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ツルレイシ(ゴーヤ)の巻きヒゲ。ウリ科ツルレイシ属。
ゴーヤの葉は互生。巻きヒゲは葉のつく同じ節からでて、葉と対生する。
ゴーヤの巻きヒゲは葉が変形したものというから、対生する葉の一方が巻きヒゲ②変化したものと考えられる。(ヤマブドウなどブドウの仲間も同じ。)
花柄は葉腋から出るので、花柄と巻きヒゲも対生しているように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/37/cf5660b04bd7a0dbf57945043df03c6f.jpg)
ゴーヤのつるは巻き方
ゴーヤのつるは巻き方が途中で変わる。巻き方の変わる点を「反旋点」といい、長い巻きヒゲでは1ヶ所に限らない。
この巻き方が変わることで、植物体に力がかかったときに根元などへの負担が小さくなるという。
アサガオの場合は巻きヒゲではなく、茎自体で巻きついていく。
木本でいえば、ツルレイシは「ヤマブドウ型」で、アサガオは「ツルウメモドキ型」である。
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1カ月前の姿。
ゴーヤは熱帯型の植物の中では寒さに強いほうだが、初夏の低温を嫌うので苗は保温シートをかけて育てた。写真はシートをはずしネットを用意してやった状態。
ゴーヤ栽培で収穫量を狙うには摘心が必要とされる。
親づるをそのまま伸ばすのでは子づる、孫づるができず、雌花もつきにくいという。
ただ、摘心にもタイミングがあるようで、いつでもいいという訳にはいかない。
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