ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

初冬のメタセコイア

2010-12-09 08:53:55 | 四季の風景
     

おはようございま~す。 12月も中旬近くになり
県南でも朝晩は冷え込みが厳しく寒くなりました。
紅葉はすっかり終わってしまったと思っていたのに
通りすがりに見えた県総合グラウンド外周の木々には
残り少ない紅葉がまだまだ綺麗でした~~
ちょっと時間があったので車を止め
野球場南外周からグラウンドクラブハウス辺りをプラ~と散策してみました。

メタセコイアもモミジバフウも名残惜しそうに鮮やかな葉をまだ残していた。
ほんの少しの散策で、沢山の小鳥(冬鳥)達を見かけました。
近づくと逃げられ、コンデジでは限界がありで、撮れなくて残念!!

もう紅葉シリーズは終わりました~なんて、言ったけれど
撮れた写真はあまりにも素敵だったので
今日は「初冬の紅葉~県総合グラウンド~」編にしました。




野球場南外周辺りのメタセコイアの並木
ずいぶん葉を落としていましたが
いい雰囲気の並木道になっていました。

               


メタセコイア(学名:Metasequoia glyptostroboides)は
スギ科メタセコイア属の針葉樹。
和名をアケボノスギ(曙杉)、イチイヒノキといいます。

快晴の冬晴れのお天気は
紅葉の鮮やかさを いっそう引き立ててくれてます。



葉はモミやネズに似て線のように細長く
秋に赤茶色に紅葉した後、落葉します。
樹高は、生長すると高さ25~30mにもなるんですよ。




この木の名前は、1939年に日本で常緑種のセコイアに似た
落葉種の植物遺体(化石の一種)が発見され
発見者の三木茂博士により『メタセコイア』と命名され、絶滅種となりました。
1945年に現在の湖北省利川市の「水杉(スイサ)」が同種とされ
現存することから、「生きている化石」とも呼ばれます。




メタセコイアの大量な落ち葉










水路を挟んで左のモミジバフウと右のメタセコイア
柔らかくて素敵な色合いでしょ~














モミジバフウとメタセコイアのコラボ
ロマンチックでいい感じ!
一人で歩くのは つまんない感じだったわ~









カサカサと心地よい響きの大きな落ち葉
誰にも踏まれていない キレイなまま。。。





見上げると、スズカケノキ
プラタナスと呼ばれ、世界中の並木に植えられていますね。
ふと シューベルツの歌を思い出しました~♪




研修や会議に使用できる総合グラウンドクラブの建物

1910年(明治43年)建築の旧日本陸軍の偕行社を
岡大キャンパスからここへ移築しています。
岡大キャンパスやこの総合グラウンドのこの辺りは
元々は旧陸軍第17師団の練兵場だった所よと、
地元で生まれ育った母がよく言っていました。

偕行社とは、明治10年に陸軍将校の集会所・社交場(将校クラブ)
一種の迎賓館として、各地の師団司令部所在地に設立されたそう。
戦災を免れた日本全国各地の偕行社の建物は
アメリカ軍の軍人クラブなどを経て多数が現存しており
貴重な近代建築物として保存されています。




野球場東、総合グラウンドクラブハウス後ろの池





池の水面に何組かのマガモのペアがいました。





近づくと飛んで逃げられるので、遠くからそ~っと
でも これが限界よ。










池の中島にも何羽かいますよ~





安全な所なのかしら~ お昼寝のようですね。











真っ赤なモミジ
まだ 落ち葉にならずに残っていたのね。










ボート池の向こうの木立は、国指定史跡の津島遺跡。
津島遺跡は、縄文時代後期から近代にいたる複合遺跡で
長い時代にわたる人々の生活の痕跡を示す重要な遺跡。





          
岡山県総合グラウンド は、 旧日本陸軍練兵場跡に整備され、
広さ35haの敷地には陸上競技場、野球場や体育館などの各種運動施設があります。





 今日の一枚



エアコンの温風が心地いいのか
わざわざ狭い所で寛いでいるジジちゃん。


                              

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