ワンダーウーマンVS童貞男子スパイダーマンの対決は、童貞くんの圧勝です。D.C.ユニバースは相変わらず迷走してますね。まだまだマーベルの時代が続いて行きそうです。


 

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「伊藤美誠選手が好き」

2021-07-25 18:55:33 | 日記

 
やっぱり、なんだかんだ言ってもオリンピックは観ちゃいますよ。さんざん文句言ってた人たちだって、結局は観てるんでしょ?っていうw

なんでオリンピックだけ特別扱いなんだ?って言いたい気持ちも解るけど、普段スポーツに興味がない私だって観ずにいられないんだから、やっぱり特別なんです。世界中の人々が注目するんだから、特定のファンしか観に行かない音楽イベント等とは明らかに格が違う。

それでますます懐が潤う金持ち連中がいるかと思うと確かに気分悪いけど、それを言いだせば全てのイベント、私が好きなエンタメの世界だって構図は同じだろうし、世の中そんなもんだと割りきって楽しめば良いんじゃないでしょうか?

開会式は後半しか観てないけど、逆風の中でやるからこその特別な感動がありました。

バッハ会長のぐだぐだロング・スピーチに対する呆れと怒りを共有することで、全人類の気持ちが1つになれて良かったじゃないですかw 「空気を読む」なんて言葉は大嫌いだけど、あそこまで空気を読めない、ハナから読む気も無い人だからこそ今回のオリンピックも強行出来たんやなあって、妙に感心させられました。



で、私が注目してる競技は女子卓球。中でも伊藤美誠選手を以前から応援してます。

福原愛さん、石川佳純さん、平野美宇さんなど女子卓球選手はみんな好きだけど、伊藤美誠さんの天真爛漫さと飄々としたキャラクターは特に好きで、常に攻撃的で思いきり良いプレースタイル、「物怖じ」って言葉が辞書に載ってなさそうな大胆不敵さが爽快&痛快でとにかく魅力的。まるでアニメのキャラクターみたい。



子供の頃、家に卓球台があってよく遊んだこともあり競技としての興味もあるし、他競技の選手たちに比べてミニマムな感じがまた可愛くて、卓球女子にはずっと注目してます。

とはいえ普段は報道番組のスポーツコーナーで試合の断片しか観てないから、じっくり腰を据えて観戦できる機会としてもオリンピックはやっぱ特別なんです。

ここ一番に賭ける選手たちの気迫とか、プレッシャーで本来の力が出せなかったりする場合も含めて、オリンピックの試合はドラマチックで抜群に面白い。



もちろん人命より大事だなんて全く思わないけど、これが不要不急だとも思えないし、特別扱いされるだけの価値はやっぱりあると思います。

今、世界中が未曾有のトラブルに見舞われてゴタゴタしてるんだから、そりゃオリンピックだってゴタゴタするに決まってます。人間がやってんだから仕方ないでしょ?って私は思う。

だからいちいち目くじら立てないで、かと言って浮かれることもなく、普通に母国チームや推し選手を応援すれば良いんじゃないでしょうか。


 

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「COLTトルーパー&キングコブラ」

2021-07-23 22:00:07 | コレクション

 
MGC製のモデルガン・COLTトルーパーMk-III 4インチはドラマ『大追跡』で藤竜也さんや柴田恭兵さんが愛用されたことでも(その道のマニアには)知られてるけど、私にとっては何と言っても『太陽にほえろ!』のゴリさん(竜 雷太)の拳銃ってイメージが強いです。なにせ『大追跡』は半年しか放映されてないけど、ゴリさんは任期後半の5年近くトルーパーひとすじ!でしたから。

兄弟機であるCOLTローマンMk-III が当時あらゆる刑事ドラマで使用されてたのに対して、トルーパーはなぜか『太陽にほえろ!』と『大追跡』以外ではあまり見かけなかったのが、余計にその2番組における活躍を強く印象づけたのかも知れません。

トルーパーはパイソンと同じ357マグナムの拳銃だけど、パイソン人気の影に隠れて地味な存在になっちゃった印象は否めません。(実銃もそうらしいです)

けど、あのローマンと同じフレームとメカニズムで出来てますから、故障知らずで発火性能バツグン。撮影用プロップとしてはパイソンより遥かに優れてるんですよね。(ただしMGC限定。コクサイ製はローマンもトルーパーもすぐ壊れました)

だから『もっとあぶない刑事』でユージ(柴田恭兵)が使ってたパイソン2.5インチは、発砲時だけMGCトルーパーのフレームにパイソンのバレルを嵌め込んだカスタム・プロップが代用されてました。



私が持ってるMGCトルーパー4インチ(上画像)には、例によってオークションで入手したハンドメイドの木グリが着いてます。これはMGCのトルーパー(あるいはローマン)専用に作られたもの。

MGCのモデルガンは重量アップのためグリップ部分にダイキャストの重りが埋め込まれており、コルト(つまり実銃用)の純正グリップはよほど加工しないと装着出来ないんですね。だから専用のグリップが今でも売られてるワケです。



MGCトルーパーの6インチ。これも『大追跡』と『太陽にほえろ!』で沖雅也さんが愛用されました。(ただし前者では途中からパイソンに、後者ではS&W M29にそれぞれ鞍替えされてます)

『太陽~』ではロッキー刑事(木之元 亮)もスコッチ(沖さん)から譲り受ける形でトルーパー6インチを使用。長銃身のリボルバーは実に画面映えするけど、ああいう長身の人たちが持てばこその格好良さで、チビの私が持ったとてサマになりません。誰がやねんっ!?(激怒)



MGCのSRH(スーパー・リアル・ヘビーウェイト)シリーズのトルーパー4インチです。グリップはMGC純正の木グリ。

COLTローマンの記事にも書きましたが、このSRHシリーズはプラスチックに鉄粉をミックスさせた素材で出来てるので、ずっしり重くて磁石がくっつきます。けど、うっかり落としたらすぐに割れちゃう「脆さ」があり、これを振り回して遊ぼうとか、映画の撮影に使おうなんて思えません。あくまで鑑賞用ですね。

発売当時はまさにその「重さ」と金属っぽい質感に惹かれたワケだけど、今となっては思い存分振り回せるABSモデルが一番です。前述の通りMGCのモデルガンには重しが入ってるからABSでもそこそこ重い。歳を食った今となっては「そこそこ」ぐらいがちょうど良いんですw



こちらはMGC製「COLTピースキーパー」ヘビーウェイト・モデルの4インチ。

実銃のピースキーパーは「COLTトルーパーMk-V」の廉価版で、このモデルガンは「Mk-III」のフレームを流用してますから言わば「なんちゃってピースキーパー」。

パックマイヤーの実銃用ラバーグリップが着いてますが、フレームはMGCトルーパーそのまんまだから加工しないと装着出来ず、大阪に住んでた頃に通ってたガンショップの兄ちゃんに頼んで(たしか五千円ぐらいで)やってもらいました。

後にKSC社がちゃんとした(リアルな)トルーパーMk-Vとピースキーパーのモデルガンを発売するんだけど、こっちの「なんちゃってピースキーパー」の方がなんかカッコいいですw



そして'90年代になって発売されたのが、先ほど触れたKSCのモデルガン・COLTトルーパーMk-V。私が持ってるのはニッケル風メッキ仕様の4インチです。

グリップはホーグ社の実銃用ラバーグリップ。本来このモデルガンには木製グリップが標準装備されてたけど、グリップ無しの中古がオークションで安売りされてたので買いました。後でご紹介するKSCキングコブラに着いてたホーグのグリップがちょうど1つ余ってたんですよね。



言うまでもなくトルーパーMk-Vは先のMk-IIIの後継機で、内部メカが改良されたほか、バレル上部にパイソンと同じベンチレーテッドリブ(発砲時に熱を逃がすための穴)が設けられ、シリンダーがカウンターボアード(背面が少しくぼんでるタイプ)に変更されてます。

モデルガンとしてもかなり進歩しており、ルックスもメカニズムも実銃と瓜二つ。だから実銃用のグリップが無加工で着けられるし、カートリッジもリアルサイズになってます。

あえて欠点を挙げるなら、MGCトルーパーと比べて重量がかなり軽減されちゃったこと。実銃は出来るだけ重量を抑えるよう設計されてますから、リアルに再現すればするほど軽くなっちゃうワケです。

もはやモデルガンはヘビーウェイト素材で作るのが当たり前になったから、重りは必要なしって事なんだろうけど、メッキが出来ない素材なもんでシルバーモデルはABSで作らざるを得ない。今の私は重量にこだわらないから平気だけど、発売当時はそれがとても残念でした。



そしてKSC社は、トルーパーMk-Vの廉価版であるCOLTピースキーパーと、後継機である「COLTキングコブラ357マグナム」も発売してくれました。というか本来キングコブラがメインで、同じフレームを流用できるトルーパーとピースキーパーはついでに作られたようなもの。それならローマンMk-Vも出して欲しかった!

上の画像は私が持ってるKSCキングコブラ、ニッケル風メッキ仕様の2.5インチABSモデル。同じニッケル風メッキでもトルーパーとは色味が違ってるのがKSCさんの芸の細かさ。こちらはもう、ほとんど鏡面に近い仕上がりです。

グリップはパックマイヤー製の実銃用で、木とラバーを合体させたユニークなツートンデザイン。元はホーグ製のラバーグリップ(さっきのトルーパーに着けてるヤツ)が標準装備されてました。



KSCキングコブラのステンレス風メッキ仕様、4インチABSモデル。グリップは標準装備のパックマイヤー製オールラバー。

実はヘビーウェイトモデルも持ってたけど艶消しブラックのボディがしっくり来ず、知人に譲りました。結果、私が持ってるMk-Vシリーズはシルバーモデルばかり。キングコブラは絶対シルバーの方が似合うと思います。

KSCキングコブラが登場した頃はすでにTVのアクションドラマが絶滅状態で、画面で見られる機会はほとんどありませんでした。私が記憶してるのは映画『あぶない刑事リターンズ』と『あぶない刑事フォーエバー』で柴田恭兵さんが2.5インチを使っておられた事くらい。それだけじゃ寂しいですよね。



そして例によって最後は珍品をご紹介。大阪のガンショップで売られてた、MGCパイソンがベースの「初代COLTトルーパー」風カスタム・モデルガンです。サイズは5インチ位でしょうか?

Mk-IIIシリーズが登場する以前のトルーパー(言わばMk-I)はパイソンと似たようなフレームだったらしく、刻印が無いから断言は出来ないけど、カスタムした人は多分それを再現されたんだろうと思います。

シリーズの最終形であるキングコブラと並べるとクラシックさがいっそう際立ち、時代の流れ、リボルバー拳銃の進化を実感できます。新しい方がやっぱりカッコいいけど、味わい深さは断然古い方に軍配が上がりますよね。


 

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「COLTパイソン357マグナム」

2021-07-21 12:00:04 | コレクション

 
モデルガン・コレクションの第3弾。ピカイチにカッコいいリボルバー拳銃はどれかと問えば、好みの違いは多少あれど「COLTパイソン357マグナム」の名前は必ず挙がるはず。漫画『シティーハンター』の主人公が使ってたヤツで、'80年代の刑事ドラマでも引っ張りだこだったコレです。



'80年代にモデルガンを集めた人は全員持ってたんじゃないか?ってくらい売れたであろう、MGCの「NEWポリス・パイソン」。

なぜNEWかと言えばそれ以前に金属製のパイソンを発売してたから。けれど'70年代前半に規制が厳しくなってMGCは金属モデルガンから手を引き、新設計によるABS(強化プラスチック)製モデルガンを続々リリース。それで'78年に満を持して世に放ったのが、このABS製COLTパイソン。当時は決定版と言われたことでしょう。

私はローマン派だったのですぐには手を出さず、まずは叩き売りされてたコクサイ製の旧ABSパイソン2.5インチを購入。だけどあっという間に壊れちゃいましたw

で、大人になり、自分でお金を稼げるようになってから満を持して買ったのがMGCのNEWポリス・パイソン4インチ。だけどそれも買ったその日にハンマー(撃鉄)が動かなくなっちゃいましたw

後から知ったけど、これはパイソン「あるある」でモデルガン好きなら誰もが経験してること。メカニズムがチョー複雑な上、スチール製の実銃と違ってプラスチックとダイキャストで出来てるもんだから耐性が無いんです。

つまり壊れて当たり前の製品が堂々と(けっこうな高値で)売られてたワケで、なのに誰も文句を言わなかったんだから何とも平和な世の中でした。

いま私が所有してるMGCパイソン4インチ(上画像、MGC純正の木グリ付き)は、10年以上前に中古で購入したものだけど、いまだ一度も故障してない「奇跡の一挺」ですw きっと前のオーナーさんが上手く調整されたんでしょう。(私にはそんなスキルが一切ありません)

壊れて当たり前の製品でも、つい買わずにいられない魅力がMGCパイソンには確かにある。実銃よりバレル(銃身)がやや太く、実銃以上に武骨さが際立ってカッコよく、これぞ漢の武器!って感じ。(※あくまで個人の感想です)



こちらはコクサイ社が末期に発売した「ニューコンセプト・モデルガン」シリーズのCOLTパイソン4インチ・スタンダードモデル。すぐに壊れた旧パイソンと違って、ちゃんと動きますw 当たり前のことなのに有難みがハンパない!w

しかもこれは、'90年代にコクサイから発売されて「これぞ真の決定版!」と当時は絶賛された、金属製のNEWパイソンをプラスチック化したモデルなので、ルックスもメカニズムもMGCのとは比較にならないくらいリアル!

ただしその金属パイソン、絶賛された「リアルさ」こそがアダとなり、やっぱすぐに故障しちゃうのでしたw(私も4インチを買ったけどすぐに壊れ、友人にあげちゃいました)

それから改良に改良が重ねられ、やっと簡単には壊れない「ニューコンセプト」のパイソンを世に出したコクサイは、しかし程なくして倒産しちゃいます。

ABS製パイソンは近年、タナカ・ワークス社が本当にこれぞ真の決定版!と呼べるモデルをリリースしてくれたので、私が持ってるコクサイのはそれほど価値が無いんだけど、金属製に限ってはコクサイしかまともなパイソンを出してないゆえ、相当なプレミアがついてるみたいです。あげなきゃ良かった!w



こちらはMGCパイソンの6インチ。たまにシリンダー(弾倉)が回転しすぎる時はあるけど一応マトモに動きます。

どうやらシリンダーとフレームの相性ってのもあるらしく、調子が悪いとき他のMGCパイソンとシリンダーを取り換えるとあら不思議、普通に動くようになっちゃった!ってな場合もあったりするので、複数お持ちの方はお試しあれ。

なんとも個性的な木目がついたグリップは、オークションで入手したハンドメイドの木製グリップ。以前ご紹介したMGCローマン用オリジナル木グリと同じ人(お店?)の手による品物です。



こちらはヘビーウェイト版MGCパイソン6インチ。フロントサイトにレッドランプ、そしてパックマイヤー風のラバーグリップを装着した6インチはドラマ『大捜査線』で杉良太郎さんが愛用されたパイソンと同じ仕様。

テカテカ光ってこそカッコいいパイソンではあるんだけど、6インチにラバーグリップの組み合わせだと艶消しでも意外とイケてます。

ただし作動はいかにもMGCパイソンらしい不安定さで、たまにシリンダーが引っ掛かって回んない時があります。それで普通なんですw



こちらはコクサイ「ニューコンセプト・モデルガン」シリーズのパイソン3インチ・スタンダード(ABS)モデル。なぜか巷では3インチだけ「コンバット・パイソン」と呼ばれてます。

これは当たりを引いたみたいで、さっきの4インチより快調に作動してくれます。大いに気に入ったので、フロントサイトをコクサイの金属製スマイソンに標準装備されてたレッドランプ付きのと交換、グリップもパックマイヤーの実銃用ラバーグリップと交換してあります。

実はこのコンバット・パイソン、幻の(?)新婚旅行先で買った想い出の品だったりしますw 湯布院へ行く途中、お嫁さんの親戚宅がある福岡に立ち寄り、そのついでに元MGCの直営店だったガンショップを訪ねて記念に購入したワケだけど、それが後に離婚する原因の1つになりましたw

「そういう趣味も私はぜんぶ受け入れるから」なんていう言葉を真に受けた私がおバカさんでしたw 女って、そういう嘘を平気でつくんですよね! いや、あの時は本当にそう思ってたのかも知れないけど、あの時はあの時なんです。女ってヤツはよお!w



コクサイのモデルガンがニューコンセプト・シリーズになって大きく進化したのは、カートリッジ(弾丸)の長さ。それ以前は本物よりかなり短かったのが、発火システムの改良に伴いリアルサイズに変更されました。シリンダー前面に埋め込まれるインサートも他社製より小さくて、弾頭がよく見えるようになってます。リアルだしカッコいい!



MGCパイソンの2.5インチ。ドラマ『もっとあぶない刑事』で柴田恭兵さん愛用のパイソンに着いてた、サービスサイズの木グリが'90年代になって商品化され、それを着けてます。

4インチも6インチもそれぞれカッコいいんだけど、刑事ドラマの影響でガンマニアになった私としては、いちばん警察拳銃らしいスナブノーズ(銃身の短いヤツ)が一番好きだったりします。

これもたまにシリンダーが引っ掛かって回んない持病があるんだけど、左に90度傾けてハンマーを起こすとなぜか治っちゃうという事実を、ついこないだ発見しましたw そういう一筋縄じゃいかない感じがまた、MGCパイソンの不思議な魅力になってるんでしょうね。



こちらはコクサイ「ニューコンセプト・シリーズ」のヘビーウェイト・パイソン2.5インチ。木製グリップは大阪のガンショップで売られてたカスタム品です。

これがコクサイパイソン初のニューコンセプト版であり、私が所有した初めての「ちゃんと動いて簡単に壊れない」パイソンだったりします。本来なら当たり前のことがこんなに有難く感じられたのも初めてですw

MGCのザラザラ・ヘビーウェイトと違って若干のツヤがあり、この時点じゃ最高のパイソンだったと思います。



コクサイ製ABSパイソン2.5インチのシルバーモデル。ラバーグリップはコクサイのオリジナル品です。

順序が逆になってますが、ニューコンセプト・シリーズが立ち上がる前に発売されたモデルなのでカートリッジが短く、パーツもまだ脆弱ですぐ(例によって例のごとく)ハンマーが起こせなくなりましたw



ところがどっこい! 色々いじってる内に、シリンダーを固定する「ラッチ・ピン」っていうパーツを取り除いてやると、ちゃんとハンマーが起きてシリンダーも普通に回ることを、これまた最近になって発見しました。

画像の赤い矢印で示した部分で、上のシルバーモデル(コクサイ製)がピンを取り除いた状態、下のブルーモデル(タナカ製)が正常な状態です。

ピンが無くても意外とシリンダーがユルユルになったりせず、まぁさすがに発火は不安定になるかも知れないけど、シングルアクションでカチャカチャ動かして遊ぶだけ(私はもっぱらソレ)なら全然問題なく出来るので、動かないパイソンをお持ちの方はお試しあれ。

この方法は同じようなメカニズムで同じ故障をよく起こす、COLTデテクティブ・スペシャルのトイガンにも応用できます。



そして、そんな「パイソン病」とも言える「あって当たり前の」故障とようやくオサラバさせてくれそうな、最新技術によって生まれたパイソンがこれ。タナカ・ワークス社がリリースした「Rモデル」と呼ばれるCOLTパイソンABSモデル、2.5インチのスチール・フィニッシュ版です。

コクサイのNEWパイソンを遥かに凌ぐリアルな外観とメカニズムで、もちろん作動も完璧! 買って1年くらい経つけど故障の兆候は一切なく、メッキも美しくてこれぞまさに真の決定版! ……なんだけど……

ミリポリの記事にも書いたように、私がよくいじるのは最新版じゃなく、一番古くて曲者のMGCパイソンだったりするんですよね。長年の愛着と手作りの温かみが、パーフェクトな最新作よりも勝っちゃう。不思議なもんです。

刑事ドラマで実際に使われてたのがMGCのモデルガンだから、っていうのも大きいでしょうね。私にとっては、実銃よりそっちこそがホンモノなんです。



最後にご紹介するのは、東京マルイ社が2~3年前にリリースした、エア・コッキング銃のCOLTパイソン・PPCカスタム4インチ。フロンガスを使わずにBB弾を飛ばして遊ぶオモチャです。

『西部警察』シリーズで鳩村刑事(舘ひろし)が愛用したパイソンPPCカスタムを再現したモデルで、ほぼオール・プラスチック(対象年令10歳以上)ゆえ重量感もリアリティーも無いんだけど、安値で鳩村気分が味わえちゃう夢の逸品ですw


 

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