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エゾノコリンゴの葉。バラ科リンゴ属。
葉は広楕円形~長楕円形でズミの不分裂葉によく似ている。
ズミの成木では殆どが不分裂葉になるケースが多く、両者を見分ける事が大変難しくなる。
それ程似ているズミとエゾノコリンゴとは別種にする必要はないのではないかという議論もでてくるが、芽吹きのときの葉の畳まれ方など、生活環の中で同一視出来ない部分があるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/82/7b355ea59137dc6ca7a223ea06ec7c4a.jpg)
エゾノコリンゴの葉に出来る虫こぶ。
同じバラ科のサクラの仲間などに生じる赤く細長い虫こぶ(フクロフシ、トサカフシ)に似ている。
アブラムシの仲間による虫こぶと考えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/5b/5dda333d6e09a5456305a4ec89e131be.jpg)
エゾノコリンゴの蕾。
「ズミの蕾は赤く、開花すると白くなる。」という説明が良くされる。エゾノコリンゴの蕾については説明されることが少なく、「蕾が赤ければズミ」と勘違いしてしまうこともあるという。しかしエゾノコリンゴの蕾も赤みを帯びるので蕾の色で判別するのはしい。
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