井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

前田森林公園の樹木ウォッチング・ヤマナラシ3

2024年06月14日 | 日記

ヤマナラシの葉。(左:ヤマナラシ 右:ドロノキ)。

ヤマナラシの葉は広卵形(スペード形)、楕円形のドロノキとははっきりした違いを見せる。
ヤマナラシの葉柄、左右から押しつぶされた形で扁平になっていて(細く見えている)、僅かな風でも葉が揺れて「さわさわ」と音を 立てるいうので「山鳴らし」の名がついたという。
図鑑には「葉柄基部に蜜腺」とあるが、この葉には腺がみられない。「エゾヤマナラシ」ということになるのだろう。

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