ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『さすらい刑事旅情編 IV』#08

2023-01-04 15:44:04 | 刑事ドラマ'90年代

1988年10月から’95年3月まで全7シリーズが放映された、テレビ朝日&東映の制作による水曜夜9時枠の刑事ドラマ、そのシーズン4。

サプライズヒットした『はぐれ刑事純情派』のヒューマニズム路線を引き継ぎつつ「鉄道警察隊」を主役にすることで地方ロケをふんだんに盛り込み、JRの人気車輌を登場させて旅行ファンや鉄道マニアも喜ばせ、『はぐれ刑事〜』と半年交代で放映される人気シリーズとなりました。

刑事ドラマは走って殴って撃ってナンボと思ってた私(今もだけど)は当時やっぱり見向きもせず、ちゃんと観たのは今回が初めて。東映チャンネル様々です。

藤田まことさんの魅力が炸裂する『はぐれ刑事〜』に比べるとすこぶる物足りないけど、旅行には行きたくなりましたw 家族旅行と修学旅行とナンチャッテ新婚旅行、あとは仕事でしか遠出したこと無いもんで、めでたくプータローになった暁には一人旅でもしてみようかな、なんて今思ってます。

さて、JR東京駅・丸の内駅舎にある設定の警視庁鉄道警察隊「東京丸の内分駐所」の捜査班。その’91年当時のメンバーは、班長の高杉警部(宇津井 健)と……



実質的リーダーの香取警部補(三浦洋一)、紅一点の風見警部補(河合奈保子)、若手イケメン枠の桜田刑事(植草克秀)、中堅の河本刑事(なぎら健壱)に「山さん」こと山崎刑事(蟹江敬三)。



↑さらに、JRの車内販売員として働く香取警部補の妹=恵里(相川恵里)。



↑そして駅舎内の旅行センターで働く高杉警部の娘=幸子(渡辺美奈代)。2人とも事件に絡みやすい絶妙なポジションにいますw

’91年12月4日に放映された第8話は、まさにその設定が存分に活かされ、2人が大活躍。しかもネタが温泉旅館を舞台にした女子大生グループの湯けむり連続殺人事件! なので取り上げましたw



上野と札幌を結ぶ寝台特急「北斗星5号」に乗って、女子大生4人が函館旅行。



恵里はその列車内で、幸子は旅行センターで女子大生たちと絡んだ上、たまたま2人で旅行に行った先が函館で、泊まった旅館も彼女らと同じだった!



しかも最初に殺された女子大生を2人が発見しちゃうという、なかなかに強引な展開。だけど可愛けりゃ何でもいいんですw



で、列車内で起きた事件でもないのに、香取と桜田がはるばる函館まで駆けつけ、捜査の主導権を握りますw



いかにも怪しいオールバック男(遠藤憲一)が女子大生たちに付きまとい、いかにも怪しい動きを見せてリーゼント男に捕まるけど、実は私立探偵だったというオチがつきます。エンケンさんも若い!



2人目の犠牲者が出て、残った女子大生たち(吉野真弓、木之原賀子)に「替え玉受験」の疑惑が浮上し、事件の真相が明らかになって行きますが、そのへんは正直どーでもいい。

真犯人役の木之原賀子さんは、石原プロの『代表取締役刑事』でレギュラーの南条刑事役を終えた直後のご出演と思われます。

しかし今回の主役は女子大生でもなければ、ボインぼよよ〜ん!な風見刑事でもなく、幸子と恵里。なぜならお二人とも素晴らしいヌードグラビアを残されてるからです!



渡辺美奈代さんは集団アイドルグループのパイオニア「おニャン子クラブ」でも特に高い人気を集めたメンバーの1人。バラエティー番組でも活躍され、志村けんさんと息の合ったコントを数々披露して下さいました。刑事ドラマは他に『刑事貴族』第1シリーズ第17話にゲスト出演されてます。



そして相川恵里さんもアイドル歌手のご出身。だけど女優さんのイメージの方が強く、特に全7シーズンを完走されたこの『さすらい刑事旅情編』は間違いなく代表作と言えましょう。刑事ドラマは他に『はだかの刑事』第29話にゲスト出演されてます。

美奈代さんも恵里さんも、乳首やアンダーヘアは最後まで死守しつつ、素晴らしいお尻を惜しげなく披露して下さいました。なんてこった! ありがとう!


 

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『はぐれ刑事純情派』11ー#13

2023-01-03 16:44:09 | 刑事ドラマ'90年代

10年続いた『特捜最前線』がついに終了し、時代の波に合わせる意図で制作された後番組『大都会25時』そして『ベイシティ刑事』は視聴率に恵まれず、ならば刑事ドラマの原点に還ってみようってことで、テレビ朝日&東映が1988年4月に放ったのが藤田まこと主演の『はぐれ刑事純情派』でした。

「刑事にも人情がある。犯人にも事情がある。」がキャッチコピーのヒューマニズム路線で、当時『リーサル・ウェポン』とかに夢中だった私は見向きもしなかったけど、これが実に2009年12月まで続く大人気番組となりました。

今あらためて観ると藤田さん扮する山手中央署の「やっさん(安さん)」こと安浦吉之助刑事のキャラクターがすこぶる魅力的で、時代に関係なく良いものはちゃんと受け入れられるんだ!っていう、一筋の光を感じたりします。

数年前までは地上波で途切れなく再放送されてたけど、最近はその座を『相棒』と『科捜研の女』に奪われ、CSの有料チャンネルでしか観られなくなっちゃいました。

『ベイシティ刑事』目当てで契約した東映チャンネルだけど、お陰でやっさんとも再会することが出来ました。



今回観たのは全17シリーズ・全444話の内、1998年6月24日に放映された第11シリーズの第13話。すでにフイルムからVTR撮影に切り替わってます。

この時期の若手イケメン枠=山岡刑事に扮したのはTOKIOの城島茂くん。若い!



おなじみの里見刑事(ぼんちおさむ)も健在、そして横溝署長(梅宮辰夫)に川辺課長(島田順司)が不動のレギュラー。



「ハルちゃん」こと田崎晴子(岡本 麗)は第8シリーズで他署へ異動するも、前シリーズから山手中央署にリターンしてます。

今回はその晴子さんが大活躍。キャミソールみたいな薄着の流行に伴い、痴漢被害が急増とのことで夜間パトロールに廻ってたら、まさに薄着姿の女性=アキコ(藤吉久美子)が男に襲われてる現場に出くわし、犯人を緊急確保。

ところが証人となるべきアキコが姿をくらませ、やむなく釈放した犯人=杉浦が翌日殺されてしまう。

ちゃんと逮捕してたら、杉浦は殺されずに済んだかも知れない。責任を感じた晴子は必死にアキコを探し、事件の意外な真相を知ることになります。



3年前、夜の公園で同じように杉浦に襲われたアキコが、反撃して彼を階段から突き落とし、腹いせに財布から現金を盗んだのが事の発端。それをネタにユスられ続けたアキコが、また懲りずに襲って来た杉浦をついに殺しちゃったという顛末。

本来、アキコはファッションに無頓着だったのに、婚約者をオシャレな親友に略奪され、それがキッカケで流行を追うようになり、薄着で街を出歩いたのが悲劇に繋がったという皮肉。



自首するつもりだったけど、刑務所から出たときに自分が何歳になってるか、それを考えると出来なかったと言うアキコに、やっさんが言います。

「人間の魅力っていうのはね、若さだけじゃないんですよ。いつも流行の服を着ていたい、なにか新しいことを始めてみたい……いつも、誰か好きな人がいて欲しい。そう考えてる人はね、生涯、青春なんだ」



そんな言葉に触発された晴子さんが、急に薄着ファッションになってデートに誘って来るもんだから、慌てふためくやっさん。岡本麗さんに失礼ですw

TVドラマは時代を写す鏡。当時、実際に若い女性の薄着ファッションが話題になってたんでしょう。愛娘2人(小川範子、松岡由美)が薄着で街をぶらついてる夢を見て、やっさんがうなされる場面もありましたw



こんなの全然薄着に入らないと私は思うけどw

やっぱり女性は和服が一番だよ!と言うやっさんに、バー「さくら」のママ(眞野あずさ)が頬を赤らめる場面も。相変わらずモテモテですなあ!



けど、それが嫌味にならないのが藤田まことさんの強味だと思います。

ゲストの藤吉久美子さんは劇団☆新感線ご出身で、NHKの朝ドラ『よーいドン』でいきなり主役デビュー、太川陽介さんと結婚後も現在に至るまでドラマやバラエティー番組でご活躍。

『はぐれ刑事純情派』は今回で3度目のゲスト出演。落としたコンタクトレンズを晴子さんと一緒に探すシーンで、隠れ巨乳をチラっと垣間見せて下さったのが、唯一のセクシーショットですw


 

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『刑事貴族3』#21

2022-10-27 08:38:44 | 刑事ドラマ'90年代

さすがに30年前まで遡ると、若すぎて気持ち悪いですよね。特に寺脇さんは何と言うか、マネキンみたいでホント気持ち悪いw

1992年の11月に放映された『刑事貴族3』の第21話ですが、『相棒』コンビの原点を振り返る為だけのレビューなので、ストーリーはさらっと流します。



かつて窃盗容疑で本城(水谷 豊)に逮捕され、改心して更生を誓ったはずの青年=辰男(吉田友紀)が拳銃強盗をやらかします。

気弱な辰男がホンモノの拳銃を振り回すとは信じられない本城だけど、調べてみると銃はどうやら盗んだクルマから偶然見つけた物であり、チョメチョメ・パートナーの理絵(市川翔子)にそそのかされて強盗に及んだらしい。



理絵役の市川翔子さんは石原プロの『代表取締役刑事』(’90) で射撃の名手=五十嵐刑事を演じられた清純派の女優さん。今回はアバズレ役にチャレンジされてるけど、煙草を吸っても明らかにふかしてるだけで、可愛いですw

で、その拳銃=当時大流行だった「中国製トカレフ」は半年前の殺人事件で使われた凶器であることも判明。辰男はそのトカレフの持ち主すなわち殺人事件の犯人(秋間 登)から命を狙われる羽目になり、本城&藤村(寺脇康文)の自称「代官署最強コンビ」がその行方を追うというお話。



盗んだクルマから見つけた拳銃で強盗を働くようなクズが、誰に殺されようが自業自得だからちっともハラハラしないんだけど、当時の刑事ドラマにはなぜか、このテの話がやたら多かったです。

どうも当時の創り手たち=私より上の世代が「無軌道に突っ走るワル」に対して憧れや共感を抱いてたフシがあり、そこに平和な時代に生まれ育った我々世代とのギャップがあるような気がします。

いや、向こう見ずな猛者には私だって憧れるけど、やってることが泥棒じゃただのクズです。だから「ほっときゃええやん」としか思えず、辰男のために走り回る「最強コンビ」も滑稽にしか見えません。



ストーリーはちょっとアレでしたが、しかし、水谷さんと寺脇さんの息ぴったりなコンビネーション、その軽妙洒脱な掛け合いは、それだけで我々を惹きつける面白さが確かにあり、後に水谷さんが寺脇さんとの再共演を熱望されて『相棒』が生まれた経緯にも納得できます。



↑田中実さんが戦時中を舞台にした作品と掛け持ち出演ってことで坊主頭になった原田刑事と、第18話から新加入した緒方刑事(前田耕陽)の、キャラ的に噛み合わない若手コンビ。



↑同じく第18話から新加入、というか前作『刑事貴族2』の途中で栄転した本庁から出戻りの青木刑事(高樹沙耶=益戸育江)と、末っ子キャラの吉本刑事(彦摩呂)。演じるお二人はそれぞれ、後に「変わり果てた」お姿を我々に披露することになります。



↑ボスの宮本課長(松方弘樹)とベテランの武田刑事(地井武男)。演じるお二人は帰らぬ人となりました。



↑そして当時アイドルまっしぐらの中山忍さんが演じる内勤婦警、しのぶちゃん。宮本課長の姪っ子という設定でした。

なお、前作からのメンバー2人、村木刑事(宍戸 開)と芝刑事(鳥越マリ)は、それぞれ転勤と退職って形で第17話にて姿を消してます。



ところで、後に『相棒』で再会するのは水谷さん&寺脇さんだけでなく、高樹沙耶さんもなんですよね。小料理屋「花の里」の初代女将にして杉下右京(水谷さん)の元妻=宮部たまき役でSeason10までレギュラー出演されてました。



柴田恭兵さんの相手役でヌードも披露された映画『チ・ン・ピ・ラ』(’84) や『沙耶のいる透視図』(’86)、そして『太陽にほえろ!』の後番組『ジャングル』(’87) では磯崎刑事(山口翔太)のチョメチョメ・パートナー役でセミレギュラー出演される等、我々にとって親しみある女優さんでした。

ところが『相棒』出演中に本名「益戸育江」に改名され、沖縄に移住して政治活動を始められてから、ちょっと何だか近寄りがたい感じに。生き方は人それぞれ自由ですから、我々がとやかく言えるもんじゃないけれど、女優「高樹沙耶」のイメージにはもうちょい頓着して頂きたかったかなぁ……



本名を名乗られるようになって以降の益戸さんは、もはや別人。我々はあくまで「高樹沙耶」さんの艶っぽいお姿だけを記憶に刻みたいところです。


 

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『警部補・古畑任三郎』#01

2022-06-06 22:10:02 | 刑事ドラマ'90年代

'80年代アイドル特集のトリは、中森明菜さん。ついに真打ち! やっとここまで来た!

そもそも、この特集を始めた理由が『古畑任三郎』シリーズのDVDマガジン第1巻を買ったからなんです。

けど、このブログで今それをレビューするのは唐突な気がしたもんで、『太陽にほえろ!』や『西部警察』からの自然な流れを作りたかったワケです。4〜5本で終わらせるつもりが、気がつきゃ全部で18本w

結果的に、ちょうど刑事ドラマが……というよりテレビ番組が大きく変わっていく過渡期を、あらためて俯瞰し考察する機会になって良かったんじゃないかと、自分では思ってます。



『警部補・古畑任三郎』は1994年の4月から6月まで、フジテレビ系列の水曜夜9時枠で全12話が放映された、三谷幸喜さんの脚本によるミステリードラマ。連ドラシリーズ3つとスペシャル8本のほか、スピンオフドラマも生まれた大ヒット番組の1stシーズンです。(2nd以降はタイトルから「警部補」が抜けて『古畑任三郎』になりました)

刑事がひたすら謎解きするだけの番組を忌み嫌う私だけど、やっぱりこれだけは別格。いつ何度観てもメチャクチャ面白いし、そのたび三谷幸喜さんと田村正和さんの凄さを再認識させられちゃう。そもそも原典である『刑事コロンボ』も大好きなんです。



’94年4月13日に放映された記念すべき第1話『死者からの伝言』(演出=星 護) は、三谷幸喜さんが以前からファンだった中森明菜さんへの「応援歌」のつもりで脚本を書かれたそうです。

それを踏まえた上で観直すと、これって、あの天下の「ジャニーズ事務所」に対する三谷さんからの挑戦状というか、告発状であり断罪通告じゃないの?って、私は思っちゃいました。

直接には言えない書けない、あのスキャンダルに対する抗議であり、あの事務所のトップになぜか居座り続ける(最近やっと退所したらしいけど)、あのギンギラギンに薄っぺらい「愚か者」に対する復讐代行ですよ、これは!



明菜さんが演じられた「小石川ちなみ」は人気コミック作家で、もちろんシリーズ最初の殺人犯。殺した相手は連載コミックの担当編集者(池田成志)で、まだピュアだった彼女に職権を利用して手を出し、さんざん弄んだプレイボーイ。そいつにとっては遊びでも、彼女は真剣だからこそ許せなかったワケです。

金庫室に閉じ込めて窒息死させる手口や、被害者があえて「何も書かない」ことで犯人の正体を示すダイイングメッセージ等、斬新なネタをこれでもかと盛り込んだストーリーはもちろん面白いけど、観たあとに切なくも温かい余韻が残るのは、やっぱり三谷さんの熱烈な「明菜愛」が全編から溢れ出てるからでしょう。

なにせ鬼刑事=古畑任三郎(田村正和)の、ちなみに対する眼差しがやけに優しいんですよね!

以下、古畑が全ての謎を解いて犯人を言い当てた、その直後の彼女との会話です。



「どうしてこんな事になっちゃったのかしら……ハッピーエンドの話ばかり描いてるのに、私の人生はなんだ?って感じ」

「…………」

「でも、誤解しないで下さいね、古畑さん。私、後悔なんかしてませんから。私が悔しいのは、殺してしまったことじゃなくて……出逢ったこと」

「…………」

「あんな男のために、どうして……私の人生を棒に振らなきゃいけないのかなって」



「おいくつですか?」

「……28です」

「まだまだじゃないですか。第1巻が終わったところですよ、カリマンタンで言えば」

「…………」

カリマンタンっていうのは、ちなみが描いた少女コミックの代表作『カリマンタンの城』のことです。

「ハッピーエンドは、最後の最後にとっておけばいいんです」

「…………」

「あなたは、いい奥さんになれますよ。保証します」



さらに古畑は、別室で独りで泣きたいって言うちなみの要望を聞き入れ、彼女の愛犬に「ついててあげて下さい」って、付き添いの依頼までしちゃう!

基本的に女性には優しかったけど、殺人犯に対してここまで……いや、独りにすれば逃亡や自殺の可能性だってあるんだから、優しいを通り越して「甘い」ですよね。

これはもう、スキャンダルを乗り越えてどうか頑張って欲しい、あんなギンギラギン野郎のことなんか早く忘れて幸せになって欲しいっていう、三谷さんから明菜さんへの熱すぎるラブレターとしか思えません。

その後のエピソードでも小早川ちなみの近況(どんどん幸せになっていく!)が劇中でさりげなく語られたりして、彼女は「シリーズ全体のヒロイン」と言われてるほど。

だからこそ三谷脚本は面白いんだと思います。ごく個人的な想いを巧みにバレないよう(バレてるけどw)エンターテイメントに盛り込んでくる。このブログで私がよく書く「魂がこもってる」ってヤツです。

まあ、ジャニーズへの挑戦状ってのは拡大解釈かも知れないけど、少なくとも明菜さんご自身が経験された、あの大スキャンダルを匂わせてるのは間違いないと思います。小早川ちなみのように立ち直って、どうか幸せになって下さいっていうメッセージ。

2010年に芸能活動を無期限休止され、そのあと何度か復帰されたものの、ここ数年は音沙汰なし。もちろん、メディアに出ることや結婚することが幸せとは限りませんから、なにか違った形で本当の幸せを見つけておられることを、三谷さんほどじゃないけど祈るばかりです。


 

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『刑事貴族3』#10

2022-05-23 15:38:45 | 刑事ドラマ'90年代

’80年代アイドル特集第17弾は、中山忍さん。すでにスターだった姉=中山美穂さんを空港へ見送りに行ったときに事務所スタッフの眼にとまり、ドラマ『オトコだろッ!』で女優デビューされたのが'88年。

アイドル歌手としても活動されたけど美穂さんほどは注目されず、平成『ゴジラ』シリーズと平成『ガメラ』シリーズの両方でヒロインを演じるなど女優としてのキャリアを着実に積み上げ、いまや美穂さんより息長く活躍されてるのが、デビュー時から拝見してる我々世代としては感慨深いです。

しかしこの『刑事貴族3』に出られてた頃は、言っちゃ悪いがとっても素人臭く、姉の七光りみたいに言われたのも仕方がないと正直思います。それで相当悩まれたそうだけど、よく乗り越えて来られました。まさに継続は力なり!

刑事ドラマは『はみだし刑事情熱系』シリーズにも’98年のPART3から山口さくら刑事役でご登場、翌年のPART4までレギュラー出演。ゲストとしては『科捜研の女』や『おみやさん』『ハンチョウ』『遺留捜査』『相棒』『ダブルス』『警視庁・捜査一課長』等々、2時間サスペンスも含めるとキリが無いほど出演されてます。すごい! ハズキルーペ!

『刑事貴族3』は1992年の4月から12月まで、日本テレビ系列の金曜夜8時枠で全26話が放映された、日テレ&東宝制作による『太陽にほえろ!』の伝統を受け継いだ刑事アクションドラマ。

舘ひろしの個性を活かしたハードボイルドタッチの第1シリーズを郷ひろみが引き継ぎ、第2シリーズ以降は水谷豊が主演を務めることによりコメディータッチへとシフト。若手メンバーを中心とした小劇団チックな独自の世界観が構築されました。


新宿界隈が所轄の代官警察署刑事課に勤務する、主人公の本城刑事(水谷 豊)と、その「相棒」となる機会が多い藤村刑事(寺脇康文)。息が合いすぎるし、顔と顔の距離も近くて気持ち悪いですw


原田刑事(田中 実)、村木刑事(宍戸 開)、吉本刑事(彦摩呂)の若手トリオ。みんな本城のノリに引っ張られて、特に彦摩呂くんはまるで水谷さんのモノマネをしてるみたいだし、細くて気持ち悪いですw


女性刑事の芝夏美(鳥越マリ)と、内勤員の田辺しのぶ(中山 忍)。この番組で唯一、気持ち悪くないコンビ。


そしてベテランのタケさんこと武田刑事(地井武男)と、ボスの宮本課長(松方弘樹)。松方さんの粘っこい芝居が気持ち悪いですw

とは言えやっぱり、地に足の着いたベテラン勢の芝居を見るとホッとします。

昨今の若手俳優は皆やけに上手い(それはそれで気持ち悪い)けど、当時はまだ年相応に未完成。ひとりの新人を皆で育てる構図なら良いんだけど、未熟者どうしで軽妙な掛け合いを(ウケてると思って)してる様を観ると、私はどうにも落ち着かない。それが気持ち悪さに繋がって来るんですよね。

今回のエピソードは特に、ゲスト側も若手ばかりなもんで気持ち悪さ倍増。それでも当時としてはまだ上手い人たちが選ばれてるから、マシと言えばマシなんだけど……



☆第10話『若者たち』(1992.7.3.OA/脚本=大川俊道/監督=原 隆仁)

サラリーマンがカラオケBOXの駐車場で射殺され、本城たちはそれを通報して来た若い女=美香(関口めぐみ)を探すんだけど、なかなか足取りが掴めない。

で、事務仕事に退屈したしのぶがギャルに変装し、美香とチョメチョメな仲らしいツッパリ青年=陽平(山口祥行)に接近します。

ところが自分がデートに誘われそうになり、警察手帳を見せてこの一言。

「婦警ナンパすんなよな」

ザッツ’80年代! いや、もう’90年代に入ってるんだけど、アイドルにこういうセリフを言わせたがるのは’80年代の名残り。気持ち悪いですw すぐに身分を明かすなら変装する必然性もなく、単にこのセリフを忍さんに言わせたかっただけですよねw

で、なんとか美香を見つけるまでは良かったけど、目の前で彼女が若いチンピラ2人組(日野弘基&小沢一義)に撃たれ、しのぶ大ショック! 内勤員ゆえ初めての経験です。



残念ながら美香は助かりませんでした。撃った2人組はサラリーマン殺しの犯人で、口封じに彼女も消したワケです。

「最近の若いヤツは……人の命を何だと思ってるんだ!」

憤るタケさんに、若手の原田が言います。

「俺たちにだって解りませんよ、ああいう連中は」

そりゃそうですよね。私もツッパってる連中の気持ちは若い頃から全然解らなかったし、解りたくもなかった。世の中を舐め、大人たちに甘えてるだけにしか見えなかったし、実際そうなんでしょう。



「ここで好きなだけ泣けばいい。その代わり、みんなの前で泣き顔見せるんじゃない。いいな?」

可愛い部下であり、姪っ子でもあるしのぶを慰め、激励する宮本課長が相変わらず粘っこく、気持ち悪いですw



2人組の行方を追い、若い連中から情報を集める刑事たち。

「意外とマトモなんだよな、1人1人は。どうして集まると悪い事するのかな」

甘っちょろいことを抜かす原田に、夏美がビシッと真実を突きつけます。

「要するに1人じゃ何も出来ないって事でしょ? 臆病者なのよ。大人がね、つらい事や苦しい事に立ち向かう強さを教えなかったからよ」

その通り! どうせ悪さするなら1人でやれ! 自分で責任を取れ! それが出来ないのはやっぱり、甘やかされたり放ったらかしにされて育ったからでしょう。

今回の犯人たちも、いかつい風貌しながら四六時中べったり一緒で、ほんと気持ち悪い。わたしゃこういう人種が一番嫌いです。是非ともぶっ殺して欲しい!



残念ながら殺しはしなかったけど、しっかりクソ野郎の足に弾丸をぶち込んでくれました。撃ったのは本城と、細すぎて誰だか判んない吉本=彦摩呂くんです。

途中、藤村や村木もチンピラをボコボコにしてたし、ホント素晴らしい時代でした。そういった実に正しい描写も、やがてフィルム撮りのアクションドラマが絶滅するのと同時に見られなくなっちゃいます。この『刑事貴族3』の後番組『はだかの刑事』あたりが最後じゃないですか?



ラストはしのぶがツッパリの陽平から「ドライブに誘われちゃった」との事で、親代わりの宮本課長が粘っこくハラハラして見せてジ・エンド。

無軌道な若者の暴走とか、遊び感覚の犯罪はずっと以前から描かれてますから、特に時代を反映してる感じも無く、ほんと中山忍さんのコスプレだけが見どころの回と言わざるを得ません。

それがアイドルって存在なんですよね、きっと。小難しいことさせても仕方がないんです。少なくとも当時は。

そう考えると、本当の意味でのアイドルも、アクションドラマと一緒に絶滅しちゃったのかも知れません。今どき、こんな内容じゃ番組が成立しないでしょうから。


 

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